政治ジャーナリスト田崎史郎氏が29日、BS11「報道ライブ インサイドOUT」(月~金曜後9・00)に生出演し、小泉進次郎農水相(44)の登場と参院選について占った。 コメ価格の高止まりが続く中、失言などを理由に更迭された江藤拓前農水相に代わり、小泉進次郎農水相が就任。備蓄米30万トンを、これまでの入札による申し込みではなく、政府の言い値で購入希望者を募る随意契約で、25日に業者からの申し込みを開始していた。6月上旬には2000円ほどで店頭に並ぶことを目指している。 各社の世論調査で石破茂内閣の支持率が軒並み30%前後と低空飛行を続け、今夏の参院選で苦戦が予想される与党にとって、小泉氏の登場はまさに救世主。田崎氏は「小泉さんが先週半ばに登場されて、それまでコメ政策について非常に批判が多かった。批判が多かったのが、期待感に変わった。コメの値段が下がるんじゃないかとか、小泉さんに期待するというのが、世論調査で6割超えてますよね。これは大きいんですよ」と解説した。 自民党議員の顔ぶれについて、「頭がいい人はいっぱいいるし、政策も詳しい人はいる」としつつ、「しかし、世の中の雰囲気を変えられる人というのはそんなにいないんですよ。だから自民党の方でも期待感はあるんですよ。小泉さんにやって欲しいと」と説明。小泉氏の求心力に、党内から期待の声が大きいとした。 一方で、問題がないわけでもないという。「一方で、やりすぎるなよというのもあるんですよ。農協、全農をどうするかとか、そっちの問題に入っていくと、農林族の議員の中でも反発が出るだろうし」。小泉氏は農林部会長時代、一部の行為について独占禁止法の適用から除外され、利権構造が守られている農協(JA)に対する問題意識を口にし、改革を訴えたが、農水族や農水省からの強い反発を受け、骨抜きにされた過去がある。 田崎氏は「でも今は反発はそんなに出ないだろうと思うのは、参院選が間近なので、ここで騒いだら損すると、自民党が」と、参院選までは一枚岩で戦うのではと予測。一方で「ただ、参院選が終わったら騒ぎになるだろうなと思います」とも見通した。
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確かに雰囲気は変わったでしょうね。少なくとも、実行力という点では評価できるでしょう。 とは言え、だから良いという訳ではなく、レジ袋有料化のように、なかなか元に戻せない悪手も突き進んでしまう問題点をはらんでいる。 いずれにせよ、備蓄米は、すぐに底をついて初秋の新米まで持たない。それまでの間、どうやって価格維持をするのかが課題。 また、JA改革は良いが、コメ市場に安易に外国資本が参入できる制度に変えてしまいそうで不安しかない。そこはキッチリと見定めてゆくべき。
毎週、月曜日に発表される米価が下がらないと、期待感が高いだけに失望感も大きくなる。それが、参議院選に影響を与えることになる。 でも、備蓄米の配送や精米状況を勘案すると、高速道路を走って市場に一気に流通することはなく、バイパスを走って少し早く流通するように思う。したがって、石破さんが目標にしていた3000円台のハードルは高いと思う。
農協をどう改革するのかは、この度のコメ騒動が終わってからで十分。主食たるコメの安定供給が必要なことは誰でも分かっている。だからといって非効率的な農業生産を放置してよい、とはならない。コメ造りの大改革を大胆に実施するいい機会だ。小泉氏と農林族とのコメ戦争、大多数は小泉氏を支持するであろう。
備蓄米の値段を下げることはできても、問題は中長期的な農政改革ができるかどうか。輸入米の拡大、減反政策の撤廃と米の輸出、農業の大規模化を進めなければならないからね。
情けないのが各野党の発言。一見、農家保護を擁護、或いは消費者の安全を投げかけているようだが、世間一般の意思と明らかにズレていて、何とか(絶対選挙に投票する)農水関係の票を掠め取ろうとしているのが見え見え。非難より建設的な意見を望みたい。
まずは実行力があるところだよね。 一心不乱に目的に向かって全力投球できるところだね、 スピード感があって揺らぎがないところだね。 頭もいいんだろうね。
確かに進次郎氏の特殊能力を彷彿とさせる展開だろう。だがやはりその最大の背景は党内での危機感の欠如にあるのでは。今や石破内閣の支持率は30パーセント割れ間近という調査も出て来た。この状況下で党内ではほぼ誰も参院選への効果的な対策を打ち出せず静観の流れだ。この状況で誰も引き受けない農相にあえて名乗りを挙げたのはおそらく後押しの勢力があってのことだろう。要は政権ピンチの米騒動を逆手に取ったという進次郎氏の逆襲の一手だろう。要するに橋下徹氏が指摘するように政局を嗅ぎ取った進次郎氏の乾坤一擲の秘策とも考えられる。これで当面野党の勢いは完全に押さえ込まれてしまったことからも。総理候補の第一の資質は決断力とも言う。
発言の一部には???と言う部分は多いのだが人を惹き付ける力を持っていて、更に父純一郎氏の言動を永く見ていたが故にしゃべり方やしぐさ?間の取り方辺りが似ている感と、色々な発言の返しにもその「間」や返しの上手さはあると思う。(今回の玉木氏の失言へのコメントとかも) ただ、、、現状では総理にはならないで欲しいと思う人でもある。(その位時々ある思考の読めない発言のリスク&その読めない思考の怖さはある)
「でも今は反発はそんなに出ないだろうと思うのは参院選が間近なのでここで騒いだら損すると自民党が」と参院選までは一枚岩で戦うのではと予測。 一方で「ただ参院選が終わったら騒ぎになるだろうなと思います」とも見通した」 参院選の前に都議選待ってるからね 都議選の結果が参院選に直結する 自民ではないが都議選で国民民主党が公認してる候補者は11人いるんだが今回の玉木雄一郎発言で応援出来ないんじゃないかな今頃国民民主都連は頭抱えてると思う
評論家の田崎氏迄が小泉進次郎農水大臣の功績として未だ値下がりも沈静化もしない令和の米高値騒動を好意的に評価している。 この騒動自体が自民党の米価対策の失政である。何か当たり前の状態になったのに安倍晋三時代と同様に自民党礼賛を始めている。 兎も角一つの政党が長期政権を維持しつづかけると必ず全ての面で動脈硬化が発生し政治機能がうまく作動しなくなる。 政治家の行政、立法能力の低下が著しい。 官僚は政府に対する忖度ばかりが強くなり真面な行政運営が出来なくなる。 適度な政権交代こそが政治と経済そして既得権益を守ろうとする官僚に大きな刺激を与える事となるだろう。
引用: https://news.yahoo.co.jp/articles/0b37625efa40a339ffa149e5ca28f751e2a89b08
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