【AFP＝時事】イスラエルのイスラエル・カッツ国防相は23日、左派政治家ヤイル・ゴラン氏の反戦発言が物議を醸したことを受け、同氏の予備役への召集を禁止し、軍服の着用と軍基地への立ち入りを禁じる方針を明らかにした。 退役軍人で元少将のゴラン氏が今週、ラジオインタビューで「まともな国はいたずらに赤ん坊を殺さない」と発言したのを受け、政府関係者と野党指導者は一致団結してゴラン氏を非難した。 ゴラン氏はその後、個々の兵士ではなく政府の政策を批判したものだと釈明し、パレスチナ自治区ガザ地区での戦争によって、イスラエルが「のけ者国家」にされる可能性があると警告した。 カッツ国防相は23日、ゴラン氏が軍を中傷したとして「（軍に対し）ヤイル・ゴラン氏を予備役に召集しないよう命じ、軍服の着用と軍基地への立ち入りを禁止することを決定した」と発表。 さらに、ゴラン氏の発言は「イスラエルの敵を利する」ものであり、イスラエル兵に対する国際的な訴追につながりかねないと述べ、「ゴラン氏のような人物は公職にあるべきではない」と述べた。 これに対しゴラン氏は、「私が最後に軍服を着たのは（イスラム組織ハマスがイスラエルに越境攻撃を仕掛けた2022年）10月7日、あなた方の政権のひどい保安上の失敗を受け、民間人を救助するために南部へ向かった時だった」「イスラエルとその安全保障のために、引き続き全力を尽くす」と述べた。 ベンヤミン・ネタニヤフ政権を声高に批判するゴラン氏は2016年の演説で、イスラエル社会とファシズムが台頭する1930年代の欧州の類似点を指摘して以来、物議を醸してきたが、2022年10月7日の行動は称賛を浴びた。 日刊紙マーリブが23日に公表した世論調査によると、直ちに解散総選挙が行われた場合、ゴラン氏の政党はわずか7議席しか獲得できない見通しで、1週間前の11議席から減少した。 イスラエルはここ数日、ガザへの攻勢を強めているが、国際社会からは攻勢を弱め、戦争で荒廃したガザへの援助を増やすよう求める圧力が高まっている。【翻訳編集】 AFPBB News
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国防軍元副司令官の批判に対し更迭のような厳しい対応とは、ネタニヤフ政権の独裁化を感じます。 彼の言葉（赤ん坊を殺さない等）は、まともな軍隊なら当然であり、為政者は本来それを熱く支持すべき見解でしょう。それが出来ずに厳しい処分とは、ネタ政権の悪らつさを自ら証明したように思えます。 元副司令官は、この処分をむしろ誇りに思っても良いと思います。いずれ必ず名誉回復の時は来るはずです。
左派かどうかはともかく、発言は正しい。｢まともな国はいたずらに赤ん坊を殺さない｣。イスラエル軍と示唆しても明言はしてない。同様に民間人を無差別にさらって地下壕で人質にするのはテロリストの蛮行だ。また、｢カザは餓えている｣のが全てなら、ヤシディ教徒の奴隷がそこにいるはずもなく、海岸や一部にリゾート風の豪華な建物はあったりはしないはずだ。客観的に冷静に観ることは大事だろう。
イスラエルは危険な状態にあることがよく分かる。右翼左翼の概念が生まれてから長い年月が経っているだろうに、未だにその軸で片付けるのにはやや違和感があるが、いずれにしても左右のどちらかに寄ってしまうと危ないのは確か
アメリカもイスラエルも赤狩りを進めてますね。ハーバード大学の問題も講師陣が左寄りな思想を講義に持ち込んだ事で再三勧告して実行されました。もともとアメリカは左派思想を拒絶している為敗戦国の日本で戦争に進んだ右派では無く中国帰還、ロシア帰還の左派思想を教育された人々を国を挙げて弾劾する政策を取らせました。日本共産党も監視対象でした。社会主義、共産主義の最終目標は地球全部が同じ思想なら平和と考えてます。グローバリズムや開かれた貿易とはその先駆けとトランプやイスラエルは考えているのでしょうね。
「左派政治家」といっても日本人が考える「左派」では無い。 軍の無い日本人は理解できないが元とは言え「軍人が軍人である事」を否定されるのは最大の不名誉。 イスラエル建国迄、3000年間流浪の民としてあらゆる世界で差別され「ベニスの商人」として蔑まれながら生きてきた。 第二次大戦後色々な政治的な思惑から現在の地にやっと「自分の国」を持つ事ができたがそこも「安住の地」にならない。イスラエルのガザでの戦闘行為の結果として起きる民間人への攻撃は決して容認されるものではない。しかし、解決の道は見つからない。報復の循環はある意味今後3000年続くかも知れない。 私達日本人が「こうあるべき」と言える程簡単ならとっくの昔に解決している。米国・イラン・サウジ・エジプト等がイスラエルの「安全」を保障出来れば中東に一時の平和が訪れるかも知れないが其れも絵に描いた餅にすぎない。
最初のハマスによる無差別殺人と誘拐に対する反撃と人質解放作戦まではイスラエルにも大義が有った しかしガザ地区からのパレスチナ追放と完全占拠を目指すと公表した以上非難は免れない 大戦中にドイツにやられた事をパレスチナに行おうとしている
労働党と左派政党が合流したイスラエルの民主党ですが、急進左派の政党になってしまいイスラエル国民の支持は低いです。(´・ω・｀) ＞日刊紙マーリブが23日に公表した世論調査によると、直ちに解散総選挙が行われた場合、ゴラン氏の政党はわずか7議席しか獲得できない見通しで、1週間前の11議席から減少した。
これがイスラエルの現実。パレスチナ民族浄化を完遂するまで虐殺行為はやめない。イスラエルはナチスに端末も深めてきっと学んだんですよ。誰にも邪魔させず、完全勝利で最終的解決を完了させなければならないとね。
「（軍に対し）ヤイル・ゴラン氏を予備役に召集しないよう命じ、軍服の着用と軍基地への立ち入りを禁止することを決定した」 本人も望むところだろう。 赤ん坊を殺さずに済むのだから。 イスラエルにもまともな政治家がいたことは暗闇の中の小さな光明ではある。
左派でなくとも先の見えない（確たる勝利を得られるとは思えない）延々と続く戦争にはうんざりしているのがまともな国民でしょう。 それに加えて何でもそうだけれど、短期間に済ませてしまえば様々な問題行為もさして問題にされず過ぎてしまえるものを、あたかもその残虐行為を自分達の特質故に正当化しろとばかりに続けられたのでは敵（国際社会）だけではなく味方でさえ愛想が尽きかけてしまう。 「“勝てない戦争”で際限無く残虐行為を強要するのはもうやめてくれ！」とこの元将軍閣下は言っているだけで、これ以上続けられたらまともな国民でさえツァハル（イスラエル国防軍）に対してこれまでのようではいられなくなるぞ、と警告している。 あとこの人が間違えたとはとても思えないので記事作成者は注意すべき。 ＞2022→2023
引用: https://news.yahoo.co.jp/articles/ed56a29e9375b9b774a671f046fe2ac22d85801c
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