2015年に7人が死傷する墜落事故が起きた後、開催が見送られてきた「100畳敷大凧(おおだこ)」行事について、滋賀県東近江市は29日、制作補助金100万円を6月補正予算案に計上すると発表した。6月2日開会の定例市議会に提案する。 この行事は「近江八日市の大凧揚げ習俗」で国の選択無形民俗文化財。市と東近江大凧保存会が「東近江大凧まつり」実行委員会を組織し催してきたが、15年5月31日、大凧(縦13メートル、横12メートル、重さ約700キロ)が強風にあおられ観客席に墜落。堺市の男性(当時73歳)が死亡し、6人が重軽傷を負った。男性の遺族とは解決金を支払って和解。市職員ら3人が業務上過失致死傷容疑で書類送検されたが不起訴処分となった。 市によると今年4月、保存会側から行事再開の要望があり、原材料費を支出することを決めた。事故後に有識者委員会を設置、調査検証もした小椋正清市長は「これ以上やらないとたこ作りなど伝統が継承できなくなる。住民から声が上がるのを待っていた。市制20周年、昭和100年でもあり今年度中の開催を目指したい」と述べた。事故は愛知川河川敷の運動公園で起きており、今回は万全の安全対策を進めるという。【伊藤信司】
コメント 10件
死傷事故の起きた時、綱を係留する側で写真撮影していました。例年であれば大型ダンプに係留して揚げるのですが、この年は軽トラに係留、強風と共にズルズルと引き摺られて綱が弛み、風に煽られた大凧はバリバリと折れながら観客席付近に落下。 今でも泣き叫ぶお孫さんの悲鳴と悲惨な現場が、トラウマのように思い出されます。 再開を待ち望んでいましたから賛成しますが、もしも落下したら!を想定した観客エリアの設置を望みます。また、亡くなられた方のご冥福をお祈りしています。
平成までは「祭りは危険もともなうもの。それで何かを負っても仕方がない」という風潮が各地に残っていた。妻の側の親戚だが、御柱祭りで今も障害が残るケガをおっている。本人は「自己責任だから」というが、その後の長い人生を考えると、なんの保証も出ないこと祭りには疑問を感じる。そして、今やそういうことは容認・黙認される世の中ではない。危険な祭りの類は今もおこなわれているが、障害が残ったり、命を失うようなことになるケースは徹底的に防止しなければならない。
文化とか伝統を否定する気はないけど、 一旦途絶えた行事を復活させると毎年開催していた時と違って 手慣れた人が減ってるし慣れてる人でもブランクがあるから 昔のようにいかないことがよくあるから安全対策は前以上に気を付けたほうがいいと思う。 コロナの後は近所の神輿すら何年か担がなかった期間があったので 担いでる人が減ったり間が空いたせいで担ぎ方忘れて肩痛める人続出してた
これ東近江と言っていますが、本来は合併前の八日市大凧でした。合併して同じ市内の別のエリアで大凧あげての事故でした。これからどこでされるのか分かりませんが、個人的には昔からの八日市エリアでやったほうが良いのでは?と思いますし、正直東近江としてやらなくてもと思っています。
民意を待っていたというお話のようです。 地元の方々が責任を持つということですから、外野としては 十分に対策をされて事故予防もされるはずと信じます。 件の上げ馬神事も、さまざまな批判を受け、 動物愛護家らの意見も取り入れ、さらに工夫を重ねて開催されました。
お正月は凧あげをしたり、羽付きをしたり、福笑いをしたり・・・はもう古くなりましたね。凧あげも全く見なくなりましたが、河川敷で走りながら凧あげしたのは子供の頃の思い出でした。令和の子供達は受け入れられないのがほとんどでしょうね。
昔は日常的に凧で遊んでいたんだろうけど、 最近はあんまり遊ぶことはないのに こういう大がかりな凧を上げるのは 技術的にも日常的に遊んでないから疑問だし 危ないことはやめた方がいいと思う
この事故自体もなのだが、温暖化の影響による突風の増加や強風化などが心配だ。 過去にそう言う墜落事故が無かったからこそ、伝統行事たりえた部分もあると思うので。 10年間で予測技術がより精密になっているなら良いのだが…
大凧は、通常の凧よりも大きなサイズを持つ伝統的な凧で、日本各地で祭りや祝祭の際に揚げられます。特に有名なのは「東近江大凧まつり」や「相模の大凧まつり」で、100畳以上の巨大な凧が空を舞います。江戸時代から続く風習で、男子の誕生祝いや地域の繁栄を願う意味が込められています。竹と和紙を使い、職人の技術で作られ、揚げる際には多くの人が協力します。風の条件が重要で、成功すると壮観な光景が広がります。墜落事故は航空機や軍用機が制御を失い、地面や水面に衝突する事故です。最近では、ボーイング737MAXの墜落事故が注目されました。2018~19年に発生し、計346人が死亡しました。原因は飛行制御システムの欠陥で、ボーイング社は罰金や補償金を支払うことで刑事訴追を免れました。また、韓国や日本でも軍用機の墜落事故が報じられています。航空安全の向上が求められています。 医療無関係者です。まあ頑張ってほしいわ
何かをすると何かが起こる。 良いことも悪いことも。 それを繰り返して進化してきた。 例えそれが伝統行事だとしても同じこと。 行うのなら過去に起きた事例を踏まえて対策する。 そうすることでより良いものへと進化する。
引用: https://news.yahoo.co.jp/articles/3ec89c6ec3e383bbaeb9e4860420023a25524735
コメント