自民党の斎藤健元農水相は、1日のフジテレビ「日曜報道 THE PRIME」で、備蓄米の放出をめぐり、小泉進次郎農水相が自民党の部会にはからず決めたことに党内で苦言が出たことについて、「今は緊急事態だ。やむを得ない」と強調した。 自民党の野村哲郎元農水相は31日、鹿児島県鹿屋市の会合での挨拶の中で、小泉氏が備蓄米の放出を自民党の農林部会にはからずに決めたことについて、「自分で決めて、自分で発表してしまう。ルールを覚えてもらわないといけない」などと苦言を呈した。 これについて斎藤氏は、「小泉氏が農林部会長を2年間やっている時に、私は農水副大臣で、農林部会を全部傍聴していた。その時、小泉氏はきちんと党に説明をしながら政策を進めていました」と指摘。 その上で、「ただ今この瞬間は緊急事態で、とにかく早くマーケットを冷やすことが重要だ。党の話を聞かないで進めているかもしれないが、それはそれで、やむを得ないと私は思う」と述べた。 そして斎藤氏は、「今後、しっかり説明していけばいい」と述べた。
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正に斎藤元農水相の発言は的を得ているのではないか。備蓄米を放出しても全く効果も結果も出ずに寧ろ価格は上がり続ける異常事態だった。これを緊急事態と言わずして何と言うのだろうか。 党の農林部会としては独断での小泉大臣の決断と行動が、部会が無視されたことで不愉快極まりないといったところだろうが、緊急事態ではスピード感が最も優先されること。議論している内にまとまらずに、タイミングを逸してしまうものだ。 今回の小泉大臣のスピーディーな決断と実行は従来の自民党らしくないという面でも、刷新感があり非常に期待感も感じられた。今後の農政の展開にも期待したい。当然大きな農政の変革には、当然小泉氏は十分な議論をするでしょう。
野村哲郎元農水相が進次郎氏の行動を「勝手にやっている」とした発言は、今の緊急事態を全く認識していない。この発言もJA幹部などからの苦情があり、それを受けての発言と思われる。 党内でこれだからスピード感のある実効性は、利権と既得権」に絡む議員が多いことから難しいのが分かる。しかし野村氏の発言は老議員の代表的な発言であり、若い者にやらせてみる姿勢すら感じない。高齢者よりは若い者に暖かく見てあげようとする姿勢が必要なのではないでしょうか?
緊急には違いないが、”ここまでの”緊急事態になったのは、農水族の自業自得。坂本元大臣が、昨秋時点で備蓄米放出をしていれば、江藤前大臣が効果的な方法で備蓄米放出をしていれば、落札したJAがスムーズな配荷をしていれば、ここまでの緊急にはならなかった。野村元大臣も、農林部会の一員として責任がある。小泉大臣の足を引っ張っている場合ではない。農林部会として米の高騰を鎮静化させる提言をしっかりしてほしい。
皮肉にも、与党が自ら進めてきた農政含めた経済政策が、コロナ禍~ロシア戦争等の有事や、国内自然災害等の影響があったにせよ、今の日本は平時でありながら、生産調整用の農政の進め方が、緊急事態を招く要因になったことに対して、我々の政策が間違っていたと、反省発言する閣僚、与党議員、官僚がいない事に大きな問題が潜んでいる。小泉氏は、出来る事を一生懸命仕事をしているが、過去の農政抵抗勢力への反骨反発心が仮にあるとしたら、それはいったん置いた方が良い。特に備蓄米古古古米は、家畜飼料の手前のお米で、庶民市場販売するお米ではないご自覚は持たれたほうが良い。
コメの価格の有り方は ”緊急事態”と表面化された事象を捉えた問題ではなく 常態化したコメ農家さんの今までの有り方を いかに儲かるような環境下にどの様に対応するのかを 根底に打ち合わせしないと米離れの事実は 繰り返されるものではないか? ”緊急事態・やむを得ない”で同じ志を共にすべき 政党内でとやかく問題視し合う事は避けて欲しい。
今までと倍以上になった同じ袋の同じ米を卸から買ったスーパは、備蓄米が出回れば元の値段に近い備蓄米を並べないといけない それ以前に、今現在あふれるくらいに4000円台が店頭に並ぶ様子は、もともと米は品薄でも何でもなくて、農家から買い上げる立場の大組織から地元の食協をあたりとグルになって値段のつり上げがあからさまになったものであるとしたら、この辺は国民の声に裁かれないといけない 政府もそれを承知していてのはなしであれば小泉さんも口が裂けても言えまいが、時間が経ってからくりがメディアや識者に暴かれて実はそうだったとなれば、許されざる農政ということになる
周辺諸国で有事が起こり、輸入が出来なくなったわけでも無く、大災害もなく、今年も豊作で、米は十分にあると農水省が報道した平時を緊急事態にしたこと反省して、原因の追究と再発防止をしっかり行うのが健全な国・組織の状態だと思うが、やってることは自作自演のマッチポンプと、根本的な解決策は一切せず、利権構造の延命と選挙対策だけ。このつけは、次の選挙でしっかり払ってもらうことになると思う。
党内に小泉農水相の迅速な対応を理解できる方がいるというのは、少なからず今後の希望になると思います。 こういった緊急時ですので党内のみならず、党を越えて問題解決の為に話し合いや協力があると尚も喜ばしいと思うのですが如何でしょうか。
「自民党の部会にはからず決めたことに党内で苦言が出た」ってあるが、そもそも、反対の人がいるのだろうか?いるなら、その人は政治家を辞めた方が良い。いないならなんの問題もない。 発言から一週間で店頭にコメが並ぶなんて、 米を購入した企業の努力もすごいが、政治家のやる事でこんなに感度良く対応した事がこれまであるだろうか。 おそらく、これでようやく、この値段が下がる。
この様に柔軟に理解出来、進められる人達が、今後の政治を動かすべきなのでしょう。 いつまでも慣例だなどうこうと縛り付ける古い考えの政治家では今の時代についていけないというのが実際のところだと思いますね。
引用: https://news.yahoo.co.jp/articles/e16ea1fa902b1f1b741ce49e11c3f0101418ab2a
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