読売テレビの高岡達之氏は26日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」（月～金曜午後1時55分）に出演。政府備蓄米をめぐり新たな放出方法を打ち出した小泉進次郎農相がかつて自民党農林部会長時代に主張した「農協改革」をめぐり、「先々の話にたどりつくまでに、超えるべきハードルがある」と、クギを刺すように指摘した。 進次郎氏は2015年10月に自民党農林部会長に就任し約2年務めたが、在任中にJA全農改革に着手。JAの自己改革を求め、JA側や自民党農水族議員と激しい攻防を繰り広げた。発表された改革案は「骨抜き」と批判を受けたが、進次郎氏は「のむところはのんだが、譲れないところは譲らなかった。『負けて勝つ』の思いだ」とし「骨抜きではない」と反論していた。 農相就任にあたり、農協との関係について問われると「私は今までの日本の農政を考えた時、ややもすると組織、団体にあまりにも気を使いすぎ、本来もっと消費者、生活者の目線でやらないといけなかった改革が遅れている。コメは象徴的な1つの政策」とした上で「その思いを持ちながらも幅広くコミュニケーションをとり、新しい時代の農林水産行政を築き、消費者の理解と、生産者の意欲の距離感が縮まるような関係が築ければ、日本にとっては前向きな方向に転換できるチャンスにもできるのではないか」と述べていた。 番組では、進次郎氏の農林部会長時代の発言に触れながら、再びJA改革に切り込むのかをめぐり、専門家の見解をまじえ議論をかわした。これについて、高岡氏は「ずっと話をしていただいたことは、先々の話。そこにたどりつくまでに、小泉大臣もそうですけど超える政治的ハードルが目の前にある」と指摘した。 進次郎氏はこの日午前、随意契約による政府備蓄米の新たな売り渡しの内容を発表。数量は2021年産、2022年産を合わせて30万トンで、店頭での販売価格は5キロ当たり税込み2160円になると述べた。高岡氏は「まず、（政府備蓄米が）2000円で公約通りに並ぶかどうか。ダメな時点で、この先の議論はなくなってしまう」と述べた。その上で「その次は、2000円で並べたものについて、国民が『不公平』と思うかどうか。安いものを待っている方が手に入らないというのは、政治的に大変なリスク。今、売る業者の公平感のことばかり言われているが、消費者の不公平感ほど、選挙の前に怖いものはない」と、今回放出される備蓄米は、国民全体に行き渡るものでなければならないとの認識を示した。 高岡氏は「そうしたものを乗り越えてた先ですよ。この話（JA改革）は」と、クギを刺した。
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随意契約業者を公表するとなっていました。更に、売渡し価格や受渡し条件も明確になっています。公表されることを理解した上で、随意契約した小売りは流石に2，000円で売るでしょう。そうでなければ、消費者からの信用を失いますし、2，000円の備蓄米は客寄せにもなると思います。 問題は、味見や既に落札された備蓄米や他のお米の値段を下に引っ張れるか、それとも下がらず価格が完全に2極化するかなどありますが、大きな一歩だと思います。
2000円台を目指すという具体的な方針が出たのだから、それに向けて農水省全体が努力していけばいい話だと思う。これで2000円台にならなかったらと言っている奴は先に結果を求めすぎ。既に大きく動き出した時点で前大臣よりは適性があると思う。数週間前はコメは高くないとか抜かしてたんだから…。そんなすぐに結果が出るかよ。きちんと動静を見守って意味のある批判をしましょうよ。
新米入荷まで米を持ってる者の主導相場で高値で売り抜けられるというマインドに、梅雨前にある程度売り切らないと備蓄米が卸しを通さず直接店頭に並んで需要の一角を埋めるぞというメッセージが出ることが重要な政策です。 あくまで緊急の策で、抜本的な米価対策や農政改革とは別の話です。
前農水大臣は何もしなかっただろ？しかもお米買った事は無いと失言退任。新農水大臣は就任早々米価格にメスを入れ前大臣より仕事が早い。前大臣は「コメの価格が下がらない事に大変申し訳なく責任を感じている」と口だけ大臣でした。新大臣は数日でコメの価格を2000円台にしようとしている。行動と同時に結果を出そうとしているが、数日でJAの改革や今後の見通しまで解決してしまうとどうなの？と思います。それは「順番」だと思うし、今は一番しなければいけない事をしているだけですので、長い目と暖かい心で見守れば良いのでは？改革を始めた時点で批評批判してもどうかと思う、時間はかかっても結果がすべてだと思いますが…
テレビの解説委員という役職がいかに無意味なものかを物語ってるなあ 公約通りに2000円で並ばなかったときに、どうしてそうなったのかを解説するのがその役割ちゃうんかと それこそ、売り渡し価格が5キロ換算で892円だって公表されたんだしな 配送料も政府持ちなら、あとは精米・袋詰め・各店舗への配送料がいくらになるのかだもの 残りが利益なわけだからね
結果的に2,500円であったとしても充分結果を出していると思いますよ。 平気で公約を破ったり無視したりする政治家ばかりの中、公約未達成でも7～80点の結果を出すことができたならば、相対的にトップクラスに素晴らしい事です。
アラフィフシモジモです。 とりあえず、スピード感があるのはいい事だと思う。 あと、店舗で今販売中の４０００円オーバーの米がもう少しすれば安売りされるんじゃないかと期待しています。 精米済みだと日持ちの関係か大手スーパーやドラッグストアは見切り売りしますからねぇ。 まぁ、明朗会計でやってくれそうなのがなにより！
論説は正しいと思います。現状は十分に緊急時に該当し、その緊急時の対応として公的な販売価格を大幅に下げる。 結果として米の流通・販売業者は割を喰うでしょうが、今一度考えるべきです。原価の2倍の価格を転嫁しなければやっていけないなら、卸業などやめるべきです。 現に楽天の三木谷などは格安で流通出来ると言っている。彼らのような新鋭の流通が本格的に入ってきたら、原価の2倍で売るなんて暴利が今後出来るわけないでしょう。 無論、JAは追い詰められるだろうし、廃業を考える米卸もいるでしょうが 今後は米価格の安定と適正化、透明化に努めますと団体で表明すればいいだけです。基本、それで終わる話です。 結局、国民は米流通の不公正、不透明さに怒っているわけですから。
JAではないスーパーやドン・キホーテ等の小売業者が直接仕入れをするという事であれば、恐らく2000円台で店頭に並ぶと思いますよ。一番不安に感じるのは20万トン以上もJAが１社で高値で掴んだ事。このままでは農水族が黙っていないと思う。損失分の補填は誰が？小泉氏の仕事は農水族連合と決着をどう着けるのかだと思う。
まるで「お手並み拝見」とばかりに随分上から目線の言い方だ。 前農水大臣は「米の価格は市場が決めるもの」として、備蓄米は放出するものの価格高騰を抑制する姿勢を全く見せなかった。 それを小泉新農水大臣は方向を１８０度転換して価格を抑制に乗り出した。総理の後押しがあってのことと思うが素直に評価してよいのではないのか？ 確かに国民全体に行き渡るには量が足りないかもしれない、価格を下げるのには焼け石に水かもしれない。 しかし、もし失言をせず大臣の交代が無ければそんな話にもならなかった。まずは応援してよいのではないのか？
引用: https://news.yahoo.co.jp/articles/7d535fca570f8d03a5b014aec5f557a59d228b8b
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