電車やバスなど、優先席ではなくても、高齢者や妊娠している人を見かけたら席を譲ることもあるはず。しかし先日、ある妊婦が「誰にも席を譲ってもらえなかった」とSNSに投稿すると、賛否のコメントが多数寄せられることに。「あなたの妊娠がなぜ私の問題になるのか？」といった声も寄せられた。 現在、物議を醸している動画をTikTokに投稿したのは、妊娠32週目だというフランキ・バルトリさん。TikTokで3万5,000人ものフォロワーを抱える彼女は、満員電車のなかで立っている自分を撮影し、動画内のテキストには 「妊婦に対する礼儀正しさはもう存在しないんだろうね」とつづっている。電車内では、妊娠しているフランキさんに席を譲ろうとする人もいなかったよう。 さらに動画のキャプションには、「一人も申し出てくれなかったなんてまだ信じられない 」と書いており、同動画は2025年5月23日時点で220万回以上も再生され、約22万もの「いいね！」を獲得。コメントはなんと9,300件も寄せられているが、賛否が分かれ、議論が繰り広げられている。 「高齢者や妊婦に席を譲るのは、もはや基本的なマナー。 これはとても悲しいこと」 「最近の人は本当に失礼で思いやりがないと思う」 「なぜあなたの妊娠が他の人の問題になるのでしょうか？疲れているのはあなただけじゃありません」 「最近の人たちは基本的なマナーを知らない。本当に恥ずかしいことだし、この動画が彼ら一人ひとりに届くことを願っています」 「見た目には分からなくとも、痛みや障害を抱えている人だっている。 あなたが子どもを産むと決めたからって、すべての権利が与えられると思うのは違う気がする」 「お腹が出ているだけで妊娠していない可能性もあるから、席を譲るのが不安になることもある」 フランキさんの動画には、自身の住んでいるエリアや国では「みんな席を譲ってくれる」といったコメントがあったが、過去にRedditのスレッドでアメリカに住む妊娠8カ月の女性が席を譲ってもらえなかったことを投稿すると、世界各地で同じような状況を経験したことがあるとのコメントが寄せられた。 『Parents』によると、同スレッドのコメント欄にはこんな声が届いていたという。 「私が住んでいる日本では、『妊娠しています』と書かれたキーホルダーをもらいます。優先席エリアには、困っている人、特にバッジを持っている人に席を譲るようにというサインがあるんです。礼儀とマナーの国である日本でも…大学生がスマホを見ていたり、サラリーマンが居眠りをしているのを見ながら、優先席エリアの目の前に立っていることがあります」 「モントリオールで同じ経験をしたことがあるんだけど、関連する投稿に『妊娠は自分たちが決めた結果なのに、どうして席を空けることを義務化されなきゃいけないんだ』ってコメントした人がいたの」 「妊婦だろうが、年寄りの障害者だろうが関係ない…。昔はこういう人たちに席を譲るのが普通だった」 フランキさんの動画に映っている人々と同じように、電車やバスではスマホに夢中になってしまうこともあるはず。時々周りを見て、お互い助け合っていきたい−−。
コメント 10件
電車で座ってる人は、今は大抵スマホ見てるから、実際気付かないんでしょうね。 降りるまで顔を上げることが殆どないのかも。 昔も本を読んでる人はいたけど、今思うとそれ以外の人は窓の外を見ていたり、何となく乗り降りする人を見ていたり（ジロジロ見るのではなくて視界に入るというか）、なので気付きやすかったんだと思います。 30年ほど前、実際に妊婦でしたが、何度も譲っていただいたことあります。 今は妊婦さんに気付いたら譲る側ですが、多分単純に気付かない人が多くなっただけなのかな、と思います。
優先席でない普通の席に座った場合、前に立つ人と無駄に接触しないように、うつむいたまま、視線を上げずに過ごすことが多いです。 優先席が空いていて、座ったならば、席を必要としている人がいないか、常に周囲を見るようにしていますが、普通の席で、このようにキョロキョロしてる人って少なくありませんか？ なので、気がつかなくても仕方がないような気がします…座席が必要な方は優先席付近に行きましょう！
必要としてる人がいたら譲らなきゃ、それが優先座席なのですから。 見た目だけでは妊娠なのかふくよかなのか判断が難しい事もあるので、マークは分かりやすく付けてくれていると助かります。 譲って断られたからもう譲らない、と言うのは非常に残念です。あなたの譲ったという行為は周りの人にも前向きな影響を及ぼしますし、決して無駄ではないのですから。引き続き必要とされている方に譲って欲しいです。 私も子供を抱っこしているお父さんに譲ろうと声を掛けた事がありますが丁寧にお断りされました。抱っこしてると座って立つ動きが辛いから立ちっぱなしの方が楽なんですと説明してくれました。 色々なケースがありますから、とりあえずお声掛けしてみるのが良いと思います。
今までお声掛けいただいて席を譲ってもらった経験は女子高生の頃１回と、妊娠中に１回。 高校生の頃は会社員男性に、妊娠中は若い女性に譲っていただきました。 生理痛が酷くて、多分青ざめた顔してるのに脂汗かきつつ、腰曲げながらお腹抑えてて…。そうしたら男性が席を立って声かけてくださったんですよね。 多分友達との会話で生理痛だと察したのかな。 ありがたかったです。 妊婦の頃は、健康かつ経過も順調でしたが、明らか妊婦な大きなお腹でした。 たまに張ってる時は痛くて苦しくて歩くのも休み休みだったので、そういう状態で電車利用しないといけない妊婦さんは辛いだろうなと思います。
人間の幸福には「善いことをした気になる」というのが結構大事で、損得勘定で動く人ってのは実は自ら幸福から遠ざかっている。 だから自分は幸福に近づくための合理的判断として席を譲ったり、困ってる人の力になろうとして「善いことした」気になってるんだけど、それもある意味損得勘定だったりする。 でも、妊婦に頑なに席を譲らないことで何か得られるかと考えると、譲るほうが得るものがあるように思う。
お身体を気遣って外出はお控えになるかタクシーをお使いになる事をおすすめします。 みんながみんな自分を犠牲にして他者を助けられる人間ではないんです…悲しいですが、譲ってもらえたらその方に全力で感謝してあげてください。譲らなかった方を責めるのはやめてあげてください…みんな一生懸命生きてます。
懐かしい笑 私は足骨折して松葉杖でしたが、まぁまぁ混んでる電車でドア付近の手すりに掴まってればいいや〜と思ってそこに立ってたんですよ。 そしたら座ってくださいってマスクして具合悪そうな女の人が譲ってくれたんですよ。 素敵ですよね。 とても嬉しくてお礼を伝えようと、ありがとうございま‥くらいでなんと別のおっさんがそこに座ったんですよ。 やり取り見てたと思うんだけどな〜 座られたあと女の人と目を合わせてお互いになぜか謝ってました笑 良い人もいれば 空気読めない人もいる。 もしかしたらおっさんも足怪我してしんどかったのかもしれないしね。
いつも不思議に思うのだが、こういうこと言う人達って、自分が妊娠する前は積極的に妊婦に声掛けて譲ってたのかな？ 自分は今まで譲ってなかったのに自分が妊婦になった途端「誰も譲ってくれない！！！」って言う人はただのブーメランだよね。 この件に限らず「譲ってくれない」という言葉がそもそもおかしい。譲るってあくまでも善意だからね…
基本マタニティマーク見たら譲るけど。 でもね、ずっとスマホゲームしてて、席譲ってもスマホ見たまでお礼も言わない妊婦が続くと、こちらも激務で疲労している中、もう譲りたくない！と思ってしまいます。 みんながそんな人ではないと思いますが、私は、譲ることがとても多いので、その分こういうマタニティ確率高いです。
優先席付近でなければ、譲らなくても批判されるのはどうかと…。自分も産休まで通勤で満員電車に乗ってたけど、優先席以外のところに立たないようにしていたよ。譲って圧力だと思われたくなくて。一回貧血でドア付近でしゃがんだけど、誰も譲ってくれなかった。仕方ないと思った。
引用: https://news.yahoo.co.jp/articles/e26fb6e531a44ca7e492072443acc3c08e963f89
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