長野県中野市で4人が殺害された事件から5月25日で2年です。日課のウォーキングをしていた70歳（当時）の女性と66歳（当時）の女性が男に刃物で襲われ死亡しました。さらに、通報を受けて駆け付けた池内卓夫さん（当時61）と玉井良樹さん（当時46）も同じ男に猟銃やナイフで襲われ、死亡しました。4人の殺人の疑いなどで逮捕されたのは青木政憲被告（33）。責任能力を調べる鑑定留置を経て、殺人の罪などで起訴されています。 この事件は「ローンオフェンダー」の特徴がみられます。「ローンオフェンダー」は組織に属さずにテロ行為に及ぶことを指します。長野駅前の3人死傷事件、東大駅前の切りつけ事件など同じような事件は後を絶ちません。専門家は「社会的な孤立を防ぐ」ことが重要だと指摘します。 日本大学 危機管理学部・福田充教授： 「かなり誇大妄想的な、被害妄想的な状況に追い込まれていたと推測ができると思う。ローンオフェンダーに近いと思います」 日本大学危機管理学部の福田充教授。青木被告の犯行は組織に属さず個人でテロ行為に及ぶ「ローンオフェンダー」の特徴があると指摘します。 独りぼっちを意味する「ぼっち」という言葉に過剰に反応し、事件当時、近所付き合いがほとんどなかったという青木被告。現在も、担当弁護士に事件の話を全くしていないということです。 福田教授： 「自分の人生を諦めたような状態、社会に関しても自分自身についても無関心である状態が強化されているという意味では、自暴自棄型の犯罪に近い傾向がある思う」 福田教授は「ローンオフェンダー」を大きく3つに分類しています。 安倍元総理銃撃事件のように政治的思想が動機になる「テロリズム型」。 2016年に神奈川県の障害者施設で入所者19人が殺害された事件は、差別的思想を持つ「ヘイトクライム型」。 そして、中野市の事件のように個人的感情から他者を巻き込む「自暴自棄型」。近年、増加しているのがこの「自暴自棄型」です。
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職で稼げるかが重要でしょう。 無職なら誰とも関わりたくない気持ちになります。 私も教員就職氷河期やリーマンショック会社倒産にあって、 一時的に無職になることがありました。 自分が望まない無職期間は、あまり街中に出て行きたい気分ではありませんでした。 小学校教員採用試験も１０～２０倍を数年間受けて、その労力の疲れや孤独感はありました。友だちとは会ったりはしましたが。 社会人の年齢になったら、就職が重要です。 就職氷河期にフルタイム非正規を増やして、崩壊したと思います。
興味深い記事でした。 国が今までツケにしていた分が最悪な形で戻ってきた感じです。 私も新卒就活の時はリーマンショックでなかなか見つからなくて自暴自棄になっていました。 その後も体調を崩して前の会社を退職してからなかなか仕事先が決まらなくて自分だけ働いていない劣等感と孤独感が辛かったです。 家族がいろいろ助けてくれたので生活出来ていますが、そうでなければどうなっていたか想像するだけで怖いです。
しかしこれは根深い問題。 パッと見、何を抱えているかなんて分からないし、変な疑いをかける訳にもいかない。 高齢者の運転ミスによる事故と同じでこちらがいくら気をつけてても、どこから攻撃される分からないのが恐ろしいところ。 爆弾テロなどなるべく大勢を狙う趣旨のテロなら人混みやイベントを避ける、など対処もあるが、「誰でもいい」といきなり道端で襲われるとどうにも出来ない。 自分よりこれからもずっと登下校がある子供を心配する。
日本は昔から自己責任論が強い国。だから首を吊る人が多いんだけど、ネットの普及で海外の思想を簡単に触れられるようになったので、思考方法が変わってきてるように思うね。 最近、物価高で生活が苦しいのは政治家や官僚のせいだと言う人たちが多くいるけど、あれも影響を受けた人。自己責任論であれば給料の低い会社で必死に頑張るのが悪いってだけの話。自己責任だと自分が辛いので、他責論も強くなってる
ローンオフェンダーは、社会、システムの問題だろうか？ 快楽刺激を利用した文化形成、市場形成、情報技術の革新。かなり、問題が出てきているのではないか。 社会的コストを低下するという日本人の美徳は、文化面に支えられている。 新自由主義は、コストを社会やシステムに支払わせ、個人消費を促す傾向が強い。 それ以前の文化は、システムの問題か、人間の問題かという面は重要な視点だった。 人間の問題と立ち返れば、個人消費市場は冷え込むだろうか？快楽刺激を消費し、市場を拡大してゆくのは、健全な思考だろうか？
今仲間がいる、という人は皆が皆周りから誘ってもらって仲間になったわけではなく、自分から行動を起こして仲間を得たというパターンがほとんど。 孤立したくないという人を社会全体が拒んだのであれば、それは社会の問題だが、そんなことは一切ない。 子供は別だが、自分から行動さえすれば受け入れてくれる人などいくらでもいる。 逆に孤立している人に一応声掛けくらいはできても仲間に加わるよう強制まではできない。 それこそ人権に関わってしまう（好きで孤立を選んでいる人もいるので） 社会のしくみとはそういうものなので通り魔的殺人に対し、社会に責任は一切なく100%個人の責任。 現実から目を背け、何でもかんでも社会の責任にしてしまう風潮こそが、そういう無差別通り魔事件を生んでいると言える。
社会的孤立を生まない社会 これ、すでに孤立している人に声をかけても反応しないと思う。 役所が相談にのります、ドコドコにカウンセラーを配置しました、支援団体の施設を紹介しますとか聞いてそこへ赴く人は多分努力していて「大丈夫な人」だ。 孤立の中でも深い場所にいて、周りの声にも聞く耳持たず自分から離れていってしまって危険思考を持っていたとしても実行していなきゃこちらも気づかずに手を伸ばせない。 みたいな今の時点で見えない存在の人が事件を起こすんじゃないの。 しらみつぶしに各自宅を回って国が把握するなんて不可能だし、なんなら隣近所の人が「そんな人がいたなんて知らなかったわ！」なんだから「社会的孤立を生まない社会」っていうのも不可能なのでは。 インターネットやモノの発展、このご時世、ものすごく難しい対策になるんじゃないかな。
社会的孤立を生まないって無理でしょ。 家族等がいれば専門機関でのカウンセリングなんかの対処療法も可能かもだけど、身寄りもない1人の人間だと難しいんじゃない？ 身体が健康というか簡単な仕事に耐えれるようであれば生活保護を支給せず、市とハローワークとかで連携して社会との繋がりを作る仕組みを作って欲しいです。 義務を果たさない勘違いには権利を与えちゃ駄目でしょ。
幼少期に例えば学校で遠足に行ったとして、終えてから感想を尋ねても、ぼんやりした表情で何も答えない。楽しかった？と尋ねるとウン楽しかった、とは答える。何がいちばん楽しかったのと尋ねると、思い出そうと考えるそぶりもなく、うながされるまで無言。やがて、わかんない、と答える。 好きなアニメは何？など本人の興味あるジャンルを尋ねると、好きなものは割とすぐ答える。好きなキャラクターも答えられる。そこから先は、どんなところが好き？どんなお話？と訊いても具体的な表現には至らない。 ただ、戦闘での残虐なシーンだったり、少しひとをばかにしてギャグに仕立て笑いをとるようなシーンは、笑顔でよく喋る。 何色がすき？好きな食べ物は？などという簡単な質問にも、ぼんやりしていることがある。何度指摘されても自分から挨拶をしない。ぽかんと相手を見るのみ このような傾向を何というのか知らないが、この犯人はそうなのだろう。
孤立を防ぐことができれば凶行に走る前の最後の精神的防波堤が作れるんだろうけど それを発見してケアしていくのは色々と難しいだろうね 個人の問題として切り捨てるより建設的な向き合い方だとは思うけど
引用: https://news.yahoo.co.jp/articles/d1d5b0bee8bd0cef7c94f95ae6a70ed5776b4a2c
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