◆プロボクシング ＩＢＦ世界フェザー級（５７・１キロ以下）タイトルマッチ１２回戦 同級王者・アンジェロ・レオ（米国）―同級１位・亀田和毅（ＴＭＫ）（２４日・インテックス大阪） ＩＢＦ世界フェザー級タイトルマッチ１２回戦は２４日、インテックス大阪で行われ、メインイベントで登場した同級１位の亀田和毅（ＴＭＫ）は、王者アンジェロ・レオに０－２の判定で敗れ、３階級制覇はならなかった。採点はジャッジ２人が１１５－１１３、１１６－１１２で王者を、１人は１１４－１１４だった。 地元の大阪の声援を受け、２０１９年７月のＷＢＣ世界スーパーバンタム級暫定王座陥落以来、５年１０か月ぶりの世界王座返り咲きに挑戦。勝てば日本史上初となる長男・興毅（ライトフライ級、フライ級、バンタム級）と兄弟３階級制覇だったが、届かなかった。 今年でプロ１８年目の３３歳。２０１３年の世界初奪取後、２人の兄の興毅氏、大毅氏が引退。当時、父・史郎氏から「これから先の１０年はおまえが背負っていけ」とたくされて、１２年近く、亀田家最後のトリデとなり、踏ん張ってきた。戦績は興毅氏の３５戦、大毅氏の３４戦をはるかに超え、４７戦というキャリアに達した。 ３階級制覇挑戦が実現するまでの道のりは長く遠かった。２０２０年以降、コロナ禍で世界前哨戦など転機となる大事な試合が流れたり、その後の敗戦や再起戦を経て、約６年ぶりにつかんだ世界戦の舞台だった。試合前には「６年かけてようやくたどりついた世界戦。こんなチャンスは二度とないし、自分の中では『次、負けたら終わり』というのがある」と語っていた和毅。「亀田家 最終章」と銘打った地元のリングで結果は残せなかった。家族が見守るなか、リングをあとにした。 ◆亀田 和毅（かめだ・ともき）１９９１年７月１２日、大阪市西成区生まれ。３３歳。２００８年、メキシコでプロデビュー。１３年にＷＢＯ世界バンタム級王座奪取。１８年にＷＢＣ世界スーパーバンタム暫定王座を獲得し、２階級制覇。長兄・興毅氏は３階級制覇、次兄・大毅氏も２階級制覇（ともに引退）。トレーナーの父・史郎氏、妹の姫月（ひめき）はユーチューバー。家族はメキシコ人のシルセ夫人と長男・望有くん、次男・有里くん。身長１７１センチの右ボクサーファイター。
コメント 10件
８Ｒくらいまでだったか。集中してたし、いつもみたいな手打ちではなく当たればダウン獲れるのではと思えるパンチを出しいい試合をしていた。 レオもだいぶやりにくそうだった。 ただ判定的にそのままでは厳しいと感じたのか、バテたのもありそこからはただ前進するだけの押し合いメインのこれが浪速のパチパチパチパンチだーの手打ちになってちがーーうって叫びそうになった。 とはいえ今回は途中までのボクシングは間違いなく亀田和毅史上一番強かったと思う。普通に押せた。実力差を考えれば間違いなく善戦。 手堅く一辺倒のボクサーではなく、いつぞやの記者とかいないスパーの映像で見たいいボクサーだった。
普通に良い試合だったと思う。特別な才能があるわけではない亀田和毅が、自分の出せる精一杯を出し切った試合じゃないかな。時々見かける異様に手数が少ない試合、ってわけでもなかったし、リスクを取って前に出る場面もあった。 まぁフェザー級の層は厚く、シンプルに力不足って結果でしょう。特別悪く言う必要も無い試合だったと思う。
1Rから終盤のボクシングが出来ていればな。 解説が言っていたように、それが出来れば勝てたとは限らないが、勝つ為にはそれをする必要があったよな。 善戦といえば善戦なんだけど、もどかしい気持ちになる。 話は違うかもしれないが、堤の魂が乗り移れば勝てた試合だとも思ったし、堤ってやっぱり凄いボクサーなんだと感じた。
双方決定打が無く、微妙な戦局のままラストラウンドまで。 自分は、総合的にはレオの方が手数が多かったように思っているが、見る人によってポイントは分かれそう・・・という、本当に微妙な内容。 亀田は前評判通りの「詰めが甘い」「手打ち」などが垣間見れる戦い方。 レオは、前評判とは違い、アグレッシブさに欠いた戦い方。 厳しい見方をするのなら、「物足りない試合」となるのでは。 自分は、両者共に今後は見なくてもいい・・・と思える内容だった。
すごく良い試合でした。 私の採点では114-114のドローでした。 戦前の予想では、王者の圧倒的有利という予想だったけど、本当に接戦だったと思います。 身体の強さでは決して負けていなかったし、 消極的にならず、手数も出せていた。 前半ポイント取られたのが痛かった。
なかなかいい試合だった。内山さんも言っていたが、序盤レオに合わせ過ぎてポイントを失った感じ。中盤以降は接近戦になって、上も下もいい感じにパンチが当たり始めた。レオのうまさもあったが、より積極的に攻めればもしかしたらの内容だった。ともき選手お疲れ様。
良い試合だったけど、あと少し足りなかった！ 1R、2Rが勿体なかった。 でもナイスファイト！ おそらくキャリアで今が1番強いはず！ 33歳だけど、もう一度ここから這い上がってほしい！ その実力はある！
三階級目でこういう試合ができるんやからもっと普段からこういう試合が出来たはずやしキャリアも変わったものになったと思う。最後であろう試合にこういうのをしたのは勿体無いな。
正直かなり和毅が予想より良かった。 ディフェンスと身体が強かったからレオに決定打を許さず良いところ潰して、レオ目線からすると攻めあぐねていたと思う。5R以降のスタイルで序盤からやっていれば、試合分からなかったと思う。
和毅選手もいろんな局面を想定してきたのがよく分かったけど、左の差し合いで後手踏んだのが痛かったな。 レオにひと泡吹かせたとは思うけど、ロペス相手に採点でも勝っていた技術はさすがの一言だった。
引用: https://news.yahoo.co.jp/articles/4856ef507ede60480c6ac4d7ca0f41c8cf16eadf
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