TBS系「報道特集」(土曜午後5時半)は5月31日の放送で、斎藤元彦兵庫県知事の疑惑をめぐり、元県民局長のプライバシー情報漏洩(えい)について、県の第三者委が、「斎藤知事の指示の可能性が高い」としたことを特集した。 第三者委は、斎藤知事の疑惑告発文書を作った元県民局長の私的情報について、井ノ本知明元総務部長が県議3人に漏えいしたと認定。27日に発表した調査報告書で「知事や元副知事の指示で、県議会一部会派への根回しの趣旨で漏えいを行った可能性が高い」と結論づけた。井ノ本氏は停職3カ月の処分を受けている。 山本恵里伽アナウンサーは「元県民局長のプライバシー情報が漏洩した問題が今週、急展開。第三者委員会が『斎藤知事の指示の可能性が高い』と発表しました」と伝え、村瀬健介キャスターが「3人の側近が指示を認める中、斎藤知事だけが『指示していない』と繰り返しています」と指摘した。 番組では、第三者委の工藤涼二委員長が、番組の取材に「第三者委としては、私たちの判断に自信を持っています。知事が否認をされていても、我々はその供述を採用できない」とし、個人的見解として「調査報告書を受け入れていない知事のスタンスというのは非常に残念だと思います」と語ったことを伝えた。さらに、村瀬キャスターの直撃に斎藤知事が「指示をしたということはありません」とあらためて否定したことも報じた。 山本アナは「この局面で何か大きく変わるかな、と思いきや、斎藤知事は否定を繰り返すのみでした。給与をカットするとはしていますが、進展するどころか、余計に混乱が深まっているようにも感じます」と語った。 日下部正樹キャスターは「プライバシーの情報漏洩というのは、問題の核心をはぐらかすための典型的な論点ずらしだと思うんですね。元県民局長の告発と向き合う代わりに、斎藤知事周辺は執拗(しつよう)なくらい、プライバシーの暴露にこだわった。勤務中にこんなことをやっている人間の言うことを信じられますか、という論点ずらしなんですよね。告発内容と情報源の人物の人格とかプライバシーは分けて考えなくてはならないのに、私たちメディアも、その線引きがあいまいで、問題の本質を見えにくくしてしまったのではないかと感じています」と指摘した。 村瀬キャスターは「確かに何が問題か見えにくく、混乱しがちなんですけど、私は、斎藤知事が公益通報をつぶすために、要は自己保身のために権力を乱用したのかどうか、という大きな視点を忘れないようにしたいと思っている。今回の問題、『知事が指示した可能性が高い』とされた行為は単にプライバシー情報の漏洩にとどまらない重大な意味がある。元県民局長はこのプライバシー情報が公にされることを生前、とても気に病んでいましたし、その後、自ら命を絶たれています。その漏洩行為を知事の指示のもと、業務として行っていたと、元の最側近3人が口をそろえて証言しているわけですから、極めて事態は深刻です。これを停職3カ月の処分や、知事給与のカットで終わらせるのは、私はあまりにも問題を矮小(わいしょう)化していると思います」と断じた。
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県議会はどう対応するのかな。第三者委員会の結論が出て新たな事実が露呈している。もう、一度不信任を決議すべきでしょうね。 もしも、再び、知事選が行われば、前回のような異常な選挙ではなく、マトモな選挙が行われ、県民の冷静な判断が下されるようにしないといけない。 後は、選挙違反に対する警察の捜査状況が気になる。そろそろ、具体的な動きがありそうなタイミングになっている。
もはや何と闘っているのか謎。仮にお詫びや反省があったとしても何も変わらない気もしますが。はやく辞任して県職員が仕事をしやすい環境に戻してあげてください。斎藤知事を追及するばかりではなく功罪をしっかり整理し見極める事かな。その上で漏洩があったならば何が起きていたのか検証してほしい。
マスコミはある程度偏向する傾向は否めない。しかし偏向が正しい場合もある。一般的に考えて。偏向報道とか言って、真実を誤魔化す、自分たちの有利な方へ導く、こういう人たちが問題なのである。第三者委員会まで否定したら何も話にならない。世の中、自分が正義だと思っている。しかし正義では無い場合もある。だから第三者の意見が重要なのであって、ーそれが民主主義の基本でもある。この期に及んでまだ斎藤擁護は明らかに民主主義に反する行為である。結論、当事者間の紛争でうまくいかない場合、第三者の意見に従わねばならない。いわゆる司法の場、裁判所がこれにあたるが、裁判する以前に結論は出ている。斎藤は辞職しなくてはならない。
まともな人間の感性を持っている人間なら、自分の為に何人もの人の命が亡くなっているのに、平気な顔してインタビューに答え、否定している姿にただただ驚く。 そして、未だに数多くの県民が支持し、彼の罪を指摘する報道に対して反論している兵庫県民の多さにも驚く。 まともな県民は声をあげるべきだろう。
斉藤元彦には一刻も早く辞めて欲しいが、おそらく自ら辞任することはないだろう そうなると6月県議会で、自民党をはじめ各会派から不信任決議案を発議、可決させるしかない でも、斉藤元彦は県議会を解散するだろうし、新しい県議会は再再度斉藤元彦に不信任を突きつけるだろう まだまだ兵庫県政の正常化までの道のりは遠いと思う なので、本来なら兵庫県警察と神戸地方検察庁に昨年11月の知事選での選挙違反を立件してもらいたいところです いずれにせよ、今の兵庫県庁の職員で、斉藤元彦を信任している者はほとんどいないので、斉藤元彦お得意のフレーズ「県政を前に進める」ことは絶対にできない 兵庫県民の皆さま、近々あると思われる選挙の投票先はくれぐれも間違えないようにしましょう
給与カットで済むと思ってるのが凄い まともな知事ならパワハラや公益通報者潰しが認定された時点で辞職してます そしてもし斎藤が指示していたとしたら知事自身が刑事責任を問われる大問題です 県は知事への追加調査も刑事告発もする気はないようなので議会が刑事告発をして欲しいです。 一連の兵庫問題でこんな人間が知事をやっていることに衝撃を受けてます。他でもこんな知事が出てきたら民主主義が崩壊するのできっちり落とし前をつけてほしいです。
何人も亡くなっている。闇が深い。 最初は前知事時代の闇があり、それを明らかにしてやり直したことに光を感じた県民だったが、此処で違った闇があった。証言がある以上逃げられないのでは。でも、なんかもっと複雑な背景もまだある気がする。
兵庫県の混乱の根本的原因はメディアの偏向報道と世論誘導だと思うけどな。 40代ですが、X、YouTubeなどSNSしないテレビしか見ない友達はみんなテレビ、ニュースの印象操作によって斎藤知事が極悪人みたいな考えでびっくりしたほど。 だから、世論が割れて混乱の収拾がいつまでもつかないんだと。 SNSのなかった時代なら、テレビの誘導通り、斎藤知事をみんなが極悪人と思わされて、選挙にも落選し、貶められて終わってたんだと思うとこれまた罪深いメディアだと思う今日このごろ メディアが変わらなければこの混乱は収束しない
選挙では騙された有権者が多かったけど、告発者潰しもパワハラも認定されて斎藤が選挙で嘘をつきまくっていたことがはっきりしたじゃないの。選挙では「こんなに頑なに非を認めず再出馬するぐらいだから、何か深い理由があるかもしれない」と思った人間が多かったのだろうが、結局のところ、斎藤は自分自身の権力維持と保身にしか興味がなかったということだよね。
兵庫県民です。日弁連推薦裁判官らによる第三者委員会とその他数種類の第三者調査委員会を確認すると、斎藤元彦と牛たんクラブによる犯罪とわかる。斎藤は真摯に受け止める(受け流す)と言って自らの非を認めないので司法に裁いてもらいたい。
引用: https://news.yahoo.co.jp/articles/f863384ded74b03debf92829fa21d750b17dfe82
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