コメの価格高騰が続く中、前大臣の失言により新たに農政のかじ取りを担うことになった小泉進次郎農水大臣。備蓄米をこれまでの入札ではなく、随意契約で業者に売り渡すことで価格抑制を図る考えを示している。新たな大臣の就任でコメの価格はどう変化するのか、新潟県内の反応を取材した。 小泉進次郎 農水相: 今、最も力を入れなければいけないのはコメ。とにかくコメに尽きる。 「コメを買ったことがない」などの失言で辞任した江藤前大臣の後任として就任した小泉進次郎大臣。コメ不足が深刻化していた24年9月には、長岡市でコメづくりの現場を視察していた。 小泉進次郎 氏: コメ不足、コメ不足と言われていると、生産者側には色んなところから「ないの?ないの?」と言われたりしないですか?どんな声がありましたか? 生産者: スーパーに行ってもないから、「農家にないのか」とお声がけをもらうこともある。 このときは収穫時期を迎えていたため… 生産者: もう早稲の品種は店頭に並んでいると思うので、もう直に解消される。 コメ不足が解消するとみられていた。 「農家の皆さんの手取り、収入が上がっていく、地方創生をしっかりと進めていきたいと思った」と意気込みを語っていた小泉氏。 それから8カ月あまり…備蓄米の放出など政府の対策の効果は出ず、コメ5kgあたりの価格が4000円を上回る異常な状態が続いている。 国会で国民民主党の玉木雄一郎代表から「いつまでに、5kgいくらまで下げますか?」と問われた石破首相は「コメは3000円台でなければならない。4000円台などということはあってはならない。一日も早く、その価格を実現する」と5kgあたりの価格を3000円台まで引き下げると明言した。 石破政権の命運を握るコメの価格抑制という難題に挑むことになった小泉新農水相は、さっそく備蓄米の入札制度に対して手を打った。 「先週発表した対策のパッケージについて、来週予定した入札を一旦中止し、随意契約のもとでどのような条件で売り渡しができるかなど具体的な対応策を早急に整理するよう事務方に指示を出したところ」 高い値段を提示した業者に備蓄米を売り渡すこれまでの入札を見直し、政府が業者を選んで随意契約を実施することで価格の抑制を目指す考えを強調。「需要があれば備蓄米を無制限に出す方針」も示している。
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5㎏3000円は一つの目安として言っていると思うけど、何も一物一価でなくていいような気もする。新米は4000円、古米は3000円、古古米は2000円と言う感じでグレードをつけて店頭に並べれば消費者の選択肢が広がって結果、米の全体価格を引き下げる効果があるのではないか。米に限らず、生鮮三品、それ以外でもB級品を店頭に並べることを考えればいい。見た目は悪くても味に問題がなければ買っていく人はいるでしょ。ネットでは訳アリ品として売られているから、もう供給も需要もあるといわれれば何だけど。全体の価格引き下げに貢献しないかなっと思って。販売チャネルを広げれば‥。
新潟のコシヒカリ農家です。 新米100%の適正価格は、"一般米5kg=3333円”くらいが適正でしょうね。 日本の稲作農業が持続可能な価格帯です。 昔は、5kg袋が2000円以下で買えたとか言ってる方もいますが、それって、ラーメン屋にも、「昔はラーメン一杯500円で食えてたんだから、安くしろよ」とか言うんでしょうかね。 今の日本は、物価も人件費も肥料もガソリンも光熱費も日本国民みんなが上がってます。いままで日本の農家は、最大5次問屋を抱えるJAにお米を安く買い叩かれてる状況が続いていたため、採算が取れずに新規参入者もなく、高齢化と人手不足に陥ったというわけですよ。 日本の稲作農業が持続可能な価格と、昔ながらの米相場って”一俵60kg=小判1枚分"です。だから昔の小判の形って、米俵の形をしてますし、今の小判一枚は、貨幣価値で4万円です。 5kg換算で、3333円となります。
零細農家は自分たちの食べる米だけ作って、国民のためなどと、儲からないことをこれ以上頑張らなくていいと思います。 農業法人や大規模農家は自分たちで米の価格を決めて、価値を評価してくれる人たちに売ればいいです。 食糧安全保障は国の仕事です。農家が赤字経営をしてまで責任を負うことではありません。 今の米の値段は、発展途上国の人たちを安い賃金で働かせて、先進国の企業が大儲けしている構図に似ている気がします。 その先の消費者は選択肢が少なく、高い価格の米を買わざる得ないのもおかしいと思います。
今日、地元の駅前の大きなスーパーを覗いてみたら、北海道産「ゆめぴりか」の2キロの袋が2800円でした。税抜きです。5キロに換算すると7000円ですよ。消費税を入れると7560円です。すでに安い備蓄米が登場している中、そんなに急激にお米が安くなりますかね。疑問です。一体、価格の内訳がどうなっているのか、知りたいですね。
小泉さんは,石破さんが答弁で言ってしまった3千円台の平均米価まで押し下げるのに一所懸命だ。我々が思ってる目的とちょっと違うかも。2千円のお米が市場に出れば,平均米価は下がるよね。全部のお米の価格はそうは下がらない,平均米価より動きは鈍いよね。 量はコントロールでき、随意契約とすることで価格もコントロール出来る。 備蓄米をいくらでどのくらいの量を放出すると平均米価が4千円を切るかは、概算でわかってるよね。それをやってる。 5kgの袋の平均米価が4千円切らないと意味ないから、おにぎりにするコンビニは落選させられるよね。
まず、米は3000台でなければならないということを国が決めるものではないです。 あくまでも市場が決めるものであって、国が介入するとおかしなことになるのはこれまで幾度も経験したこと。 もし、価格を維持するなら、政府が補助金を出すことになり、巡り巡って税金があがります。
早速抵抗勢力や既存路線維持勢力が出てきている。24年産在庫やJA経由備蓄米はまた業界グルで今回の小泉備蓄米が捌けるまで出荷調整されるだろう。今こそ公取がJAや大手米卸を監査すべきではないか。金融庁は農林中金とJAの資金取引を精査すべき、高値維持で利益を農中の巨額損失の補填に環流させていないか。
一連の進次郎コメ農政にも陰謀論が疑われてるみたいでビックリします。それほどトントン拍子の小泉劇場って事でしょうね。 まあただ、限りある備蓄米がしばらくのあいだ2,000円台で店頭に並ぶだけで他の米価が下がるワケでは無いですから、この話題も7月初旬にはネガティブなものになって行く気はしますけど。 「米不足」では無く「物珍しさ・新しいもの好き」で行列が出来る日本って、ホントに平和な社会だと思います。
いや、備蓄米に価格調整する力はないでしょ 永遠に供給し続けることができない備蓄米に何を期待するのかわかりませんが、いい加減に現実を見ましょうよ 1キロ税込1000円前後 異常な高まりですよ これを何とかすることが大切なのに、なんで備蓄米だして美味い不味いの話をしているのか 国民の税金で買った備蓄米を、輸送費まで税金で出して国民が金出して備蓄米を買う 結局、意味なく金を吸い上げられてるだけじゃない 3500円前後が結局は農家も国民も妥協できる水準なのは、ここまでの報道でもあったし実際そのくらいが妥当なんだろうなって思う 少なくとも今よりも1000円以上は安い じゃあ、その価格にどうしたら持っていけるのかを賢い頭を使って考えてほしいんだが、古米古古米古古古米…備蓄米放出にご執心でどうするんだ 年金は改悪、備蓄米放出してご満悦 どこを評価するべきところがあるのかわからない
7年産はどう計算しても3000後半から4000前半でしょう。それがダメなら生産者へ補助金当てて仕入れを下げるしか方法はありませんよ。 政府もきちんと計算したらわかると思うよ。精米原価とか運賃、袋代諸々を業者から聞いてみたらいいよ
引用: https://news.yahoo.co.jp/articles/582c34ef74c4dd4b67340ba72a5c92d11f963f8f
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