小泉進次郎農相は23日夜のNHK報道番組に出演し、今後放出する政府備蓄米の価格について、これまでの一般競争入札から、任意に受注者を選ぶ随意契約に見直すことで、「5キロ2000円」で店頭に並べる方向で調整していると明かした。「流通経費によっては2000円台のどこかになる可能性は事業者によってはあるかもしれないが、そういったことも含めて2000円」と明言した。 26日に農水省として公告を行い、事業者向けの説明会も行う。「6月第1週には店頭で2000円が実現すると思っている」と強調した。「必要なら(備蓄米を)全部出してもいいと思っている」とも訴えた。 この日朝、情報番組に出演した際は、「2000円台で流していけるよう考えている」としていたが、夜には「2000円」と踏み込んだ。江藤拓前農相体制と対照的なスピード感をアピールした。 コメの直近の今月5~11日にスーパーで販売されたコメの平均価格(5キロ当たり)は4268円。昨年前半までは2000円台で推移している。 進次郎氏は、テレビ朝日の番組で「今は緊急事態だ」と強調。「透明性や公平性を説明しつつ、一定の政治判断をした上でスピード重視とご理解いただけるよう取り組みたい」と述べた。「コメ離れを防ぐには、異常な高騰を1度、食い止めないといけない」とも述べた。コメの流通をめぐり「ほかの食材などと比べ、複雑怪奇という話が結構ある。一体、何を意味しているのか」と思わせぶりに指摘する場面もあった。 今後は、できるだけ早くスーパーなど小売業者に直接売り渡すほか、ブランド米などより割安な備蓄米を幅広く流通させるため、ネット販売も検討する。この日、楽天グループの三木谷浩史会長兼社長と農水省で面会。三木谷氏は、随意契約に応じる意向を伝えた。【中山知子】
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需要と供給のギャップが70万トンあると農水省のデータが示しているようだ。 要は供給が足りない。 一方備蓄米は全部で100万トンある。 今までに30万トン放出しているので少なくともあと40万トン追加放出すればコメの価格は下がる。 放出した備蓄米は米国カルローズを輸入すれば良い。国産米で備蓄米を補充するなんて増産ができるまで止めるべき。
農林水産省が過去にコメの先物取引の本上場を認可しなかった一方で、SBIホールディングスが現在「堂島コメ平均(米穀指数)」の先物取引を提供している背景には、制度的な変化と民間主導の取り組みがあります。 さらにSBIが米の先物取引を推進する目論見として「『堂島コメ平均』が日本のお米の生産者、卸売り業者、消費者の課題解決につながる」と述べた矢先に、このような事態になっている。 農林水産省が従来のコメ先物取引の本上場を認可しなかった。 そんなことを民間主導で行っている先に何が起きるかわかりますよね? まさに小泉民営化の再来ですよ(笑 さぁ、これから何をするべきか考えましょう!
実際は誰かが多量に隠し持っていて、利益に繋げようとしています。 「必要なら全部出す」意気込みは大事だが、隠し持っていたコメを多量放出されると大幅な値崩れも予想されます。 それに暖冬によりコメの天敵カメムシが越冬できているようです。 要は不作が予測されている。それにフラグでは無いが、全部出した途端「災害に見舞われる」と言う事もゼロでは無い。 備蓄米を多量放出することで、安い備蓄米のブレンド米が売れ、昨年の新米が売れ残り価格暴落、しかし、本年度は不作・・来年度は5㎏1万円くらいになっているかも知れませんね。
古古米が中心なので多少は安くはなると思いますので無理せず2200円とか2400円でもよかったと思います 古米の価格とのバランスとか色々算段があるかとは思いますので矛盾を感じない値付けで頑張ってください
コメ価格一気に下がりますね。 大臣交代をきっかけに何でもありになったからです。 国が民間に備蓄米を競争入札以外の方法で安売りすることは通常は許されませんが、今は大手に随意契約で安売りしても誰も文句を言わない雰囲気です。 大手もそこに利益を乗せて販売することは許されない雰囲気ですし、安く流通させることがむしろ宣伝になります。 そしてここまでテレビで報道されると安くなるまで短期的に買い控えが起きますし、売り渋り気味の流通が一斉に在庫を投げだすので、相当コメ価格は下がります。 問題は中長期的な農業を効率化で強くすることですが、既得権益を享受した多くの既存農家や中間業者の反対の中、今後も組織票を失いたくないので進みません。 目先のコメ価格下げでポイントを稼ぎ、既得権益と対決する前に農水大臣を卒業すれば進次郎メチャクチャおいしいです。
出来るよ。 2000円代。 でもねクレームを沢山もらうと思う。 これから放出される備蓄米は基本的に古古古米です。 さらにその後は古古古古米になります。 普通に買っても2000円代では高い。 そんな米が出回るのですから価格は間違いなく下がります。 でもねクレームをもらわない為には良い米とブレンドしなければならない。 そうなるとやはり3000円代になる。
石破氏は5キロ3000円台と言っていたが、3000円台とは3000円〜3999円と幅広い。 1年前の2倍になっている、現在の4200円を考えると、少なくとも3000円前後まで下げる必要があるので、5キロ2000円を目標にするのは良いと思います。
これまでの備蓄米の放出で民間流通在庫は適正量を越えているから後はいかに吐き出させるかだけ。2000円の備蓄米を小売に直で出すぞと発信すれば、卸業者は今溜め込んでいる備蓄米を慌てて出してくるはず。
小泉農相の決意には若さ、勢いが感じられる。実際米の価格がそこまで下がるなら、米の価格だけではなく、自民党が何十年と引きずってきた悪習をも変える可能性があると多くの国民は思うだろう。 一事が万事。米の価格をそこまでスピーディに下げることができれば、外交、内政への期待も半端なく膨らむ。確かに一部の閣僚、議員、官僚には煙たがられることもあるだろう。それは既得権益にしがみつきたいからだ。まずは6月、米価に注目して、お手並み拝見としよう。場合によっては自民党嫌いの私でさえ、見直すかも知れないぞ。
これ、いまテレビで見ていましたが、小泉進次郎大臣はなかなか歯切れが良かったです。ただ彼が頑張れば頑張るほど、前任者との差が浮き彫りになり、やはり自民党は既得権で固まった族議員の塊であるということを、あらためて証明していると感じます。 大臣は良かったとしても、やはり自民党自体はとても信用するに値せず政治の舞台から消えて欲しいと強く思います。
引用: https://news.yahoo.co.jp/articles/ac7cb5fda5c66b1caa9ce6476cdaa5c034e80192
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