JR津田沼駅南口の再開発事業について、千葉県習志野市は22日、施行予定者の野村不動産から事業を一時中断するとの連絡を受けたと発表した。中断が長期化する可能性があるため、同社は今年3月に閉館した商業施設「モリシア津田沼」について、部分的な再開を検討している。 市は、同社が21日付で提出した文書を公表した。同社は「建築費の動向を含めた社会情勢が見通せない」として、再開発事業の認可に向けた手続きを延期すると説明。老朽化する旧モリシア津田沼の建物・設備の状態を点検し、一部営業再開の可否を今年度中に判断する。 一方、「事業を取りやめる意思はない」と明記し、事業の見通しが立てば、あらためて市や権利者の同意を得て手続きを進めるという。 同社は今年1月、再開発を当初予定の2031年に間に合わせるのは困難と市に申し入れ、スケジュール見直しなどを協議していた。宮本泰介市長は「非常に残念で困惑している。商業施設再開の具体策を早期に示すことを強く求めた。市民への影響が最小限になるよう協議に臨む」とコメントした。【石塚孝志】
コメント 10件
都内でも建替え計画が白紙に戻ったり、元から建替えではなく大規模リノベーションになっている事業が多い。JR津田沼の南口も北口もこの大規模商業施設を壊して、50階を超える超高層のマンションに建て替えてる計画になっていたが、既に多くの商業施設が新設され、過剰状態。店舗販売がどこも不況なのに、今更、店舗テナント増やしても共倒れだろう。加えて、JR津田沼駅の混み合いぶりはタワマンが建つ以前から。これ以上、あの辺にタワマンでは、駅の改札を入るまでに数十分とか第二の武蔵小杉みたいになることは明らかだよ。 今、マンションも転売ヤーを噛ませて中国人でも転売しなけりゃ売り切れない感じなのに、真の需要もインフラ整備にかかる予算費用がいかに莫大かを理解せず、マンションと言う入れ物ばかり作る都市計画を作ってしまう不動産開発業者と自治体。無理な計画を作ると、ただですら厳しい財政が火の車になり、治安の悪化を招く。
もう既にJR津田沼駅の南側の開発でキャパオーバーでしょ。 昔から、357号の船取線から中野木交差点からの成田街道、県道四街道線の渋滞は有名で、津田沼駅周辺の道路は渋滞だらけで近寄りたくもない。 北側のPARCO跡地の再開発中なので、まずは北側の再開発が終わって一段落してからでないと、商業施設もセールが重なって儲からないでしょ。 マンションや商業施設ばかりではなく、習志野市は道路整備に力を入れてほしいよ。
中野の白紙で津田沼再開発は怪しいと思っていたが岐阜のタワマン高さ縮小や福島駅前再開発の遅れも野村不動産絡み。 大手デペが急激に建築費高騰したとは言えインフラリスクを加味出来ずに市況のせいにするのはお門違い。見通しが甘過ぎではないか。 野村不動産は首都圏中心に全国各地多くの大型案件の再開発を今後も予定しているが、出来ないなら早急に再開発事業から撤退して欲しい。
再開発が進んでいるが、人件費や働き方改革、資材の高騰で収益が得られないとなるのだろう。津田沼に限らず都内一等地でもなかなか進まなくなっている。リーマンショックの時も土地を買収していたのに、結局何年も放置され高くなってから売却された土地もあったが、世の中そんなものだ。 またトランプ関税により先行きが見通せず、交渉が進まない日本には国民の想像以上に厳しい現実が待っているだろうね。 日産の工場閉鎖のニュースも、地元だけでなく県全体に与える影響も大きい。商業施設はもちろん、交通機関にも多大な影響が出るだろう。 日本にはそのような地方都市があちこちにあり、対岸の火事ではないことを踏まえないとならず、明日は我が身かもしれない地域も多いだろう。外資系なら撤退は早いし、本当に競争社会において日本は勝ち抜いていくには、まずは国内での競争力もたかめないとならないが、その様相は見られず、世界では尚更厳しい。
建築費高騰という社会情勢があるとはいえ、野村不動産しっかりしてくれよと思ってしまう。モリシアの一部再開まで検討するとは驚きです。 本事業再開は一体いつになるのか。「取りやめる意思はなく」と言ってるけど、このまま中止とかあり得そうですね…
う〜ん、懐かしいな。私が２０歳の頃、北習志野に住んでおり、都内へ行くために、津田沼駅をよく利用しました。確かその頃は、駅構内に「とんで、とんで、とんで〜、まわって、まわって、まわるゥ〜。」の歌が流れていました。津田沼駅の南口は、千葉工業大学の見学に行ったことがあります。あれから５０年近く経ちましたから、かなり景色が変わったことでしょう。
サンプラザ中野もだけど、資材人件費が高騰し再開発が中断はするだろうなと思っていた。 総武快速線で東京から30分と言う津田沼の駅前で不動産価値は高いも野村不動産としてコスト上昇でメリットがなくなってしまったんだろう。 かつて、高島屋とダイエー、その後エキゾチックタウンとして賑わいを見せたが南側の商業地として、空白が続くと言う事は経済的にもダメージだと思う。 あと、市民ホールがありコンサートや成人式なども行われていたりその面でも役割が大きかった。 どのような契約をしたのかわからないけど見通しが甘かった習志野市政に問題が少なからずあったのではないかな。
野村の方で工事下請けの入札をやったところ、1社しか応札がなくかつ金額の隔たりがあったんだそうで。あちこちで進んでる再開発のめどがついてからタイミングを変えて再段取り…の考えなんでしょう。 公園部分とかもあるので習志野市の負担も一部あって、認可の事含めて市に報告してる流れかな。 以前までのように、仕事を振ったら下請けがワーッと集まってくるのとはガラッと時勢が変わっちゃってます。こんな大規模開発でなくても、人の家1軒建てるにしてもね。考えを改めないといけませんわ。
津田沼駅前開発が始まったら、搬入の大型車両の待機場所が何処にも無いので357号まで渋滞が発生することが目に見える。習志野市全体に言えることだが、広い道路に大型車が待機出来る道の駅やSAをまず作ってくれ。 開発はそれからだ。
建設業で働く作業者も低賃金、少し値上げでもしてたら良かったが それよりも、安い労働力確保に走り、 頼っていた国も、日本以外の高給なところが選択肢として増え始め、いよいよ労働賃金が上がり始めただけ。 米だけでなく建設業の賃金も低すぎたんですよ。高いと思うのは間違い。
引用: https://news.yahoo.co.jp/articles/2d27428bf2eefbc4b655b220566989494adcaab1
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