3月に行われた日本GPよりレッドブルのマシンをドライブする角田裕毅。念願のトップチームのシートを得たものの、現在まで表彰台には届いておらず、3レースでの入賞にとどまっている。 レーシングブルズからの昇格後6戦での結果が、期待を下回っているものであることは言うまでもない。前回のモナコGPでも予選でQ3進出を果たせず、決勝も17位と下位に沈んだ。 昨年まで在籍したセルジオ・ペレス、また今季開幕から2レースを走ったリアム・ローソンがいずれもチームのセカンドドライバーを務めたが、成績不振によりその座を追われる形に。当然、後任に据えられた角田もこのままでは、同様の立場となっても不思議ではない。またペレス、ローソンが苦しんだ、レッドブルの独特なマシン特性に角田もアジャスト出来ておらず、その点も苦戦が続く大きな要因と言えるだろう。 現在までのパフォーマンスに対する反響として、海外メディアでは角田の実力を問う声なども伝えられている。オーストラリア放送局『FOX SPORTS Australia』では、昨季終了後から目まぐるしくセカンドドライバーが入れ替わった経緯や、現在の角田の不振を踏まえ、「この混乱したドライバー交代劇の勝者が誰なのかはまだ不明だ」などと報じている。 トピック内では、角田のレッドブルでの6レース結果を検証しており、予選や決勝の順位、獲得ポイント等の平均を、ペレス、ローソンの記録と比較し、「ツノダは昨季後半のペレスと同水準」と説明。また一方では、レッドブル加入から間もないことや、マシンの問題点などを挙げ、「それほど状況は悲観的ではない」として角田を擁護する。 だが、その上で同メディアは、欧州を舞台とした直近の2戦に言及。「モナコGPではチーム全体が不調だったが、前週のイモラではRB21に適したサーキットにもかかわらず、ツノダのパフォーマンスは特に問題視された」と指摘し、エメリアロマーニャGPでクラッシュし、ノータイムに終わった予選の内容を振り返っている。 続けて、「初期の数戦で見せた成長も、ここで失速した印象だ。予選でも過去3戦連続でフェルスタッペンに0.7~0.8秒遅れを取っており、この傾向は過去にチームから見放されたドライバーたちの状況と重なる」と主張。また同メディアは、現時点では角田に代わるドライバーがいないとしながらも、今季レーシングブルズで好成績を残すアイザック・ハジャーにその可能性があると見込んでおり、「ハジャーがカウントダウンを開始した」などとも綴っている。 トピック内で角田との比較が行われているペレスは契約を残したままシートを失い、ローソンはわずか2戦でレーシングブルズへの降格が告げられた。果たして、レッドブル首脳陣が下してきた非情な決断は今後、日本人ドライバーにも向けられることになるのだろうか。何れにせよ、角田にとっても残されている“時間”はそれほど多くはないはずだ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]
コメント 10件
ペレスは優勝経験もあるしドライバーとしては悪いほうじゃないけど マックスが別格ってことがよくわかったよね ガスリーもアルボンもマックスに評価落とされたものね ツノダとペレスのどっちが良いかはわからないけど 少なくともツノダの実力はマックスには遠く及ばないというのが現実 ハジャーはレーシングブルズではローソンより確実に速いので ツノダと同じか、もしくはそれ以上の可能性はあるけど レッドブルに移籍させたら、またマックスに評価落とされたドライバーリストのひとりになる可能性も高いよね
RBRは今のようなマシンの作り方をしていたらいずれにせよこの状況に陥っていただろうね。 マックスはずっと乗り続けているからまだマシンがじゃじゃ馬でも癖のようなものを知っていても、立て続けに交代させられるドライバーでは理解ができても体が反応できるまで順応できない。 今必要なのは天才的なエンジニアによってマシンをセットアップしてもらうことなのではないだろうか。
現状の成績では何を言われても仕方があるまい。 レッドブルの求めるものはマックス並とは行かずも援護の出来る位置。具体的には5,6位辺りにはいないと駄目だと思う。この辺りじゃにあとマックスを追うドライバーに対して作戦的な対応も出来ないしコンストの順位にも貢献出来ないだろう。現状はトップ4チームの8番目の位置じゃライバルチームに何も出来ない。 不出来なマシンに怪物相棒であろうが予想は出来た事でレッドブルのNo.2はかくも難しいポジションであることを嫌と言う程に日本人に認識させられた次第。 5年の経験が起用理由なら来年はF1に留まる事が難しいと思う。
角田選手も一流のドライバーですが、フェルスタッペンやハジャーが超一流って事でしょう。 フェルスタッペンを引き当てただけでは無く、ハジャーも引き当てたのはレッドブルの引きの強さなのかな。 ハジャー選手のこれからに期待を感じます。
まぁ1レースに1ポイント程度しか持ち帰れないなら、別に誰とかえても、例え変えたドライバーが全レース0ポイントだったとしても、残りレース数から損失は10ポイント程度のかなり低いリスクになるから、変えるって選択肢は大いにあり得るわな。 その位結果を残せていないのが痛すぎるね。 ドライバーチェンジに対してのリスクを結果を示して上げなければ、夏休み以降に乗り替わられていても何ら不思議はない。
来期はマックスとハジャーだろう?角田さんはやはりホンダあってのだから仕方がない、まぁ今期の残りでマックスに肉薄出来る走りが出来たら話しも変わるしレッドブルでダメでも他のチームからオファーがある事も期待できるけど今のままだと今期限りになりそう?アストンで人事異動がもしあったら少し期待出来るかも?
マシンの特性がとも言われてはいますが、マックス・フェルスタッペンは今シーズンも既に2勝しているので戦闘力が劣るとまでは言えないでしょう。 チーム側の期待するところでは、優勝とまでは行かなくとも、せめて表彰台くらいは欲しいところなのでしょうね。
角田選手は確かにマックスと比べるとかなり苦戦をしています。 しかしハジャーに変えたところで、RB21に対応出来るかはかなり不透明てす。 特に将来有望なハジャーなので、レッドブルは彼の才能を潰さないようなマシン作りが必須になるでしょう。
今まで角田を応援してきましたがマシンの適応とか以前に彼はポイント圏内を射程にするのがやっとの人。レッドブルに限らずブルズだろうがマクラーレンだろうがフェラーリだろうがメルセデスだろうが10位あたりをウロチョロしてる感じの人。トップドライバーの器ではなかった。これ以上、角田を続ける意味はない。インシデントって言っても角田が隙を見せたから誘発させてるようなもの。そんだけミスが多いんでしょうね。 角田の限界値が見えた今、レッドブルは今すぐにでもハジャーと交代したほうが来季のためにもなります。ハジャーの代役もほぼ一強状態だしヨーロッパラウンド終了時ならローソンの時のような批判を受けずに交代できると思います。 角田には残り1戦が最期になると思いますがポイント確保、頑張って欲しい。
去年四面楚歌の状態で精神的に追い詰められていただろうペレスは第17戦アゼルバイジャンGPの予選でフェルスタッペンを上回り、決勝でもフェルスタッペンを置き去りにしてサインツと衝突するまで表彰台も可能な位置にいた。 今の角田はペレスの水準にも程遠い。ただ一度でも予選でフェルスタッペンを上回れば評価は一変する。
引用: https://news.yahoo.co.jp/articles/7d6a1650109a7b4fd230e5332b7a9e6e4e3a9186
コメント