フリージャーナリストの辛坊治郎氏が2025年5月27日にXを更新し、新たに農水相に就任した小泉進次郎氏が打ち出した政府備蓄米放出の方針に懐疑的に言及した。 ■「日本の総人口で割ると合計でも1人3キロ以下」 小泉氏は26日、政府備蓄米について、競争入札をやめて随意契約で国がスーパーなどの大手小売業者を任意に選んで直接売り渡すという新方式を取り入れることを発表した。 放出する備蓄米は、22年産20万トン、21年産10万トン。農水省は27日、ドン・キホーテやアイリスオーヤマなど19社から申し込みがあったことを公表した。 辛坊氏はこのニュースを受け、「冷静に計算してみよう」と呼びかけ、「放出備蓄米は古古米20万トン、古古古米10万トン、キロに換算してそれぞれ2億キロと1億キロ、日本の総人口で割ると合計でも1人3キロ以下」とつづった。 一方、この寮の備蓄米が放出されることに対して辛坊氏は、「農協が本気で潰しに来ないのは、『一瞬で市場から消える不味いコメ』と見切ってるからだろう」と指摘。「残る備蓄米は30万トンしかないのだから」とも書き込んだ。 この投稿に辛坊氏の元には、「小泉農相は備蓄米が全て捌けた後の価格について、何も話して無いですよね」「古米すら食べたことがない、古古古米て売れるの?」という声のほか、「玄米で保管していたら、精米したては新米と同等とまではいかないが、それなりに美味しい」「そもそも『農協が潰しにくる』は事実なのだろうか」という指摘も集まっていた。
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備蓄米は基本的に玄米で保管されます(保存性が高いので)。 年間消費量の2ヶ月分にあたる100万トンを基準にしており、保管期間は最大5年間です。 使われなかった備蓄米については「学校給食・自衛隊・刑務所などの公共機関」「加工用米(せんべい、米菓、米粉など)」「一般の市場(販売)向けに安価で流通」されます。 という訳で、備蓄米は不味いだの家畜米だの言う人もいますが、その人たちも、備蓄米を学校給食で美味しくいただいている可能性があるのです。
備蓄米が枯渇すれば次は輸入しかない。輸入の拡大は日本の米作りに打撃を与えるので反対、という意見はもっともだが、このまま米価の高止まりを放置するほうが、米離れを招きよっぽど米作りの衰退に拍車をかけるので、打てる手は打ったほうが良いと思う。 高いけど美味い国産ブランド米。値段もそれなりで味はそこそこの輸入米。安い備蓄米。という選択肢が増えることが重要だ。
農家の私の経験からすると流石に古古米~古古古米となると、新米と比べて明らかに味は落ちます。ただ、保管場所が本当に15℃以下管理されているおであればどうなのかなぁと思います。 ですから食すには本当はブレンドして食べた方がいいのではと思います。
それを言ったら備蓄米制度そのものを否定することにならないか? 確かに、古古米を意識して食べた事はないけど、比較しない事には判断できないでしょう。「口に合わない」と思えば、買わなければ良いし、「問題ない」と思う人もいるでしょう。今まではその機会すらなかったのだから。 確かに他にも考える問題はあると思うけど、そういって議論だけして、結局何もしてこなかったというのが、今までパターンなので少なくとも備蓄米の早期に市場に回した結果については評価すべきだと思う。
昭和の時期に古米とか古古米とか売っていたよ。 標準米と言う名前でね。確かにうまくはなかった。 しかし農水省が言っているように保管庫の設備が誓うからね。 一概にまずいと判断はできない。 それは輸入米がまずいと先入観を持っていると同じだね。 輸入されたコメに皆さんが驚いたのでは? 普通にうまい。国内と変わらない。 食ってみないと判らないって事さ。 それに安くならないのであれば輸入すればいい。 アメリカとの関税交渉で7月以降の関税がどうなるか判らないしね。
国民に与える心理的インパクトを考えれば、2000円台の米が実際に販売されるかされないかであり、量はそれなりでよく、全国ニュースになれば小泉進次郎農水相の当初の目的は達成される。農協が本気で潰しに来るなら、販売されるかされないかが本丸であり、販売されるなら、潰したくても潰せない、と解釈することが正解だと思う。そもそも財務省が備蓄米2000円販売目的の随意契約は法律違反と判断するなら、小泉進次郎農水相は随意契約をすることができない。適法か不適法かの判断は短期間では不可能。したがって財務省による適法の判断は江藤拓氏の時にすでにされていたと考えていいと思う。つまり江藤拓氏は反対、農協は消極的黙認、財務省は認め、農水省は実行を検討し、石破茂首相はやる意思はあり、自民党は様子見だったと思う。想定外は江藤拓氏の失言と国民から激しく反感を買ったこと。江藤拓氏の更迭と備蓄米随意契約は事実上セット。
備蓄米は毎年3カ月分ぐらいしかストックしてないからこんなのあっという間になくなる。真の問題はもう供給量が足りてない事。お米の作る面積を増やさなければこの先、外国の米を入れないと駄目になり外国の農薬たっぷりの米が国産米を上回る日がくるかもしれない。
私が意見しつづけていたのが辛坊さんのようなインフルエンサーもついに言い出したか。 備蓄米は無尽蔵にはありません。 ずっと2000円程度で買えるわけではなく、瞬間のことでしかありません。 今回の放出量は30万トン程度しかありません。 この量は1億人で割ればたったの3kgです。備蓄米の総量は91万トンで、ほぼJAに出した21万トンの半数以上10万トン強は25日時点で卸に流れていると発表があった。卸は外食産業からも引き合いがあるため全量はスーパーなどの小売には出ない。備蓄米の残りも含めると、あと60万トン程度しか小売には出ません。 一人あたりの年間米消費量は50kg。 多くの人は本質を見ず騙されすぎです。 60万トンを各人が買えてもひとり6kg、2500円程度の話です。 問題は、これを機に通常の在庫の価格が剥落するか? そもそも在庫不足なので逆に急騰する恐れもはらんでいます。
不味い米というが、昔と違い炊飯器などの性能も上がっているし、美味しく炊く方法、美味しくなるレシピなども情報発信されているのだから、消えることなく流通はすると思う。
進次郎さんが珍しく本気で取り組んでいることなので、応援したいと思います とは言え、備蓄米残り50〜60万トンですから、一ヶ月も経たず買われてしまうでしょう その後は一時的に輸入するのも有りだと私は思っています とにかく安定供給を心掛けて頂きたい そのための輸入 米離れをさせないための輸入です
引用: https://news.yahoo.co.jp/articles/c1501d5102596cef731300bc0b630b04f58db38e
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