農林水産省は27日、前日から受け付けを始めた備蓄米の「随意契約」に、同日午前9時までに19社から申しこみがあったと発表した。19社の購入申請量の合計は9万824トン。当面の放出枠としている30万トン(2022年産20万トン、21年産10万トン)の3割が、すでに埋まったことになる。 19社は、ディスカウント店「ドン・キホーテ」を展開するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス▽サンドラッグ▽スーパーを運営するオーケー▽アイリスアグリイノベーション▽楽天グループ▽諸長▽JMホールディングス▽カインズ▽ミスターマックス▽シジシージャパン▽マルアイ▽ゼンショーホールディングス▽ベルク▽三和▽酒商増田屋▽タイヨー▽斉鑫▽東穀▽宮城商事。 業者への売り渡し価格は、玄米60キロあたり平均で税抜き1万700円(5キロ換算で892円)。これまでの入札による放出時の半額ほどだ。
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備蓄米流通は企業側には目玉商品となり得ると言うメリットは有りますが、利益率は高く無いですし、金銭的なメリットは多くない。 ただ、国も国民も困ってる時に、それを繋ぐ企業として名乗り出ている訳で、私個人は好感を持ちます。もちろん設備等の関係で手を挙げられなかったところもあるでしょから、売らない所を批判する気はありませんが。 今回国が卸せば5キロの玄米を1000円で卸して精米、パッケージして2000円で売れる訳です。懸念された運送手配も出来ている。 JAや大手米卸は、これに対してどう言い訳するのか。
備蓄米を出す量にもよりますが、順調に放出が進みそれが店頭やネット販売されるということなら、そこそこ平均価格に影響はあるのでしょう。 ただ、大手小売に備蓄米を出すとしても、一人一袋とか転売をどう制限していくのか、店頭やコイン精米機では行列にならないか、販売できない中小販売事業者にマイナスにならないか、などいろいろ課題もありそうです。 また、備蓄米30万トンの放出が進むと残りは30万トンとなり、参院選対策でしかないのではないか、ということも懸念されます。中長期的な取組もしっかりやってもらいたいです。
農水省は備蓄米の「随意契約」に19社から申しこみがあったと発表した。ただ昨日の報道では備蓄米は放出されてるのに関わらず全国のスーパー販売のコメ平均価格は最高値でいまだに値上がりしているとの事である。農水省はコメ卸業者や小売店などの仲介業者の中抜きにメスを入れてコメ高騰の根源になってる中抜き仲介業者の名前をペナルティとして公表すればコメ価格はもっと下がるのでは。
購入した企業の購入価格を公表して、販売価格と比較する事ができれば、各企業も企業努力の成果が消費者にも分かるでしょう。 一方でJAなどでこれまで受け入れた備蓄米に対する、値下げ圧力にもなり、また流通過程での効率化に繋がる可能性がある。 農家・保管・卸・小売のそれぞれが努力しても米の高騰は防げなかったが、それは仕組み自体に問題があったと思う。 生産者も消費者も利益のある解があるはずで、現状の仕組みを温存したままでは解決にならない事は分かったのではないか。
先着順予約販売は瞬く間に完売してしまう。まとめ買いして貯蔵する客に対して販売数量規制をしても、すぐに品切れしてしまう。数量制限など実体的には手数がかかるだけで、このような買いだめ需要自体を低下させるどころか、かえって買いだめをしなければならないという意識を強めて動機を高めてしまう。 そしてもしもこれが枯渇して再度放出となったときに、後の残りが政府でも40数万トンしかなく、それ以外の供給がないとなるともう手段がないと逆効果で価格上昇をさらに悪化させかねない。 一時的な対策で時間を稼げても、根本的な需給期待を変えられない。供給総量が期限なしかつ供給量実質上限なく増え得ることを期待構造に入れないとこの問題は収束しない。 従って取りうる手段は一つに限られる。輸入枠の早急な拡大であり、対米交渉でコメの輸入枠の大幅な弾力化を含め、出来るだけ早急に輸入量を増やすことで市場のマインドを変えること。
公平性を持ち出す人は、随意契約が出来ないのなら輸入米を増やす、国民に米の消費の我慢を強いる、卸売業者への安値販売への圧力など出来もしない対策をということになると思うがそれなら出来ると言えるだろうか。今大事なのは完璧な対策を考えるのではなくスピード感だとは思う。
備蓄米が放出されることで現状よりは短期的にだが安くなるだろうが、備蓄米が枯渇すれば再び高騰する恐れがあるだろうよ。そして消費者もそのことを感じ取れば今度は個人の買い占めが始まる恐れさえあるよな。多くの国民に行き渡らなければならないだろうが、そもそも需給関係が改善されなければ選挙対策で終わりだろうよ。 豊富に市場に米が行き渡らない限り米価は再び高騰するとしか思えないよな。 農業政策の失敗が長期的な米価上昇の圧力になるだろうよ。 選挙前のパフォーマンスでお終いに成りそうな予感しかない。 農業改革は長年の癒着やシガラミがある裏金脱税自民党政権では解決できないだろうよ。政権交代が必要だろうよ。 政治の世襲は悪だ。名誉職でも家業でもない。
ここまで混沌としてくると、この米騒動を収めるには何が正解なのか分からなくなってきたな。そもそも今までの状態が正解ではないのかもしれないし、この騒動が起きたことは農家にとっては千載一遇のチャンスととらえているかもしれない。 消費者はここまで米価が上がると安ければ外米でも良い人は大勢いると思う。しかし、安い外米を輸入すると国内の農家は大打撃で離農が進むかもしれない。 生産者と消費者、販売者、政府、国交など難しすぎ。着地点が見えない。
米が不足すれば高くなる、当たり前の話です。 今までが安すぎたと考えられないのでしょうか。 減反政策すすめて、米の価格操作をしてきたのはJAと政治家や官僚です。 米農家は働いても働いても儲からなかったが、20年くらい前から、米農家でもJAに出さず独自で契約する農家が増えてきた事で、やっと米農家も儲かるところも増えてきた。 しかし、これから増産計画し価格を抑えられると結果的には米農家は儲からなくなる。 元はと言えば日本人の米離れから始まっているのだが、消費者とは本当に勝手なものだ。
小泉大臣の批判をするつもりはない。むしろ安くコメが手に入るなら大歓迎。 あとは、この価格があくまで備蓄米の価格にすぎず、備蓄米が尽きたのちのコメ価格を以前ほどの価格に戻せるかという問題があると思う。 備蓄米放出は政府主導で動けるが、それ以外のコメについては市場が決めることに変わりがない。 これからはその部分も視野に入れた抜本的な対策が必要だと思う。
引用: https://news.yahoo.co.jp/articles/4f8ad4cd062833ae228f2297cc70bc33c74db2d8
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