シンガー・ソングライター松山千春(69)が、25日放送のNACK5「松山千春ON THE RADIO」(日曜午後9時)に出演。失言で辞任した江藤拓前農相の後任となった小泉進次郎農相のコメ政策について持論を語った。 松山は番組序盤で物価高の話題に触れる中で「農林水産大臣が、江藤さんから小泉進次郎君に代わって、コメ5キロ2000円。国が備えてあった備蓄米を5キロ2000円という形になりまして」と切り出した。 その上で「今、4200円とか、それぐらいで売られているブランドのコメ達は、2000円の備蓄米が出てくることによって、果たしてコメの値段が下がるんだろうか、と。オレは基本的に下がらないと思うんだ」と持論を示し「なぜかと言ったら、スーパーやお米屋さんは、4000ナンボで買っちゃってるんだよ。それをいまさら備蓄米に合わせて2000円で…こんな売り方絶対しない。4000ナンボは4000ナンボでこのまま、備蓄米がなくなるまで、残っていくんじゃないかなと思う」と理由も説明した。 さらに「結果的にコメが上がってしまった、どこに問題があったんだろうか、というのはひとつも解明されないまま、ここまで来てしまった。小泉農水大臣は、なぜこんな、2000何百円のものが4000何百円になってしまったのか、追及する必要がある」と指摘したが、「『検証してみたい』って言ってたけど、検証する前に備蓄米5キロ2000円で出しちゃったからな。明日からどうなるか、という話だよな」と疑問も呈した。 松山は「小泉大臣がやられていることは十二分に分かるんだけど」と努力に理解も示した上で、「消費者のことばかり考えないで、生産者、中間業者、この3つの代表の意見を聞いて、コメ5キロ、どれぐらいの値段が適当なんだろうか、生産者から見てどれぐらいが適当か、スーパーから見て売る側はてどれぐらいが適度か、いろいろ話し合って聞いたという話なら分かるんだけど、ただ単に備蓄していたコメをとにかく5キロ2000円でバーンと売り出せ、そうしたら他の業者も下げてくるに違いない。おおよそ気持ちは分かるんですけど、1回4000何百円という値段を2000何百円に下げるという業者は、なかなか出て来ないのではないかと思いますね」と結論づけた。 コメ価格については「やっぱり、業者、生産者、消費者、みんなで考えながら適正価格はこれぐらいだろうと、見つけるべきだと思う。安ければ安いほどいいのは消費者、高ければ高いほどありがたいのは生産者の気持ちだと思うけど、今、生産者と消費者の間がグチャグチャになっていて、2000円から4000円になっている、という状況。そこをしっかりと見てやってもらいたいと思います」とコメントした。 松山は「小泉大臣も北海道にも来られてたから、気持ちは分かるんですけどね」とした上で「備蓄米もだんだん少なくなってきて、来年の、再来年の備蓄米はどうなるんだって話ですよね。これ考えないでバンバン出しちゃったら、日本は自給率が40%に満たない、資源のない国」とも。「コメは自給率100%と言っておかしくないぐらいですから、そのコメを、日本の主食を大切に守ってもらいたい、それはつくづく思います」と思いを述べた。
コメント 10件
恐らく、多くの人達は価格が下がる事は期待しているがそれは備蓄米に限った事になりそうと思っているとは思う。今回の備蓄米の価格がそれ以外の米価格にどれだけ影響を与えるかは未知数だと思うが今までの流れからしてあまり影響はしないのではと思うし、今年収穫予定の新米も既に高値で買い付け予約している業者もいるみたいだし。この松山さんの考えは何となく皆んなが思っている感じている事だと思う。
強引かもしれませんが、流通量調整して価格下げないなら国が価格調整しますよと言う意味で一定の効果はあると思います。 すでに流通してる分は下げれば赤字になりますが、これから流通してくるブランド米も多少は下げざるえないでしょう。 あとは備蓄米の余力ですよね。 新米の時季まで足りないなら、卸し業者は価格上がるまでまだ眠らせておくでしょうし
高くてもいいが、安い外国産と両方の選択が必要。 もし、外国産を入れると安価になるとか、国産が売れないという意見がある人がいたら、それは根底から間違っている。 国産は量が少ないので、そもそも国内外の富裕層に売るのに適している。 和牛と同じで、和牛のみを日本の肉の主とするのは、100%無理な話で、 そんなことをしたら、まず貧困層は「肉」を食べることはできない。 高い安いはどちらかではなく、Both、両方のラインナップがなければならない。 自動車も高級車のみの販売、あるいは高級車を安く売れ!といっても無理な話。 まずは安い中古車を販売するように、外国産の安価な米を店頭に置き、その横に高価な日本米が「輝き」を放ち棚を飾る。 日本の米はシャイニング!輝き、宝石、宝物!!!! それはいくら高くてもいい。 そして、その脇に地味で安価な外国産が苔のように敷かれる。 それでいい。
松山千春さんは、考え方がしっかりしているし発言が小泉大臣のように軽くないですね。 政治家は、ここがチャンスとばかりに、自分の名を売ろうとする。 マイナンバーカードの河野太郎議員もそうだけど、良いことを提案しているが、手法が幼稚だから、混乱させてしまう。 松山さんの言われるように、米問屋もスーパーもできるだけ高く売るのが、商売。 この数ヶ月でコメは高くても消費者が買うということが分かったから、備蓄米がなくなったら、極端に安くは売らないだろう。1ヶ月分60万トン備蓄米しかないのだから、寧ろ、備蓄米がなくなるのを見越し、高くなるのではと心配する。 備蓄米と流通在庫米とのブレンドで3000円くらいで新米が出てくるまでの3ヶ月間売るのが、市場での価格を混乱させず落ち着かせる方法だと思う。
米は日本人の主食ですから、安定供給させるためには、どうしても国の補助が必要です 平均70歳とも言われる作り手の後を継いで、若い人達が参入するには、安心して働ける枠組みが必要でしょう 小泉進次郎さんには、今の米価対策と同時に、マクロ的な農水対策もやって頂いきたいと思います
兼業小規模農家と10ha超える収益がある農家をごっちゃにして、兼業小規模農家がコメだけで食っていけるようにしろというところが根本的に無理がある。 そんなことを言うならかつては日本中にあった中小製造業や綿工業や中小製薬企業だってあ生活に健康に生きる為に必須なものだったので保護すべきだったってならないか? なぜ他の業種は個々の経済性ではなく日本経済全体の中で再編や統合,効率化と生産性向上の誘導を図られたのに,コメ農家は高齢者で後継者もいないと言いながら,リタイア後の準高齢の子供や親族が家も車も水田も,転用した土地も兼業で引き継ぐなんて世襲化利権みたいな構造が罷り通っているんだ?票田だからと経済性より『数』を重視して保護してるからではないのか?欧州が先行事例であるように、再編して年収1000万以上が多くなる15ha以上の耕作に誘導すべき。 こんなことしてたら最後は輸入解禁になってしまうと思うよ
うちは母の同級生から原価で買ってますが 一昨年が30kg/8000円 昨年が1万 今年は12000円と言われてます 精米すると1割へるので 精米代とあわせると 5kg/2250円 自主流通米でこの価格です また近所でコメが安いから廃業してた農家が 昨今の米価上昇で今年からまた柵付けを始めました つまり、今の米価でようやく農家は職業としてやっていけるというレベルです なので安くするには 今の価格で国が全量買い取って 欧州のように補助金で安くするしか方法はありません 今、話題になってる カリフォルニア米でさえ 50% の補助金が入ってます 自分の給料上がってほしいけど 物価やサービスは安いままなんて 魔法のような都合の良いことはあり得ないので
まぁそらそうだろうな 備蓄米メインで売れていって、売れずに消費期限迎えるのも損だから多少は下がるだろうけど、備蓄米なくなったら元に戻るかさらに上がる可能性だってある 高くても売れるの分かっちゃったからな 備蓄米2000円もいいけどここまで値段が吊り上がる元凶をつぶさないとね
政府が直接大手スーパードラック等に1000円で下ろせば、大手スーパーは流通コスト+利益2割を載せて販売すれば2000円でも充分売れると思う。 楽天も活用すると言うことなので、流通も持ってるところは完全に安く売れる。 そして今まで買い試していた奴らが焦って米を放出するから、米価は元の価格には戻ると思う。日本の流通小売業がやればできる。
今現在5kg2000円程度で入手可能な限られた地域やルートがあることを踏まえれば十分可能だと思うが、全国的な広がりでそれが可能なのかはやってみないと分からないというところでしょうか。
引用: https://news.yahoo.co.jp/articles/f888b7f8f35133ee156dde3612849e441c5db568
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