小泉進次郎農相は23日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に生出演し、価格高騰や流通不足が続いているコメをめぐる「そもそも論」について持論を口にした。 進次郎氏は生出演冒頭で、今後放出する政府備蓄米の価格について、これまでの競争入札から随意契約に放出の手続きを見直すことによって「できれば(5キロ)2000円台で流していけるよう考えている」と明言した。 一方、番組MCのフリーアナウンサー羽鳥慎一に「コメは足りている、足りていないというそもそもの議論がありますが、大臣として今、コメが足りているという認識か、それとも足りていないという認識ですか」と問われると、「コメの基本的なデータも含め、時間がかかりますが、精査しないと真実は、いますぐ分からないと思う」と口にした。 その上で「基本的には、コメの価格はマーケットで需給のバランスで決まる。今、考えていることは、国が持っている備蓄米は需要があれば無制限に出す。そして、一般競争入札で高い値段をつけた者が取るのではなく、今回(の随意契約で)は、こちらで値段は決めさせてもらい、2000円台に棚に並んでいくように、まずは、する」と述べ、備蓄米放出の話題に切り替えて訴えた。 「そのことで、農家のみなさんをいじめているのではない」と理解を求め「コメ離れを防ぐために、この異常な(価格)高騰を1度、食い止めないといけない。それは生産者の方と消費者の方を、ともに理解を得ながら同じ方向を見て新たな農政をつくっていくという思いなので、今回、いろんな議論があるかもしれませんが、まずスピード感をもって備蓄米を流す。それでもなかなか動かないということも含めて考えて、今はそれ以外の選択肢も、農水省で議論をしている」と述べた。
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農林水産省の作物統計見れば、簡単に分かります。 直近3年間は 令和4年 670万トン 5年 661 〃 6年 679 〃 で、需要は700万トンと言われていますので、 明らかに「供給量不足」です。 これが、コメ価格高騰の原因であり、 作況指数がいずれの年も100前後で推移してますので、 この作況指数を見て「例年並みに穫れている」という 錯覚が引き起こされているのが騒動の元になっています。 自公政権による農政の失敗ですね。
JA、米の流通に関しては独占禁止法の対象外なんですよね。 今回はその弊害が一気に出てしまったと思います。 消費者、生産者が納得するよう国は指導すべき案件なので しっかりと対策を講じてもらいたいと思います。 中間業者だけが利を得るようなら構造的に改革をしてもらいたい。
ちゃんと「分からない」と言えるのは、かえって好感を持てる。石破首相あたりなら、「足りてるか足りてないかの捉え方は人それぞれで一概には言えない」とか答えそう。着任から僅かだけど必要な知識もある感じだし、金額水準への言及とか備蓄米への対応とか、かなり具体的に動いていると思う。後任に進次郎氏の名前が出た時は正直半信半疑だったが、当初よりは遥かに期待しています。国民の声を聞く姿勢を保ち続けて頑張っ欲しい。
世界中に安いお米は沢山あるんです。 アメリカ・オーストラリア・カナダ・タイ・ フィリピン・ベトナム… 関税が無ければ5キロ1000円台で店頭に並びます。為替によっては、もっと安い可能性もあります。 しかし…コレ入れると日本の米農家に大きな 打撃となる事は間違いありません。 だからこそ! トランプのような「カマシ」が効果的なんです。 価格がこのまま下がらければ、米輸入関税の 一時的撤廃も視野に入れざるえない…と。 こう、発表するだけでJA等に大きなプレッシャーを与える事が出来る。
2つに問題があり、1993年の米不足ではここまで価格の高騰はなかったと記憶している。むしろ買えなかった。 今回は価格高騰が早くに先行している。何処かで溜め込んで、価格高騰によって美味しい汁を吸っている会社があるのではと。 備蓄米放出で炙り出そうとしたものの効果無しは、頼ったのがJAが失敗だと思う。スーパーや街の米屋に並べられる特例的な処置を考えるべき。これは役人かは出てこないだろうから、エキスパートのアドバイスをもらうべき。
足りているか?足りていないか?で言えば、少なくとも現場的には「足りていない」のでしょう。 足りていれば今のような価格にはならない。 可能性の問題ですが、誰かが(と言っておきます)隠し持っていて価格を釣り上げている、とすればそれを放出させなければならない、ということにもなります。 どちらにしても現場的には足りていないのだから、備蓄米を低価格で大量に放出する、輸入米を「一時的に」大量に入れる、この二択でしょう。 市場原理として、売るものが大量に出回れば自然と値段は下がります。 そうすれば隠し持っている者がいたとしても、それなりの価格で出さざるを得なくなります。
随意契約だと米が安くなるという仕組みが良く分からない。販売価格まで指定できるはずはないのだから、その仕組みを明らかにするべきではないのか?でないと、国民が知らないのをいい事にシレッと業者に補助金を出し献金させるなど、ここがまた利権の温床になる気がしてならない。とにかく統一自民は、巧妙に抜け道を作り出す事に長けているので、しっかり見ておかないと、またやられることになる。
そもそも今の価格が安いのか高いのかもよく分からなくなってきた。 市場の動向で今の価格が出来上がってるのだから少なくとも5キロ2,000台の頃よりは足りてないのか。 もう輸入米なども自由に流通させて市場の動向に価格を任せてはどうだろうか。そのうえで消費者がどういう購買行動をとるのか?でいいだろう。
単純に政府(内閣府の外郭法人)が売主となり精米・販売を業者と委託契約すれば良いんじゃないの? 委託主になれば販売価格にも直接介入できるし 本来無償で放出するものだから、請負業者への手数料+αの価格で販売できると思うんだが +αの収益は備蓄米補充の資金に回せば良いんだし
収穫量も需要量も、大まかな量しか分からないのではないか? お米の収穫量は、全国の標本調査(サンプル調査)をもとに推計しているようである。 このため、標本によって推計される収穫量は、当然、誤差が生じる。 一方、需要量も、多数の関係事業者もいるので、正確には把握できないだろう。
引用: https://news.yahoo.co.jp/articles/78b0da6363f69cfaf05a47f0a9e69dd3d3caca96
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