「コメはもちろん買ったことがあります」 胸を張って回答したのは、「コメは買ったことがない」発言で辞任に追い込まれた江藤拓農林水産相(64)の後任に起用された小泉進次郎元環境相(44)だ。5月20日に報道陣から江藤氏の失言に絡めて質問された際の回答だった。 5月18日に佐賀市内で開かれた自民党佐賀県連の政治資金パーティーで講演した江藤氏は、「私もコメは買ったことありません。正直 支援者の方々がたくさんコメをくださるんでね。まさに売るほどあります。私の家の食品庫には」と発言。首相はいったん江藤氏の続投を決めたが、国民の怒りは収まらず、20日に江藤氏は辞表を提出。事実上の更迭となった。 21日、石破茂首相(68)は小泉氏に“コメの価格の安定に取り組むよう”指示したといい、小泉氏も「“コメ担当大臣”という思いで集中して取り組んでいきたい」と記者団に意気込みを語った。 「小泉氏は、’15年に自民党農林部会長として農協改革などに取り組んだ経験があり、現在は自民党の水産総合調査会長を務めています。石破首相は、21日の党首討論で『新しい農相の下で必ずコメ価格を下げる』と強弁し、小泉氏への期待をにじませました。 石破首相には、44歳と若く、高い知名度と発信力のある小泉氏の起用で国民の信頼を取り戻す狙いがあるのでしょうが、これまでの小泉氏の評価は賛否分かれるところです。ネット上ではすでに“進次郎構文”の大喜利状態となっています」(全国紙政治部記者) 小泉氏はこれまで“進次郎構文”と呼ばれる、「A=A」のようなトートロジー(同語反復)や抽象的な独自の言い回しで度々話題になってきた。 環境相に就任したばかりの’19年9月、国連サミットで訪米中に小泉氏は「今のままではいけないと思っています。だからこそ日本は今のままではいけないと思っている」「気候変動にセクシーに取り組む」などと発言。’21年3月にはラジオ番組で「プラスチックの原料って石油なんですよね。意外にこれ知られてないんですけど」と発言。 小泉氏の迷言をあげれば枚挙にいとまがないが、ネット上ではすでに大盛り上がりに。 《米って田んぼでできるんですよ。知ってました?》 《米不足ということは..家に米がないということなんです》 《洗わなくても炊ける無洗米っていうお米があるんですよ》 《おぼろげに浮かんだ数字が米の値段になる》 《コメを入れる袋が有料になる》 また、小泉氏が環境相の時期にレジ袋の有料化が始まったことから、Xでは一時「米袋有料化」が政治のトレンドになるなど、進次郎氏の動向に注目が集まっている。米価格の安定という大きな課題にどう取り組むのか、今後の発言も含めて期待したい。
コメント 10件
普通に育てたら、一粒の米からは一房の米しか成らない。 でも、農家は1粒一房を10倍以上に育てます。 土の構成や構造を熟知して、天候などの自然を理解して味方にしてうまく利用して、安定した生産ができることは普通のことではないです。 代々の知識が集約されて受け継がれてくるので、わざわざ優秀な大学で学歴を磨かなくても高度な技術と知識を持っています。 これを1からやるとなると、大学を卒業した程度では生活ができるほどの安定した収入を得る運用などは無理です。 そういうことをこの方がどこまで理解できて、国民の生活に落とし込んでいけるのか見ていこうと思います。
江藤さんは事態を軽く見て「新米が出荷すれば…」とか「備蓄米を放出したから…」とかすぐにでも値が下がると希望的観測ばかりだった。小泉さんは抜本的改革には数年かかるぐらい言って、腰を据えJAなど諸問題を丁寧に精査して農政改革に取り組んでほしい。
2024年の米先物解禁、農林中金の巨額損失などでコメの価格は高騰している。 米先物取引はSBI、SBIの社外取締は竹中平蔵。米先物取引が解禁されたのは大阪の堂島取引所、吉村知事も立ち会いの元解禁されその後維新のガバナンス委員会に起用されている。 農林中金の巨額損失は小泉進次郎が融資を進め、海外融資で1兆5千億円の赤字を出している。
もしかして、田植えって田んぼに「米を植える」ことだと思ってるのかも。 陸稲(おかぼ)を育ててた地域の出身とか? 米なし正月ということで、正月にお餅を食べない文化の地域もあるけど、それ? そして「米を洗う」って、無洗米じゃなかったら、洗剤で洗うと思ってたのか? 中学校や高校のカリキュラムに、農業が必要なのかもしれない。水田学習は小学校5年でやるけど。
米値上げは、農産物輸入増の布石。その実行役が親米の小泉さんと言う事です。備蓄米放出と並行して必ず言ってきます。そして実行されれば日本の食料自給率は1桁台。何故なら農産物だけではない、種子から飼料まで大半を輸入に頼っていますから。これ程、食の安全に無頓着な国は日本だけです。政治を変えないとダメ。
「米輸入絶対阻止」を唱えていては、コメの高値解消は無理でしょう。1年前では5㎏1700円程度だったものが、いつの間にか5㎏3000円台であれば許容の範囲とは納得できない。3000円台は3000円から3999円まであります。外からの競争(従量税1㎏あたり341円、トランプ大統領の関税率700%は20年前ではあっているが、現況は円安やコメ価格から実質200~400%ぐらいか)を拒否し、国内では寡占と規制とで「がんじがらめ」、競争原理が働かない状況にあることが大きな問題点です。 国内産米の価格安定には、関税引き下げと輸入を今すぐに行うことです。 令和のコメ騒動の教訓は ①コメ流通が硬直していて、実質寡占状態になっている現象が引き起こす 悪影響②パン、饂飩、ラーメン、パスタなどへの急速な米離れ、高齢者でもコメなしの生活に適応可能③カリフォルニア米など外国産米への抵抗がなくなったことです。
対策にも短期と長期がある。日本の農業を守るのは何も今のJAを守ることじゃない。自給率100%でも庶民が食べられなけりゃ誰のための何のための食料安全保障かわからない。既得権の改革は抵抗が強いので国民の側もデマに騙されず見守る必要がある。って、難しいだろうなあ既得権側に簡単に騙されてそうな気もする。気をつけたい。
この非常事態で、この発言は笑えない。 本当に国民を助ける気はあるのでしょうか。 本当に生産農家を守る気はあるのでしょうか。 金の事だけ考えてるあなたたちには分からないでしょうね。 何の苦労もせず、国民の税金で当たり前のように美味しいお米が食べれる環境でいるあなたたちには分からないでしょうね。
小泉進次郎新大臣は都市部が地盤なので JAとの利権関係は個人的には少ないだろう 党内派閥的にも石破岸田ラインとも異なるし 個人的には農産物流通を独占としている JA及び農水省改革にメスを入れて欲しいところです。地方のJA票を頼みとしている 党内の農業族議員の言いなりにならない 大胆でセクシーな農政改革を望みます。
目的が明確なので誰が大臣になっても価格を下げることは簡単でしょうね。「備蓄米を無制限に、、」は強力なメッセージであり、値上がりを待って滞っているコメが流通し始めると認識しています。 ただし、この件はあくまで選挙対策です。選挙後はまた値上がりしていくでしょうね。 小泉氏に教えられ、得た最大の知識 「プラスチックは石油から出来るんです」ぶったまげました。
引用: https://news.yahoo.co.jp/articles/9fb03b95c51caacab8174ffd6aece4cd70ef19c4
コメント