国民民主党・玉木雄一郎代表(56)が26日、自身のX(旧ツイッター)を更新。小泉進次郎農相が同日、政府備蓄米放出の新方式を発表したことに言及した。 小泉氏は26日、政府備蓄米放出の新方式を発表。競争入札を取りやめ、随意契約で国が大手スーパーなどの小売業者を任意に選んで直接売り渡す。6月初旬にも店頭に5キロ当たり2000円で並ぶのを目指す。年間1万トン以上の取り扱いがある大手小売業者が対象。放出量は30万トンで、需要に応じて追加を検討する。 随意契約では、60キロ当たり税抜き1万700円(5キロ換算で892円)で業者に売り出す。地方に輸送する際の費用を国が負担し、経費などを含めても店頭価格が5キロで2000円程度に収まるようにする。 玉木氏は農水省の発表を引用しつつ「6月、7月の備蓄米の販売価格は2000円台に下がるだろう」と予測。そのうえで「ただ、問題は中長期的なコメの値段だ。9月以降の新米の値段が下がるかどうかは定かではない」と懸念点を挙げ「すでに概算金として23000円/60kgを買い入れ価格として提示しているところもあるので、新米は2000円台/5kgには下がらないだろう」とした。 また、「そもそも、コメの値段を下げればいいというものでもない」とし、「農家の再生産可能な所得を確保しつつ、適正価格のコメを消費者に届ける、この政策目標をどうすれば達成できるのか。その政策が問われている」と指摘した。 そして「18年に、自民党(安倍政権)は、米政策の歴史的転換と称して『減反廃止』を打ち出しながら、その内実は、生産数量目標の配分を継続したり、飼料用米への転作を積極的に奨励したり、事実上の減反政策を継続したことが、今回の令和の米騒動の遠因」だと私見を述べ、「小泉大臣には、10年越しの『宿題』に解答を出してほしいし、その解答は、農家の所得を直接補償する新たな直接支払いの導入だ」と締めくくった。
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生産効率を上げるように頑張っている農家とそうでない農家を一律に所得補償するのは問題だと思います。なぜ農家だけが国が保護しなくてはいけないのかわかりません。保護効率の悪い人は退場してもらったらよいと思います。又食料安全保障と言う人がいますが米を作るのにもの肥料が必要で肥料は輸入品です。今は外国に全く依存しなくて国内だけで国民全てのお腹を満たすのは不可能です。食料安全保障などと絵空事を言っていないで米の輸入を拡大して消費者に色々な選択肢を与える事が必要だと思います。
民主党時代に実施した個別所得補償制度を復活させるしかない。農業従事者のの平均年齢は69歳であり、後継者がいなく廃業になる農家が多い。その理由は、農業は低所得であり生活が成り立たないため。 農家への個別所得補償は、アメリカ・欧州でも一般的に導入されており、食料安全保障の見地からも導入すべき制度である。そして、農業を活性化することで地方創生に繋げることも有効である。
現状でも農家の米出荷価格と末端販売価格には大きな隔たりがあり、小売の価格でみても生産者を守ることにも、消費者を守ることにも繋がらない。 であれば、食糧管理法時代のように逆ザヤで政府が買い取る以外に農家を守る事はできないのではないだろうか? もちろんそれはすなわちあの頃のように食糧管理赤字が兆円単位で発生することにはなるが、市場原理に従って決まる販売価格に消費者が耐えられない以上はそうせざるを得ないと思う。
備蓄米を高値にはならないように放出すればそれなりの値段で市場に出るだろうしそれによって一時的には米価が下がるだろう。 だけど根本問題が解決する訳ではない。中間業者が中抜きしているってのはあったとしても独占業者がいる訳でもなし、需要と供給のバランスが崩れたから高値になっているのだろう。 米価は市場に委ねる方針できたが安ければ生産者が離れてしまうし高ければ消費者が困ってしまう。補助金などの投入もある程度は必要だろうがこれも国民が全体として納得できるレベルはどのあたりになるのか。 バランスの取れた農政が必要なんだろうがそれが難しい。
今の農政では農家も消費者も守れません。長年にわたり輸入米には高い関税をかけて集荷業者や生産者に対して補助金を出して競争もせずにぬるま湯に浸かり農業を進化成長させてこなかった。そのツケが令和のコメ騒動として消費者にシワ寄せされている結果となっています。JAと農水省が生産と価格を調整しているのにコメの価格は市場原理で決まるなどと間違った理論で国民に喧伝して農政改革すらせずに言い訳を繰り返している事に違和感しかありません。コメの値段を下げて農家を守りたいのなら輸入米を緊急輸入してコメ不足を解消して上で農家には個別補償すれば問題はすぐに解決します。
農業に対して真剣に向き合うべき。遅いくらいでもある。人権ばかり主張する傾向があるが、失われた30年は会社でいうと売上利益優先の政策。これからはコンテンツ選びや仕組み作りだと思う。AI活用、合理的省力化など、昭和から切り離し新しい枠組みをつくることで次世代に繋げないといけない。
前農相の時よりは良いと思います。 農相が変わってやっと動きが見えてきたと思えば、杭を打つことばかり言って、とりあえずは現状の価格を先に下げることを目的に動いているだけ前農相とは段違いに良いと思います。 玉木さんの言っていることはその後のことだと思います。 口で言うのは簡単です、玉木さんも何の責任もない口だけのコメンテーターにならないで何かしら口で言う前に党関係なくお手伝いをしてあげてください。
玉木さんが以前から言ってる農家への直接支払い、いわば個別所得保証ですね。 諸外国では当たり前にやってる精度です。 消費者としては安いほうが良いに決まってますが、かと言って農家さんが持続できないようでは可哀想だと思いますよね。 玉木さんが総理になったら、その政策で農政はやって行きましょう!
今は備蓄米だけの話だし、何より就任1週間程度でこういう事ができるのに今までの人は何してたの?という話が先だと思います 新米の時期までに在庫するコメで少しでも価格や経路を修正していけば新米も適正な価格で出てくるのではないか?と今は野次を入れず期待したいところです
農家の再生産可能な所得を確保しつつ、適正価格のコメを消費者に届ける、この政策目標をどうすれば達成できるのか。その政策が問われている」と 指摘って、先にいいカッコして述べることより、 今始まった小泉大臣の米対策に賛同し、少しでも良い方向に進められるよう、懸念ばかり発信せず協力するのがあなたの役目では
引用: https://news.yahoo.co.jp/articles/5e7f42f6fa79d5dcb35e8fdf13257dc5f9c34e8e
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