◇記者コラム「Free Talking」 横綱豊昇龍が将来的に日本国籍取得を目指していることを、夏場所中に師匠の立浪親方（元小結旭豊）が明かした。それを受け、すぐに本紙で報じた。豊昇龍が想像していたより公表の時期が早かったようで、師匠は「あまり公表してほしくないみたい」と苦笑いで反省した。 力士には外国籍でもなれる。一方、親方となるためには日本国籍が必要となっている。繊細なテーマであり、賛否さまざまな意見があることも承知している。 「日本国籍を取らないとダメだよ。そのルールは絶対に変えちゃいけないよ。こういうものは守っていかないと」 そう話すのは米ハワイ出身で元横綱武蔵丸の武蔵川親方だ。親方は大関時代の1996年1月に日本国籍を取得した。 「大関になると協会の看板力士。将来、相撲協会に残る残らないは別にして、日本国籍は取らなきゃいけないと教えられた」 師匠だった当時の武蔵川親方（元横綱三重ノ海）から、まだ三役の時にそう教えられて手続きに入ったが、全く迷わなかったという。 「（日本国籍取得というルールに）反対する人は反対するよ」。そういう声があることは知っている。でも、日本国籍を取得することで「将来への気持ちが固まる。ルールを変えたらグチャグチャになるよ」。大相撲の世界で生きていく覚悟が生まれた。 「親にとって自分の子どもであることは変わらない。お母さんも『私の子どもは子ども。変わらない。やらないとだめだよ』と言ってくれた」とハワイにいる母は背中を押してくれた。今は亡き父も「『将来は日本に骨を埋めるんだから自分のためにやれ』と反対しなかった」と理解してくれた。 5月に親方の一人息子が東京都江戸川区の相撲大会で優勝した。「（表彰式で）子どもが『武蔵丸』って名前を呼ばれてうれしかった。武蔵丸になってからの方が、もう長いんだ。心はハワイにもあるよ。でもやっぱ日本だな」と笑う。 豊昇龍の日本国籍取得へ向けての動きは「いいことだよ。やった方がいい。プラスになるよ、絶対」と強く支持する。外国出身力士が全て同じ気持ちだとは限らない。だが、少なくとも親方はそう思っている。 （大相撲担当・岸本隆）
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こういう親方からの発信はとても良い事ですね。 体験しているからこその真実味があり、説得力があります。 外野からではありますが、応援したいと思います。 只、協会の運営には少々問題もありそうですね。 識者達も周囲に居る訳ですから、もう少し上手くやって行ってほしいものです。
国籍は大事だと思っています。 逆に言えば国籍をもっていればルーツに関係なく日本人です。 最近日本人の定義があやふやな人がいるので確認しておきたいです。 別の定義があれば返信どうぞ。 武蔵川親方は現役の時に応援してました。 引退後もコラム等からしっかりとした価値観が見えます。ハワイ出身ではあるけれど、心も紛れもなく日本人です。これからも応援しています。
外国人が日本国籍を取得した場合、元の国籍を放棄していない、ほとんどの人が二重国籍です。日本は二重国籍を認めていないけれど取得後に「放棄してくださね」と言われるだけで確認も罰則もありません。逆に日本国籍を持つ人が自らの意思で外国籍を取得すると、日本国籍を喪失することになります。 だから外国人が日本国籍を取得したといっても、日本人が外国籍を取得するのとは重みが違う。パスポートが便利になるから程度の人に与えてほしくなはいし、帰化はもっと厳しくあるべきだと思う。
高見山、小錦、武蔵丸、琴欧州、把瑠都は日本の宝だ。 外国勢が少数派だった時代、協会から大事にされたし、本人も恩に応えて出世した。 モンゴル勢は、派閥と見られるほど人数が増えてしまったことが不幸でもある。 防衛本能に目覚めた協会は、出る杭を打つことに必死になってしまった。 日本人の元大横綱までも、出る杭とみなすようになってしまった。 力士が「お相撲さん」と呼ばれて親しまれていた時代が懐かしい。 協会執行部の皆さんも、「お相撲さん」だったんだけどなあ・・・。
相撲は日本の国技。 その伝統の指導者になるなら、他国出身とはいえ やはり日本人としての籍は持った方がいいと思う。 武蔵川親方も相撲で身を立てる意を決した時には、 その覚悟は出来たんだろうな。 幕内入りし、三役まで昇進出来たら指導者の道も 見えてくるから、その時点で考える外国人力士も 居るだろうけど。
相撲やプロ野球は選手が引退後すぐにでも指導者になれますがサッカー選手は指導者になるには資格取得が必要です。最高位の番付と在位場所数が基準の大相撲では年寄名跡取得要件の抜本改革と定年後の年寄株保有免除みたいな改革が必要ではないでしょうか。
そもそもどんなスポーツでもそれを管轄する国内の団体はその国の国籍を持った人間たちで運営されているのは世界中の大多数の国や地域では殆どですからね。 外国籍の場合はフルや年齢別の代表の監督やコーチ、またはアドバイザー的な存在くらいなのはどこの国だって同じですからね。
武蔵丸の辛口の解説なんかは日本人の他の親方なんかよりもいつも重みがあるし、国籍の件でも「骨を埋める覚悟」で取得したんですからね。 武蔵丸も元横綱だし、そろそろ協会も重職に起用しても良いと思います。
大相撲が単なる「スポーツ」であれば、国籍のことはあまり問題にしなくてもよいと思います。しかし「国技」であることを、武蔵川親方は大切にしてくださったのではないかと思います。 モンゴル出身の「格闘技選手」にも、理解してほしいです。
相撲は国技だからなあ。本来は日本人力士が活躍しないとだめだなあ。もっと給与を上げる必要がある。アメリカの大リーグのようになると相撲取りになりたいという日本人がたくさん出てくるのではないか？海外からもたくさんの相撲取りになり問と思う者が今以上に多くなるだろうなあ。アフリカ人が相撲取りになりたいとたくさん来るかもしれない。ハングリー精神はあるだろう。丁髷が結えるかの問題はあるだろうなあ。
引用: https://news.yahoo.co.jp/articles/e7659700471e7062d02f76571a1d7a86700b58fb
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