「コメを買ったことはない。売るほどある」などと発言し、21日に辞表を提出した江藤拓農相を巡って、交流サイト(SNS)では<国民をバカにすんな>などの批判の声が相次いだ。 <コメを買ったことがない人間が、農政トップやってる時点で話にならない。国民をバカにすんな> <はなからクビ以外の選択肢はない。続投の道を探った石破首相は甘すぎる> 江藤氏が辞表を提出した21日、X(ツイッター)では「江藤農相更迭」が朝からトレンド入り。江藤氏への批判だけでなく、任命権者である石破茂首相の判断を疑問視する意見もみられた。 Xなどでは、江藤氏の発言後から批判的な投稿が継続的に上がっていた。 江藤氏は18日、佐賀市での講演で「コメを買ったことはありません。支援者の方々がたくさんコメをくださるんですね。まさに売るほどあります」と発言。翌19日には自身の発言について「講演で会場が盛り上がっていたので、ちょっとウケを狙って強めに言った。言い過ぎた」と釈明した。 <こんな時にこんなことを言ったらどうなるか分からんのか。想像力が無さ過ぎる。政治のセンスも笑いのセンスもない> <こんなこと言ってウケると思う思考回路は農水大臣に値しない> などと批判が噴出していた。 さすがにネット上の反響は江藤氏も意識していたようだ。 「(発言を批判する)ユーチューブとかSNS系を朝明るくなるまでずっと見ていた。目を背けずにしっかりと見た上で、職務に励むべきだと思った」 20日の閣議後記者会見でそう述べ、続投の意思を示していた。 ◇地盤から反感 世襲も的に ところが、その後も「言い訳はしたくないが、(出身地の)宮崎ではたくさんいただくと『売るほどある』とよく言う。宮崎弁的な言い方でもあった」などと弁明したことで、火に油を注ぐ結果を招いた。 <コメ失言を地域性やら他人のせいにするな> <そんな宮崎弁は無いし!県民として恥ずかしいわ!> 宮崎県民とみられるユーザーからも反感を買った。 衆院宮崎2区選出の江藤氏は、自民党衆院議員で旧総務庁長官を務めた父の故隆美氏から地盤を引き継いだ世襲議員。 <世襲は庶民の気持ちなんてみじんもわからない> 批判は世襲議員であることにも及んだ。 一連の発言に関連し、放送作家のデーブ・スペクターさんが20日に<江藤大臣の主食→無銭米>とXに投稿すると、称賛コメントとともに、<もらうお米はコシヒカリではなく親のナナヒカリ>などと皮肉を込めて投稿するユーザーもいた。【川口峻】
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江藤氏が大臣を辞任したところで、別に議員辞職するわけじゃない。石破首相や森山氏が気持ち悪いほど早々に続投を表明したことからも、党内での権力も相当に強いのだろう。残念ながら選挙区での利権票もかなり底堅そう。更迭ではなく自ら辞任を申し出たという扱いだし、本当に腹立たしいが結局は何の反省をすることもなく、のうのうと議員を続けていくんだろうな。国民感情を無視してでも江藤氏に配慮するというのが、自民党としての総意なのだと感じる。
世襲議員の悪い部分がそのまま出た形ですね。 何の苦労もなく、単に親から地盤を引き継いだだけで、農水行政に長けた訳でもなく「世襲」と言うだけで簡単に国会議員に当選してしまう。こんな事では決して日本は良くならないし、宮崎県の有権者も大いに反省すべきではないだろうか。国会議員なんだから、宮崎だけではなく全国を俯瞰的に見なければならない存在のはず。無理かもしれないけど、もっと一般常識、一般感覚をもった人に立候補をしていただき、国民目線での政策を実行していただきたいものである。「国民をバカにすんな」はまさに正論だと思う。
まさに他人事、苦労知らずの二世大臣 国民の感覚や感性とは大きく乖離する。 重大な失言により進退を記者に詰問された際も、何を言うんだと全く意に介せず 更迭は当然の結果だが、辞任後の記者会見では未練がましく延々と言い訳を述べる 農水族とあって、自己弁護に加え盛んにに農水官僚を褒め称える しかしながらこの度の米価問題は、ひとえに彼らの認識の無さと怠慢に起因する。 マーケットを読み解くことがいかに難しいかと強調するが、市場を睨んでこその農政だろうが ところで今回の顛末は数々の問題を表面化させた。 一つは石破首相の人を見る目の無さ 自らの持論に全く相反する人物を、しがらみに忖度してか農水相に任命 脆弱地盤が露呈 また国民民主の玉木代表、やはり官僚出身だけとあって国民間隔とは程遠い。 江藤の続投を容認したかと思えば、翌日には榛葉幹事長が強い口調で辞任を迫った。 党の一貫性の無さが見事に露見された。
発言の意図の意味不明さ。国民が米が高いと苦しんでいる時に、農政トップが、自分は米は貰って売るほどあると言い放つ、恐怖すら感じる感覚。釈明で地元宮崎県民をも巻き込む人柄。今回の失言は数ある歴代国会議員失言の中でもかなり芸術点が高いと思う。
これからの農水大臣は,みなさん自分でお米を買わないといけないようですね。私も無理ですね。買ったことないし。 こういうのをポピュリズムって言うんじゃないですか? ま,それ以前のところで辞めてもらっても良いと思っていますが。 今回の問題は,根本的には農水省の問題でありますが,国交省の問題でもあると思うんですよ。大臣をクビにしても大して変わらないと思いますよ。
とんでもない失言だと言っておきながら、一時は「職務を全うしてほしい」と言っていましたね。世論と野党の顔色を見て考えを変えた。ブレていますよ。先が読めなかったのですね。甘く見てますよ。やらせるつもりだったけど「辞任したい」と言った形をとるのですね。言った手前「更迭した」とは言えないのですね。事実上の更迭。任命責任は重い。
コメ問題はあるけど、それとは別に、貴族的な発言したために江藤氏が勝手に一人で難易度上げちゃった感はあるよね。選挙の時だけクワや鎌を持って農作業アピールなんてのは立候補者のアピールの定番だったけど、これからは一層白々しく有権者の目に写ることだろう。
米、パンが無いのが革命や一揆、打ちこわしや暴動の発端だった例は枚挙に暇がなく、食べ物の恨みは恐ろしいのはいつの世も同じ 時間をかけた上に狙った効果も出せない、緊急措置ならスピードが命なのにスローモーで農家も国民も報われず一部が肥え太るだけ、今までの傾向から癒着も疑われるそんな時期に売るほど貰える発言は致命的と言っても過言ではない 適正無視のお友達人事の弊害 その方面に強い人材がいなけりゃ民間人閣僚という手もあるよ
庶民の感覚と離れたような意見を言ったり、行動をする世襲議員は多いね 生まれた時から周囲の大人たちからチヤホヤされて育って、金持ちの家で 生活をしたら、庶民の気持ち、生活の苦しさを体験せずに人生を終える 令和のマリーアントワネットと言われるような議員は多いと思うし 江藤さんが大臣を辞めても、新たに問題を起こす人が登場しますよ 殿様の子どもは将来の殿様のような戦国時代のような日本の政治は 時代遅れもいいところです
大臣辞任は今迄も沢山あったがいずれも辞任する議員の顔を立て自ら辞任した様な形を作る。 今回も罷免か更迭が妥当な所矢張り本人の次期選挙を意識して国民には理解されない武士の情けの様な辞任となった。 議員に不向きな人物を何時迄も国会に置く事は国民にとっても自民党にとっても禍根を残す。この議員の今後は選挙区の選挙民の考え方次第だが後援会関係者を除く一般有権者の良識を信じこの御仁の国会活動が最後となることを希望してやまない。
引用: https://news.yahoo.co.jp/articles/7d6e4ee9d3bce1e8678ed77bb17a6bf23e1c23c6
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