2025年大阪・関西万博のシンボル、大屋根リングを巡り、開催地・大阪府の吉村洋文知事が一部を登れる状態で保存するよう提案し、閉幕後の保存について可否を含めた議論が本格化している。「多様でありながら、ひとつ」という会場デザインの理念を表す大屋根リングは、世界最大の木造建築としてギネス登録されるが、間近で見た来場者は保存についての議論をどう受け止めているのだろうか。 ■自然の丘のよう 気温が上がり始めた5月中旬、多くの来場者は大屋根リングに登って歩いたり、景色を眺めたりと思い思いに楽しんでいた。リング下の日陰で壮大なはりと柱を眺めながら休憩する人の姿も目立った。 「埋め立て地という広大な土地があったからこそ実現した、他にふたつとない建造物。できるなら全部残してほしい」 夫と2人で万博会場を訪れていた兵庫県西宮市の女性(50)がこう要望するように、リングは多くの人から好評だ。 リング上には草花が植えられ、川崎市麻生区の男子大学生(19)は「自然の丘の上を歩いているようだった」と語り、「1970年大阪万博の太陽の塔のように残してもいいのでは」と提案した。 両親とリングに登った大阪府吹田市の小学2年生、佐藤丞君(7)はリングの内側を指差し「小さな街みたい」と笑顔をみせた。 記者が取材した来場者は軒並み残すことを求める意見で、実際見てみるとファンになるようだ。万博を運営する日本国際博覧会協会が4月21日まで実施した来場者アンケートでも、リングについて「満足した」という回答が86%以上を占めていた。 ■登れる形での保存も 大屋根リングは外周約2キロ、高さ最大20メートル。一周には大人の足で30分ほどかかり、日本の伝統建築で使われる貫(ぬき)の工法を用いて組み上げられた巨大な木造建築物だ。その上からパビリオンが並ぶ会場内の様子や、六甲山の山並みを交えた大阪湾の景色が望める。 当初は万博閉幕後に撤去される予定だった。使用木材は再利用やリサイクルすることを軸に議論していたが、344億円もの巨額の建設費が投じられており、万博のレガシー(遺産)とならずに解体されることに批判もくすぶっていた。
勿体ないと思わせるような建物だったから、価値がある。終わったらさっさと壊したいような出来だったら、見に行かなかった。 万博が終わったらリングを残し、その中にアニメの殿堂を建てたらどうだろう。 日本人だけでなく、外国人の観光の目的になるのでは。日本のアニメはしっかりとした内容のものにすれば、来客数はかなり期待できるだろう。 結局維持費を確保できることが大事。
関連記事にもコメントしたが、個人的には大屋根リングはモニュメントではなく「通路・走路」としてそのまま残して欲しい リング内外にIR施設を作って全ての施設とリングを連絡橋で繋ぎ、さらに施設同士も連絡橋で繋ぐ リング上は歩道と自転車道(乗捨てLUUPタイプ)を整備して誰でも無料で利用可能にする 中長距離の移動は現在も大屋根リングの下を小型バスが周回しているので、それを移動手段とする まさに未来都市リゾートに来たような気分になれる またイベントとしてリングを周回するマラソン大会や駅伝大会なんかも面白そう そもそも夢洲は連絡橋や鉄道・船舶といった入退場手段が限られるため、入退管理がしやすい立地となっておりIR(カジノや国際会議場)には適している 木造だから腐るという意見が多く理解はできるが「どうやれば出来るか?」を考えることが重要で、出来ない理由を考えても意味がない ぜひ新技術を検討して欲しい
日本人の根本的な傾向気質なのかもしれないけど、その時限りの情で決めてしまうのは、気をつけた方が良いのです。 先ず、大屋根リングはなかなか良い建造物だとの感情論なんですけど、それはかつて無い建造物で350億円も掛けてるのだから、そうじゃなきゃ、批判集中しますよね? 350億円って価値、どの様に考えるか次第だけど、普通のビルなら耐用50年の十数階建てが建てられそうです。 そのままなら数年で強度支障が生じる木造回廊を保存する為に追加費用を長年出すだけ、永続的な保存ファンドを立ち上げ可能か、やってみれば良いのです。 毎年、月10,000円10年会員、百万人くらい集まれば、保存は現実的になりますよ。 私は入りません。
残してという気持ちがあるなら、お金だな もう並行して寄付も募ったら?せっかくモバイル駆使の万博なら クラウドでも投げ銭でも集めたら良い 金額満たない場合は、解体費用に当て記念品作る方向とか 金額に合わせて年数や規模を変えれば良いと思う
初めから残す可能性を考慮して作れば良かったものを 後から残したいとか言うから要らぬ議論が必要になる 初めから反対を押し切って大阪府の財政から負担してでも保存可能な大屋根を造っていれば今ごろ府知事は評価されたでしょうね それを保存目的で無い建造物を今更保存しようとか正気ですか? 初めからやっていれば不要だった工賃を誰が負担するのか? コンクリートや鉄骨じゃないんだから 保存目的で作っていなければ今直ぐにでも防腐処理始めないと保存が不可能となる 部分的に作り替える前提になるのでは? 惜しいのは残そうと言う意見が出ているのに関わらず残せない造り方をしてしまっている事 残すとしても部分的たと価値は低いでしょう? 全体あって行き来出来てこその大屋根だもの 本当に勿体無いですね この万博は
クラウドファンディングとか活用すれば全国からもしくは海外の方も参加していくれるんじゃないか。観光スポットっと的な活用もできるだろうしインバウンド含めた経済効果なども視野にいれていいのでは。
70年万博の太陽の塔も当初は撤去される予定で、その理由も「維持費がかかる」というものでしたから、半世紀以上たっても社会はまるで進歩してませんねぇ…笑 今、太陽の塔は年間25万人ほどの入場者数があります。 入場料金が平均500円とすると、年間1.2億の収入になるわけで、これで維持費を賄えているものと思います。 一方、リングの方は。 >防水・防腐処理などの改修と維持管理の費用が17億円と試算 改修費用も含めて10年で17億なら安いもんじゃないですかね。太陽の塔も改修して内部公開するにあたり18億掛けてます。 今万博において、パビリオンよりも一番人気を集めているのがまさにこのリングで、景観を楽しめるだけでなく第九やマーチングの舞台になるなど、いろいろ応用範囲も大きいようです。 カネのことなんか、どうとでもなるんですよ。 いいものは残して使ったらいいんです。
普通に寄付を募ればいいだけの話しでしょう。 来場者の9割程が残してほしい意向があるなら、 現段階で1人1000円でも300万人で30億になるのでクラウドファンディング等で募れば100億は余裕で集まると思える。
リングの保存維持費用は最大でも10年で100億円であり、年間10億円程度にすぎない。大阪府民の健康寿命は全国最低レベルで、男性は全国平均より1歳近く短い。リングを全て残して府民のウオーキング、ランニングの憩いの場とすることで、府民の健康寿命が延びれば、医療費や介護費用の削減につなる。今はリングの上にラベンダーやポピーの花が咲き乱れて幻想的な雰囲気。今後全国的にリング存在の機運が高まって行くだろう。
「344億円もの巨額の建設費が投じられており」噂されてる中抜きが無ければもっと安くできたのでは?あと保全管理&費用負担は大阪でやる気はないだろう、姑息な維新の事だから〇〇登録とかさせて国税に押し付けるつもりだろう。そもそも長期保管を想定しない構造・木材選定、防腐処理だろうから数年で朽ちる、解体し木材が有意義にリユースされることを願う。。
引用: https://news.yahoo.co.jp/articles/f38236178cc8a97ed840c033b783038a5813fca6
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