◇大相撲夏場所千秋楽(2025年5月25日 東京・両国国技館) 13日目に2場所連続4度目の優勝を決めた大関・大の里(24=二所ノ関部屋)の横綱昇進が事実上決まった。日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)が横綱審議委員会への諮問を決め、昇進を諮るために審判部が要請した臨時理事会の招集も認めた。 14勝1敗で2場所連続4度目賜杯。全勝優勝はならなかった。だが、強さも安定感も将来性も感じさせた15日間だった。 結びの一番。大の里の全勝優勝を期待するファンの歓声と、横綱に“意地を見せろ”と激励の声も飛ぶ。取組前から騒然となる中、お互いが気持ちの入った立ち合いを見せた。そこから一度は大の里が圧力で上回り優勢に。しかし、そこから豊昇龍が逆転の上手ひねりを繰り出し全勝優勝を阻んだ。横綱の意地、綱確実の24歳の気迫…気持ちのこもった一番に国技館には悲鳴に似た歓声と、全勝優勝を期待したファンのため息が入り交じった。 ◇大の里 泰輝(おおのさと・だいき=本名中村泰輝)2000年(平12)6月7日生まれ、石川県河北郡津幡町出身の24歳。7歳から相撲を始め新潟に相撲留学。能生中―海洋高。日体大では1年時に学生横綱、3、4年時にアマ横綱に輝くなど13冠。元横綱・稀勢の里が師匠を務める二所ノ関部屋に入門し、23年夏場所に幕下10枚目格付け出しで初土俵を踏んだ。2場所で十両に昇進し24年初場所で新入幕。同年夏場所で幕内優勝。2度目の優勝を果たした同年秋場所後に大関に昇進した。今年春場所、夏場所で連続優勝。1メートル92、191㌔。得意は突き、押し、右四つ、寄り。家族は両親と妹。
コメント 10件
豊昇龍と大の里のライバル物語にまた新たな1ページが刻まれました。欲を言えば大野さとに全勝して欲しかったですけど、これはこれでいいと思います。豊昇龍も序盤の連敗からよくここまで立て直してきてさすが先輩横綱だと思いました。 それより来場所から遂に千秋楽に横綱対決が見れるのでとても楽しみです!
これで良いんだよ、横綱が最後に意地を見せた! これから先を考えれば、毎場所ぶつかるわけだから横綱が意地を見せる事により、今後の対決が楽しみだよ。 横綱昇進は間違いないから、ホントの強い横綱になってほしい。豊昇龍も大の里が横綱になる事によってとても刺激を受けてるだろう。
今日の大の里関は今場所のいつもの立ち合いでしたが、豊昇龍関の攻め込まれられながらも相手のまわしを取り背後の土俵際との距離感を計りながら投げの体勢に整えていく得意の形に結果的にも嵌まってしまいました。 大の里関は横綱昇進間違いないでしょうし、今後は土俵の内外で忙しい行事で慌ただしくなるかもしれませんが、易々と全勝することはできないと難しさを感じ、さらに高みを目指すよう取り組んでいくのではないでしょうか
成績的には文句ないでしょうね。これから大横綱になれるように精進して下さい。ただ以前、週刊誌報道で色々言われたので、そういう事で問題にならないようにお願いしますよ。北尾や朝青龍みたいな問題を起こさなければ、大横綱になれる器だと思います。ケガなくしっかり稽古して強い横綱になる事を期待しています。
千秋楽最後の豊昇龍関との取組。本当に気迫のこもった素晴らしい取り組みだった。これは勝負強く、この取組にすべてを懸けていたような気迫だった豊昇龍関が凄かった。これからもお二方の取組が見られると思うと楽しみで仕方有りません。 大の里関、優勝本当におめでとうございます!
大の里、優勝おめでとうございます。 大関で2場所連続優勝、横綱昇進は文句なし。 今場所は本当に強かった。圧倒的な強さがあった。 千秋楽、結びの一番で豊昇龍に勝ち全勝優勝して欲しかったが残念。 勝ち急ぐと投げを喰らう事が分かっていただけに来場所に向けて課題が明確になった。 来場所こそ全勝優勝することを願っています。 大の里には強い立派な横綱になって欲しい。
豊昇龍も横綱として意地を見せましたね。しかし、大の里は13場所で横綱昇進は凄い事です。日本人としての横綱昇進も、かなり久しぶりのようですし、いよいよ大物が頭角を表し、まだ若いですし、これからの将来性を考えたら相撲界を引っ張るような確固たる地位を築いて欲しいと思います。期待は膨らむばかりです。
おめでとうございます! 最後は負けてしまいましたが、2人とも気持ちの入ったいい取り組みだったと思います。負けて学ぶことも多いですし、豊昇龍だって先輩横綱としての意地やプライドがありますからね。ただこの取り組みがこれから何回も見れるのは楽しみですね。
最後負けてしまいましたが昨日も危なかったし、ある意味課題が出来てよかったのではないでしょうか。横綱からも強さだけでなく横綱としての意地や格を教えられ、両者とも経験になったのではないかと思います。 これからも頑張ってください!
受けに回ると攻め手が弱いことが露呈してしまいましたね。 圧力と出足だけで数秒で勝つので、まわしを取って相撲が長期戦になることを想定していない。 豊昇龍のような強い相手だと出足は止められてしまいますからね。 今日も受けに回った時、まわしを取りに行く動作が非常に遅かった。 その時にどう攻めるかを今後考えないと、相撲が単調になってしまいますね。
引用: https://news.yahoo.co.jp/articles/e5794c64ef9675c574fe90c99acd090f43b5ab17
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