■プロ野球 広島 0-8 阪神 (1日 マツダスタジアム) 阪神は2試合連続、今季11度目の完封勝利で広島に快勝。敵地・マツダスタジアムで2013年7月5日~7日以来12年ぶりの同一カード3連勝を決めた。さらに交流戦前最終戦で両リーグ最速の30勝に到達し、貯金も今季最多の「10」とした。交流戦は3日から開幕し、阪神はパ・リーグ首位の日本ハム(エスコンF)と対戦する。 試合は初回に森下の8号2ランで先制し主導権を握る。先発の伊原は6回まで広島打線を無失点に抑えるが、7回に1死一、二塁のピンチを招き降板。それでも湯浅が後続を断ち火消し。打線は8回に佐藤輝がリーグトップの13号3ラン、9回には近本、中野に適時打が飛び出し計8得点と圧倒した。伊原は7回途中3安打無失点で4勝目を挙げた。 スタメン野手は前日から入れ替えなしで3試合連続同じオーダー。ヘルナンデスが6番サードに入った。伊原は今季13度目の登板で先発は7度目、3勝1敗、防御率1.25。今季の広島戦は4度目、2勝0敗、防御率0.69。 相手先発・森に対し、先頭の近本が四球で出塁すると、中野の三ゴロ間に進塁し得点圏に走者を置く。ここで森下が3球目を強振すると、左翼席へ飛び込む8号2ランとなり2-0と先制。 援護をもらった伊原は、1回は内野ゴロ2つで2死とし、ファビアンに中前安打を浴びるも、末包を二飛に打ち取る。2回は坂倉、モンテロ、小園を相手に三者凡退。3回は佐々木、森から連続三振を奪い3人で退ける。 打線は2回、3回、4回と三者凡退に抑えられる。 伊原も4回は2番からの相手打線を三者凡退に退けると、5回に先頭の坂本が右中間への二塁打で初回以来の走者を出す。さらに木浪のところで相手の暴投があり無死三塁となるも、木浪が空振り三振、伊原、近本が一ゴロに倒れ追加点を奪えず。 直後の5回裏は伊原が坂倉を中飛、モンテロを空振り三振に仕留め2死。小園には四球を出すも、佐々木を二飛に打ち取る。 打線は6回に先頭の中野が中前安打を放つも、森下が中飛、佐藤輝が見逃し三振、大山が投ゴロに倒れクリーンナップに快音響かず。 伊原は直後の6回裏、1死から1番・中村奨を降り逃げで出塁を許すも、菊池を空振り三振、ファビアンを右飛に仕留める。 しかし続投の7回に1死から坂倉に内野安打を浴びると、モンテロに右前安打を浴び一、二塁。ここで湯浅がマウンドへ上がると、小園に四球を出し満塁に。それでも佐々木を二飛、代打・野間を空振り三振に仕留め大ピンチを切り抜ける。湯浅はこれで開幕から14試合連続無失点。伊原は7回途中、プロ入り最多タイ100球、3安打、1四球、5奪三振、無失点だった。 直後の8回の攻撃は、3番手・塹江に対し2死無走者となるも、中野、森下が連打で一、二塁とすると、4番・佐藤輝がフルカウントからの外角スライダーを右翼席へ運ぶ、リーグトップ7試合ぶりの13号3ランを放ち5-0と突き放す。 8回裏は及川が三者凡退に抑えると、9回表には広島5番手・長谷部を攻め先頭の熊谷の左前安打を皮切りに、2死一、二塁から近本がライトへの2点適時三塁打、中野が適時二塁打を放ち3点を追加し8-0。9回裏はネルソンがリードを守り切り逃げ切った。
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今日も見事な完封勝ちのナイスゲーム。マツダスタジアムで広島を3タテしたのが12年ぶりというのには驚きましたが、交流戦前に最高の形で勝利できました。 今日はアイブラック兄弟揃ってホームランが出ましたし、9回は打線が繋がってダメ押しの3点を得ることもできました。 湯浅投手も、交代して最初の打者こそ四球となり、ワンアウト満塁のピンチとなりましたが、それでもしっかり立て直して、無失点で抑えたのはさすがでした。 火曜からは、いよいよ交流戦が始まりますが、いきなりセ・パ両リーグの首位対決になりますし、相手の日ハムもかなり手強い相手なので、気を引き締めて挑んでほしいです。
伊原投手が投げて、森下選手の先制2ラン、そしてとどめに近い佐藤輝選手の3ランと、中盤は少し苦労はしたものの効果的に得点を重ねて完勝に近い試合運びでしたね。マツダスタジアムで3連勝は正直言って出来過ぎの面はあるけど、これで30勝、貯金10を持って交流戦に臨める。相手は新庄監督率いる日ハムでしかもエスコン。厳しい試合になるとは思うけど、この3連戦の勢いそのままで交流戦に入って欲しい。藤川監督、選手達ナイスゲームでした!
交流戦前に出来れば貯金が二桁ほしいと思っていたので、その意味でも今日の勝利は大きい。なかなか追加点が取れなくてきつい展開だったけども、そんな雰囲気をふっ飛ばした佐藤選手の豪快な一発。あれで勝利を確信した。伊原投手も7回を投げきれなかったもののナイスピッチング。阪神としてはこれ以上ない最高の状態で交流戦に入れる。ますはエスコンフィールドでの3連戦を勝ち越して幸先の良い交流戦スタートを切ってほしい。
伊原陵人の好投に尽きるでしょうね。江川さん風に言えば「このピッチャーやるでしょうね」のレベルです。あの回転の効いたストレートは、まるで「今永二世」です。ボールを体幹で隠して、そこからノビのある球が飛び出してきますから、相手バッターは打ちにくいでしょうね。決して体格に恵まれていない伊原陵人を、阪神のスカウトが、よくマークしていました。それにしても、今週の阪神の投手陣は、出色の出来でしたね。対横浜&広島・6連戦で6失点。ゼロ封リレーが4試合です。当然、交流戦でも、この投手力は脅威でしょうね。パワフルなパリーグの打者陣も抑えてしまうでしょう。交流戦は阪神が優勝です。
タイガースはセ・パ交流戦前の2カードで、上位争いをしているDeNAとカープに5勝1敗で大きく勝ち越せたことはデカかった。貯金を二桁の10個を持って交流戦に突入できることで、パ相手にしっかり戦えそう。交流戦で大きく負け越すことなく、1つか2つ貯金できれば御の字のような気もする。その意味で、敵地マツダで3タテできたことが大きかったと思う。おまけに、佐藤輝選手のどデカいホームランで最後をシメることができたのも最高!それにしても、湯浅投手のカットボールにはスーを差し上げてください。
ナイスゲームでした。 久しぶりの打線爆発で交流戦前最高のゲーム。 伊原良く投げたし湯浅にしびれて 森下サトテルのホームランで最高の日曜日になったよ。 何気に嬉しいのは最近定番の途中出場熊谷のヒット。 頼もしい守備固め。 タイガースの試合は良い意味でも淡々と試合が進む事が多い中で今日の後半は観ててとても楽しかった。 火曜日からドラマチックファイターズと交流戦。 不安よりも楽しみたいと思う。
直近の試合を6勝1敗で貯金10、しかもそのうち3試合が完封勝ちと最高の形で交流戦を迎えることが出来る。 ただ交流戦はあまり得意でないし、パリーグのチームとの対戦が1位日ハム、2位オリックス、3位西武と上位から始まるのも、一抹の不安はある… まずは明後日のエスコンでの日ハム戦で何とか勝ち越して、良い形で交流戦に入ってもらいたい!!!
ナベリョーは相当調子が悪そうだ。押せ押せの雰囲気で比較的立ちやすい打席だと思ったけど、なにか迷いがあってバットが振れていない感じです。1本出れば吹っ切れるのかも知れないが、今日のような試合で振り損ねの三振では、さらに緊迫した状況でスムーズにバットが出るのかどうか。コーチはなんとかしてあげて欲しい。
伊原の安定感が、毎週の日曜日そして週明けを気分良く迎えさせてくれるね。 湯浅のリリーフも本当に気持ちの強さが伝わってくる。ランナーが残ってる状況では湯浅という形を、ここにきてベンチも固めてきた感じ。 久しぶりに点差もあって榮枝を使えたのも良かったし、最高の流れで交流戦を迎えられる。 ハムも良い勝ち方で迎え撃つので、いきなり両リーグの頂上決戦が面白すぎるなぁ。
久しぶり8回以降は左うちわで見れた。 7回満塁のピンチはヒヤヒヤだったが湯浅が経験を 活かして抑えてくれた。でも伊原のピッチングは 安定感抜群だね。マツダで3連勝は嬉しい誤算。 これで交流戦に弾みがつく。新庄日ハムと 首位同士の対戦は楽しみだ!
引用: https://news.yahoo.co.jp/articles/046ae68bbf594164200998343dd9f24e01c61757
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