小泉進次郎農相(44)が23日、フジテレビの情報番組「サン!シャイン」(月~金曜前8・14)にリモート出演。高止まりしているコメ価格について言及した。 全国のスーパーで直近の5~11日に販売されたコメ5キロの平均価格は前週に比べ54円高い4268円だった。前年同期と比べると2倍程度の水準で高止まりしている。 小泉氏はテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」に生出演した後、続けて「サン!シャイン」にリモート出演。MCの谷原章介が「先ほど、テレビ朝日の方でコメの価格、2000円台に持って行きたいという発言がありましたけれども、実はうちの番組に声が来ているのが“大臣に期待しています。コメ5キロ2000円までお願いします。下げてください”という50代の方の声が来ていますが、2000円台どれくらいで考えています?」と質問。 小泉氏は「今まで石破総理は3000円台というふうに申し上げていましたけれども、今、店頭価格を調べますと、相当地域によって幅があるんですね。私が凄く驚いたのは沖縄の西表島、なんと5キロ6500円なんですよ。そして、北海道で今3700円平均くらい、昨日は長野県で2990円が出ましたよね」と説明。 「ですので、今まさに谷原さんが紹介された声のように、国民の皆さんが安心して買えるという水準がどこだろうかと考えた時、今、平均4200円だから3000円台で十分かというと、私はもう1段深掘りが必要だろうと。異常な高騰を食い止めるためには。ですので今、最終的な調整なんですけれども店頭に2000円台で国の備蓄米を並べる、そういったことで調整している」と話した。 また、谷原が「小泉大臣が担当されるようになって凄くスピード感を感じる。28日の入札をやめて随意契約に切り替えると。さまざまな小売りの方も参加してくださると昨日に発言して、そういった随意契約者というのは既にある程度決まっているんですか?そして、店頭で備蓄米がいつくらいまでにいい値段で並ぶことを目指してますか?」と聞くと、「早ければですねえ、6月頭ぐらい。だから、この2週間以内に随意契約でおろしたものが店頭には2000円台で並んでいる、こういったことを今目指してます」ときっぱりと言い切った。 そして、「それが可能となるような事業者からも今、協力の申し出がきています。ですので、これはスピード重視だということもよく世の中にも国会にも説明させていただきながら、とにかく早く国民に皆さん、生活者の皆さんに安心していただいて、これからもお米が安定的に安心して買えるんだという環境を作ることによって、農家の皆さんが心配している米離れをこれ以上起こさせない。そういった断固たる決意で実現していきたい」と述べていた。
コメント 10件
正直に言って、農相としての姿勢は評価できる部分もありますが、現実的な施策の実効性にはまだ疑問が残ります。 まず、「5キロ2000円台」という目標は、国民にとっては非常に魅力的に映りますし、物価高に苦しむ現状では歓迎されるでしょう。しかし、現時点の平均価格が約4200円であることを踏まえると、半額近い価格帯への急激な調整は、流通・生産構造にかなりの負荷をかけるリスクがあります。 消費者のニーズを汲み取る姿勢やスピード感を打ち出した点は評価されるべきですが、農政の基本である「持続可能な農業経営」「安定供給」「適正価格」のバランスを欠いては本末転倒です。政治的パフォーマンスではなく、データに基づいた中長期の戦略が今こそ必要です。
随意契約の効果は高いと思います。 今回の備蓄米の入札は最高値が落札する仕組みだから、結局、仕入れ原価が高くなるので、BtoBの卸値も高くなる。 これが随意契約となれば、備蓄米を政府が「言値」で契約するから、無駄な競争による価格高騰を避けれるから、仕入れ原価は安くなるので、消費者へも安価に提供できるようになる。 大臣が交代になって、即、実行案として出てきているので、押さえつけられていたブレインの案が飛び出してきたのかもしれないですね。 6月分から随意契約となるならば、5月までの契約分に対して、政府が何かしら補償を前提に話を進めていないと、既に落札しているJAなどを抑え込む事はできないでしょうね。多分、その補償の仕方が問われる報道が増えると思うけど、揉み消すかな。
中年議員が確実にスピードを持って進められるのであれば今の政治家の大多数は大御所の利権に慣習で何も出来ていないことを示す例となるだろう。JAグループと政治家の闇が深すぎることに国民が気づきはじめたのだから膿は出し切るまで悪しき政策や利権には切り込んで欲しい。父親が郵政民営化をやり遂げた(内容は賛否あるが)のなら息子はこれを機会にJAの解体と日本の農業の再生に挑戦して欲しいと思う。政治とJAは切り離して日本の農業の生産者と消費者を守るべきだ。
政府に頼るんじゃなく、生産者と消費者が乗せまくる中間業者をオミットしていけば自然と米は安くなる。 ウチの米は400円なら売るよ。 出来るだけ農家が直に売る様にすれば、10kg80サイズ20kg100サイズで遅れる、群馬から東京で1100円から1400円位、キロ400円位で精米送れば、農家も消費者も嬉しいんじゃないか?で、残った分を政府が備蓄米として引き取る、安く買うんだから新米じゃなくて良いよ。 っとこう言うのは、ヤフーに消されるんだよなぁ~
現実問題を考えれば 備蓄米の入札で高値購入しJAへの対応などを考えると、簡単な話ではないと思うけどな JAや流通企業に政府が保障すれば、やってることは補助金と同じ ガソリンの元売りに補助金出してガソリ価格が185円から差がならなかったのと同じで、政府が出した補助金(税金)分下がるだけで、高値維持で補助金に群がる可能性高いと思うけどね 更に、JAは入札条件である米の返却義務を利用して備蓄米を政府に返納する可能性もでてくる 政府が時間を考えた場合、補助金出して入札価格を実質下げた形になる可能性も否定できない やってることがもう滅茶苦茶になるだろうな
米自体とかの問題でなく、精米したり配送したりっていう時間と配送とかのマンパワーと伝達などの時間の問題だと思うんだが・・・。だから一番最初は伝達がまだ伝わらないから見切り発車で注文されてもいない米を届けるわけにもいかないから遅い、次第に注文が入るようになるから準備を万全にするもののそれでも精米袋詰め時間・配送の時間はかかる それが問題で前大臣の時遅かっただけだと思ってるんだが だから最初は2%台でその後一気に増えたでしょ けど2000台にしたいというのはともかく、ドライバー確保とかそういうのはどうするんだ?という話なんだよ。政府が確保して貸し出すんか?
2,000円台が安いかどうかはどうでもよい。値段の上げ下げは、米の収穫量や物価上昇で変わるだろうし。 問題なのは中間マージンがランニングコストとして捉えられてること。このサプライチェーンの中でどうやって入り込むのか不思議。 逆に言うと、そこに入れる仕組みがあるのが甘い業態だと言うこと。 その辺りをクリーンにしてもらえれば良くて。 最終はそこからの話。千円台ないとと言われても、今が4千円半ばが主流。それが2,980円でも成果だよ。ただ必ず農家にも儲けがないとね。 フィービジネスの儲けではない額面が動いてると聞くと微妙なんですよね
マヨネーズもおしょうゆも光熱費も肥料も全部上がってますもんね。いろいろすべての原価が高くなってるから、まったく前通りの1000円台まで戻すのは、現実的でないのかもしれませんね。(希望はしたいのは山々なのですが、他の物価との連動性を考えると、1800円くらいだった過去を基準としすぎるのも少し違う気が。) 農家の方がお米をつくることで、収入を得れるといったところは、キープしつつ、中抜き業者という削減できるところは極力いれないようにして、生産者にも消費者にも良いラインで、価格が落ち着けば良いですね。
随意契約の契約相手はどのように選定するのでしょうかね? 業者によっては他社から不満や癒着を疑われるので公平性を保つのは難しいでしょうね。 業者が安く買って消費者に高く売りつける事態にならないことを願っています。
大臣が変わったら値段が変わる、収穫も備蓄米の売買も何も変わってないのに、高値で買った企業が損覚悟で出すと言うことか?そこだけみるとどこかで隠れて帳尻合わせする密約がって勘繰ってしまう。 それか実際の売買よりかなり安く売っており利益は十分取ったから中間マージンを国に言われて下げたか。 どちらにしても何かありそう。オープンにやって欲しい
引用: https://news.yahoo.co.jp/articles/fc14ea005376c99c6d08e275bdf5ef7444f3d1c7
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