フジテレビの第三者委員会が22日、調査報告書で元タレント中居正広氏(52)の「性暴力」を認定したことなどについて代理人弁護士が12日に出した質問状に文書で回答した。3月31日に公表した報告書の内容を繰り返し提示し「事実認定は適切だった」とした。報告書の証拠の開示請求には応じなかった。 見解が真逆だった「守秘義務の解除」については、時系列に沿って詳細を説明。報告書では「性暴力」を受けた元フジの女性アナウンサーは守秘義務解除に応じたが、中居氏は拒否したとされた。これに中居側は「当初、解除を提案していた」と反論していた。 回答によると今年1月31日、第三者委との面談で中居氏の代理人(当時)は守秘義務解除に前向きな姿勢を示した。中居氏側の「第三者委から“密室で何が行われたかは直接の調査対象ではない”と伝えられた」との主張も「事実」と認めた。2月12日に中居氏代理人は、女性側の守秘義務解除の提案を断った。第三者委は同15日に中居氏側から「これまでの相手方の“守秘義務の遵守(じゅんしゅ)”に関しては極めて強い懸念を持っている。今回、全面的な守秘義務解除をした場合、事情聴取だけでなく、その他の場面での情報開示の可能性があると考えている」との連絡があったとした。この一連の説明で、中居氏側が女性側に不信感を抱いていたという“新事実”が浮かび上がった。トラブルは2023年6月に発生。半年後の24年1月、示談が成立している。 最終的に守秘義務解除に応じなかったという事実があるにもかかわらず、なぜ中居氏側は「解除を提案した」と質問状で訴えたのか。質問状を出したのは中居氏が新たに選任した代理人弁護団。元大阪地検検事の亀井正貴弁護士は「弁護士や検事の手法として、少し間違っていたり、ずれていたりすることを言って、相手がその間違いを指摘する過程の中でいろいろな供述を引き出すというものがある」と説明。「その意図があったかは分からないが、結果として、第三者委の声をもって女性側の供述の信用性に一定の懸念を生じさせたかもしれない」とした。 亀井氏は、中居氏側が委員長だった竹内朗弁護士ら個人を相手に名誉毀損(きそん)の訴訟を起こし「裁判で自身の主張を展開するのでは」と予想していた。今回、第三者委から回答があったことで「また新しい事実が引き出せるかもしれないと、別の項目についての質問を出すことも考えられる」と話した。 ≪WHO定義改めて説明≫第三者委員会は「性暴力」を認定したことを巡り、女性のフジへの被害申告や中居氏と女性のショートメールでのやりとりなど証拠を積み上げたとし「事実認定は適切だった」との見解を示した。 中居氏側は12日、書面で「“性暴力”という日本語から一般的に想起される暴力的または強制的な性的行為は確認されなかった」と反論。これに対し、第三者委は、強制力を用いた性的行為はその強制力の程度を問わず性暴力とする世界保健機関(WHO)の定義を採用したと改めて説明。中居氏側の主張は「客観的な規範に基づくものではないように思われる」とした。 中居氏側が、第三者委のヒアリングに応じた内容が「ほとんど反映されていない」としたことに関しては、中居氏が女性を誘った経緯の説明などを挙げ「中居氏しか知り得ない重要な証言として引用した」と説明した。
コメント 10件
中居さんはもちろん自分に非があることはわかっていながなら本人だけでなく、関係各所への影響を考え、思い切った行動が取れなかったのでは。Aさんは周りとか関係なく、個人の問題で突き進んでいるので、忖度なしで突き進むAさんの方が真実っぽく聞こえてしまいますよね。中居さんも個人主義で貫く姿勢に変えれば何か変わるかもしれないですね。リスクも相当ありますが、すでに傷を負ってるので、とことんやった方がいいかも知らないですね。
第三者委員会も書き方に悪意があるよな。 中居が当初は守秘義務解除を申し出ていた事実を伏せて、解除に応じないとだけ書いてあたかも中居が守秘義務解除に応じない悪人みたいな印象操作してるし。 女側だって直接なのか友人経由なのか分からないがで週刊誌にペラペラ話してるし。 この問題は第三者委員会やメディアは極めて偏向的だと思う。
双方に言い分があるのが当たり前。 それぞれを聞いて判断するのは本当に難しい。 その現場に居たら判るが、話だけではお互いに都合の良い話をしがちになるのが当たり前で、それに線を引くのは至難の業。 裁判ですら裁判官が公平に話を聞いて判決出している訳でもないし。
この期に及んでジタバタ悪あがきするのは賢明とは思えませんね。 松本やN渕などの前例から見て取れる通り、自分の傷を自ら広げに行ってるようなもの。 逆にひっそりと消えて行った “その他もろもろ” は時間と共に人々の記憶からも消え去って安らかな日々を送っていることでしょう。(石橋は取り上げられた件がたった10年前の平成後期、間もなく令和になろうという時代の話だったからこの限りではありませんが)
会見して経緯を話してから身を引いたらよかっただけで自己都合で逃げるような引退の印象だったから仕方ないでしょう。皆さんには卑怯者みたいに思われてるのではと思います。私もこの事件のせいでSMAPの歌を聴きたくなくなりましたし仕方ない。
解除しなかったのは第三者委員が二人のやりとりは調査の対象じゃないと言ったからって説明してたろ? 当初は申し出ていたって最終的に解除しなかったのはやはり解除したら不利だからなんだろ? 性暴力の解釈云々はわからなくもないが、守秘義務解除については言い訳として無理があるわ
中居さんだって今後の人生があるよ 震災や災害、コロナ禍で辛い時に中居さんに助けてもらった人たちもたくさん居て感謝していて応援している人も居る もうこれ以上失うものが無いんだから会見なり裁判なり、守秘義務解除して声を上げても良いんじゃないかな それをどう取るかは世間は分かれるだろうけど、 それでもずっと外出も控えて、隠れて残りの人生生きていくよりはよっぽど良い
芸能人を引退して発信能力を完全に失って、全ての調査結果が出揃ったあとにようやく何かを発信しても遅い気がする。覚悟決めて記者会見なりを開いたらいいと思う。
不満があるなら記者会見すればいいし、女性を訴えればいいじゃん。 なんでしないの? できない理由があるわけ? それをしないで不満があるとか言っても、それで納得するのは中居のファンくらいだろう。
本当に喧嘩したいなら守秘義務なんて無視反古にして言いたいことを公表すればよい。民事の守秘義務契約違反の違約金なんてたかが知れてるのだから。
引用: https://news.yahoo.co.jp/articles/4efbcd8e6232ead648e61b10f2ad2752ddfa9358
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