年金制度の改革法案がきょう、衆議院を通過しました。ただ、修正された法案を「毒入りあんこ」などと批判していた自民党の河野前デジタル大臣は採決を欠席しています。 後半国会の焦点の1つ「年金改革法案」。衆議院・厚生労働委員会では、先週審議入りしたばかりのこの法案を採決することに反発の声が上がりました。 日本維新の会 青柳仁士 政調会長 「この委員会ですね、10日間しかやってないわけですよ。ちゃんとした抜本的な議論をおこなうような期間、そしてその場が必要ではないか」 石破総理 「各党において本当に真剣な議論を積み重ねた結果、きょうのこの委員会に結実していると私は思っております」 年金改革法案では、パートなどで働く人が厚生年金に加入しやすくなるよう、いわゆる「年収106万円の壁」の年収要件などが撤廃されるほか、自民・公明と立憲民主党の党首間の合意により、政府提出法案で削除されていた基礎年金の底上げの措置が法案の付則に盛り込まれました。 石破総理 「最終的には99.9%を超える、ほぼ全ての厚生年金受給者の方の給付水準が上昇する」 こう、法案の意義を強調した石破総理ですが、▼底上げに必要な財源の結論が先送りされたほか、▼一部の高齢者の年金が減ることもあり、「議論が拙速」などと立憲を除く野党は反対しました。 また、基礎年金の底上げの財源に厚生年金の積立金の一部が使われることを“毒入りあんこ”などと批判していた自民党の河野前デジタル大臣は衆議院・本会議での採決を欠席しました。 その河野氏は先ほど、JNNの取材に対し… 自民党 河野太郎 前デジタル大臣 「(Q.採決を欠席したと聞いているが)朝食べたあんこがどうも悪かったみたいで、腹痛でちょっとトイレに行ったり来たりということでした。私は、この法案は抜本改革を遅らせるだけだという風に申し上げています」 政府与党と立憲民主党は今の国会で成立させたい考えです。
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最悪。 サラリーマンの払った厚生年金を、国民年金しか払っていない国会議員の審議で盗まれた。 そんなに流用したいなら同じ国民年金グループの議員年金からまずは流用すれば良い。 人の金を盗むな。 年金を取る側の話ばかりで、払う側の目線がない。払う側の立場で話す人が一人もいない。 こんなの国会議員による窃盗だ。
今回の修正案では厚生年金の積立金を基礎年金へ流用だけではなく、遺 族年金の改正も含まれています。 現在は妻が30歳以上だと生涯にわたり受給できます。今回の修正案では、段階的に引き上げられるとはいえ、最終的に「60歳未満の妻は5年間しか受給できない」という内容が盛り込まれています。100年安心と言ってからたったの20年です。そもそもの制度設計と将来予測が誤っていたと認め、根本の制度を見直すべきです。 さらにこの修正案の内容がほとんど報道されていないことに危機感を覚えます。可決後に報道されてもどうしようもありません。
遺族年金制度が改定され、万が一厚生年金加入の配偶者がお亡くなりになり、20代で小さな子供を抱えていた場合は、遺族年金が5年しか支給されないのはあまりにも気の毒。特に歳の差が大きい夫婦の場合は払込保険料も結構な額だと思いますが。 厚生年金よりずっと支払額が安くて払込期間も短く、割引制度がある国民年金加入者の為に誰かが犠牲になるのだなと思った。 氷河世代の救済というが、7〜8割ぐらいは厚生年金加入者ではないのか? 基礎年金をあげたいのは、移民や帰化した人のためだと思うが。外国人のための政府ですね。
厚生年金の資金流用など論外。 そもそも年金を厚くする事自体に反対です。 なぜなら年金制度は賦課方式であるから。 現高齢者(団塊世代)へ追加で配られる資金は現役世代が受給するはずだった資金だ。 人口ピラミッドが逆三角かつ経済成長しない国で老後の生活を年金だけで賄うのは土台無理な話です。資産や貯蓄がなければ老後生涯働くしかないしそうあるべき。でないと子育て世代が子育て出来なくなってしまう。
わかってはいましたが、光の速さで可決されましたね。 減税関連は遅々として進まない中、正に政治家の本性むき出しといったところでしょうか。 サラリーマンは自分たちが汗水垂らして積み立てた厚生年金を個人事業主に横流しされる。 国会議員も議員年金は無傷のまま、厚生年金を貪る結果となりそうな状況ですが、国民はどんな報復に出るべきか。 裏切りものの立憲に対しても含め、次の選挙は1人残らず投票に向かう心づもりでいたい。
民間の保険会社でこんなことしたら、どえらいことになるのに…ますます年金システムが信用できなくなるだけで、納付しようとする気持ちが萎えてしまいます。 行き当たりばったりのいい加減な政策になってしまうなら、厚生年金は積み立てている分を返金して解体し、もう国民年金のみにしたら?
本日の玉木さんのポストを転載。その後可決?もはや?職権使って強行採決したと? 進次郎も眞子さんのニュースもこれの目くらましか? 今回の年金改革法案には、遺族年金の大幅カットも含まれています。 最終的には、夫に先立たれた時に60歳未満の妻は遺族年金を5年間しかもらえなくなります。(今は生涯、4分の3もらえます。) もっと議論が必要です。 自公立の3党は、今日にも衆議院を通過させようとしていますが、あり得ません
あっという間に可決されちゃいましたね。 厚生年金を支払っている人間としては、この裏切りともいえる行為に次回以降の選挙で与党および立憲への投票はなくなりました。 よほどの情弱でない限り、流石にかかわっている党へは票を入れないでしょう。議席が極端に減れば気づくんだろうか。 今回のことを踏まえて、継続して与党および立憲に投票する人は余程のお人好しか、搾取されても何も感じないような人なのかもしれません。
厚生年金払ってる人は政府の財布かな。 これで将来のある時期に、2兆円の財源が足りませんから増税ですよって話するんでしょうけど。保険料の負担額が違うのに、基礎部分の老齢年金は同じにするって無理があるだろうに
自民党公明党立憲、次の選挙は楽しみだね。現役だけでなく、多額の厚生年金を納めてきたリタイア組をも敵に回した。これまで選挙に行かなかった人達も他党への投票を増やすでしょうね。
引用: https://news.yahoo.co.jp/articles/da8e59b34fe29db00644bbbb9c1c5117daea9383
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