YouTubeで自身に関する嘘の情報を広められて名誉を傷つけられたとして、生活困窮者の支援などに取り組む団体の代表をつとめる田中正道氏が、政治団体「NHKから国民を守る党」(NHK党に名称を変更)の党首、立花孝志氏に損害賠償を求めた裁判で、東京地裁(足立堅太裁判長)は5月26日、立花氏に30万円の支払いを命じる判決を下した。 判決文などによると、2024年4月にあった衆議院東京15区の補欠選挙で、他団体への選挙妨害があったとして政治団体「つばさの党」代表の黒川敦彦氏が逮捕・起訴された事件をめぐって、立花氏は2024年5月ごろにアップした動画で、田中氏が黒川氏の事件を裏で操っていたという趣旨の発言をした。 また、立花氏は動画で、田中氏が元ヤクザで、殺人罪で刑務所に服役していたという旨の発言をしたという。 田中氏は2024年7月、これらの発信によって名誉を傷つけられたなどとして、立花氏を相手取り300万円の損害賠償を求める裁判を東京地裁に起こした。 東京地裁は、田中氏が黒川氏を操っていたという立花氏の発言について、「重要な部分が真実であり、または真実であると信ずるにつき相当な理由があったと認めることはできない」と指摘し、名誉毀損による不法行為の成立を認定した。 また、田中氏が過去に刑務所に服役していたことに争いはなかったが、殺人罪を犯したという旨の立花氏の発言は「真実と認められない」として、名誉毀損とプライバシー侵害による不法行為の成立を認めた。 一方、田中氏が昔、暴力団に関わっていたという発言については、不法行為の成立を認めなかった。 田中氏はこの日の判決後、東京・霞が関の司法記者クラブで記者会見を開いて「金額だけを考えると少ないと感じるが、私が主張したことがおおむね裁判所に認められたので、十分ではないものの満足した判決です」と述べた。 また、田中氏は、父親が「ヤクザ」だったことから過去に暴力団に関わっていたことは事実だと認めたうえで、次のようにうったえた。 「私は人に自慢できるような人生を歩んでいませんでしたが、26年ほど前から志を変えて、これから先の人生は社会貢献できるようにと生活困窮者や母子家庭の支援を続けてきました。 なので、立花氏がやったことには本当に憤慨しています。彼が本当に反省するのであれば、私にしたのと同じようにYouTubeに動画を出して世間に謝罪するぐらいのことをしてほしい。 私が黒川氏の事件に一切関わっていなかったこと、そして立花氏に真実ではないことを広められ、社会的な活動をする際にものすごく困ってしまったことをぜひお伝えしたいです」
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まあ裁判所がそういう判断を下したのであれば、それに従うべきだとは思うけど、 事実でないことや、嘘をYouTubeやSNS などで拡散するのは良くないと思う。 30万は少額ではあるけど、 訴えることが大事。 たとえネットの世界でも、事実に基づかない誹謗中傷をしている人たちを減らせる抑止力にはなると思う。
YouTubeは、虚偽の発言があたかも真実のように伝聞されてしまう危険性がある。 その特性を利用して、一部の真実に多くの虚偽の情報を織り交ぜて真実のように語り、相手を貶めている。 その虚偽動画がセンセーショナルであればあるほど、どのような虚偽動画かを観てみたい層からの再生回数が伸び、その再生回数稼ぎで切り抜き動画が拡散してしまう。 このような卑劣な行為に対しては、どんどんと名誉棄損で訴えて、その勝訴の数で、信憑性のない伝聞ばかり動画配信するという世間の評価を定着させる必要がある。 切り抜き動画もその対象となれば、言うことはないのだが。 そのうえで、個人では大変の労力と費用が掛かりますので、クラファンなどで世間が支えていく仕組みがあればいい。
立花氏にいい加減なことを言われたり、迷惑行為を受けている人は多いと思います。過払い訴訟に力を入れていた法律事務所はそういう人達から依頼を受けて立花氏を訴える訴訟を乱発したらいいんじゃないでしょうか。そこそこ商売にはなりそうな気がします。
実際は、田中さんが補選で関わったのは無所属で出馬していた、須藤元気ですよね。 色々な候補者に妨害工作をしていた黒川陣営が須藤元気には妨害しなかったのはこの人と斉藤まさしと云うれいわ新選組の山本太郎が頭が上がらない2人が須藤側にいたからですよね。 立花孝志の言った発言は間違っていたけど、フィクサーの様に政治の裏で動いているのは事実と詳しい人からも伺っています。
その嘘の内容もさることながら、立候者の選挙中の発言は選挙中はメディアも表立って批判しにくい上に、それが嘘であるという事が明らかになり広まるのが選挙の結果が出たあとであるという点でさらに問題が大きい。
立花氏はNHKだけを照準に活動すれば良いのに、まぁNHK以外の事は信憑性を疑うな、他候補を応援するために立候補したりと法の抜け穴を見つけ行動する能力は凄いが法に触れなければ何をやっても良いと言う考えはマナーや常識を守らない迷惑人と変わらない、日本の政治家たる者、品格を持って活動されたい。
裁判に勝ったから正義というわけでもなく、負けたから必ずしも悪とは限らない。まぁ立花の場合は今までみたいにひろゆきや石丸に裁判で負けたんだからなんだかんだとイチャモンつけるようならまさにダブルスタンダードだね。大人しくするべきところは大人しくしてたらいかがか。
N国界隈は勝ち負け関係なく手当たり次第に裁判して相手を疲弊させる手法なんだから、そんな事をする集団が現れたんだから、負けた側が全ての費用を負担するに変えたらいいのに。 そしたら無闇矢鱈に裁判起こす事も出来ないから。
30万円で解決しても立花孝志は反省などしないよ 現在執行猶予中の身でありながら、反省など全くせずに現在もなお、迷惑をかけまわっている 金で解決するなら、金持ちの支援者が多いから30万円なんて蚊に刺された程度もない
30万円はあまりに少額すぎる。それだけ傷つけられた人の”人権”が安いということになる。こんないい加減なことを言い放題の人間が二度といい加減なことを言えなくなるくらい賠償金は高額にすべき。日本の人権は安すぎる!
引用: https://news.yahoo.co.jp/articles/194b68779c1d3a0d87e95e677ab71e9a40070e25
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