「ナイスバッティング!」「集中しろ!もっと声出せ!」 ――5月の週末のグラウンドに響くのは、子どもたちの声以上に保護者の声。熱のこもった応援が響き渡る少年野球の現場で、今、ある問題が静かに広がっている。それは“応援ハラスメント”。“応援虐待”とも言われている。 保護者による過度な声かけ、叱責、プレーへの口出し。こうした行為が、子どもたちのプレッシャーやストレスの原因となっており、スポーツを楽しむ気持ちを失わせているという。 日本スポーツ協会が2022年度に行った調査によれば、スポーツハラスメントの被害者のうち、小学生が41.3％を占め、特に野球、サッカー、バスケットボールといった団体競技での報告が目立つ。指導者だけでなく、保護者からの過剰な関与もハラスメントの一因となっていると分析されている。 「応援のつもりが、子どもにとっては“監視”や“詰め”になってしまうケースは少なくありません。子どもがミスをしてしまったとき、試合後に感情的な叱責を受けることで自己肯定感が著しく低下することもあるのです。その結果、『野球をやめたい。お父さん、お母さん、もう応援に来ないで』と子どもが訴えるという本末転倒のケースが起きています」 そう語るのは、危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏。近年、学校やクラブチームからの相談が増えているという。 ある関東の少年野球チームでは、保護者がグラウンドの外から大声でプレーに口出しし、監督の指示と食い違う指導をすることで、子どもが混乱し試合どころではなくなったという。 また、他のチームでは、試合後の帰り道に「なんであんな簡単なフライを落とすんだ」「足が遅いから打順が下がったんだよ」などと責められ、泣きながら家に帰る子どももいた。 全日本軟式野球連盟では、こうした状況を受けて、2023年に「保護者の応援マナーガイドライン」を発表。「指導は指導者に任せ、保護者は見守る立場に徹すること」「大声での指示や怒声は禁止」などのルールが盛り込まれたが、現場での徹底は進んでいないのが実情だ。 「自分の子どもに期待するあまり、“勝たせたい”“うまくなってほしい”という親心が暴走してしまうんです。でも、それはあくまで大人の都合。子どもはそれを“愛情”とは感じず、“圧”と捉えてしまうことが多い」
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息子はサッカー少年団ですが、試合中の保護者のサイドコーチングは親にイエロー出されます。 学年が上がるにつれて、勝つ経験が増えるにつれて、保護者も勝つことにこだわり始めてしまう気持ち、ちょっとわかります。 でも子供のスポーツって、勝ち上がることだけが目的ではないということ、忘れてはいけないですよね。 我が子は良い指導者、仲間立ちに恵まれ、泣き虫も少しずつ強くなり、他のお父さんたちにお前強くなったな！と頭を撫でられ、本当に良い経験をさせてもらっています。 うちの子は楽しんでやってるわーくらいの気持ちで見守ってあげたいですね。
ミニバスでもあります。ミニバスは特にコートから応援席が近いので、子供にも丸聞こえです。 また他チーム保護者たち、応援中のアリーナはドリブルの音や他の歓声で大声になってますが、休憩中のこちらの2階席に罵声が筒抜けだったりと…あんなに言わなくても…と心痛むことがありますね。 いいプレイのときは歓声をあげ、よくないときはドンマイ！か静かに見守るようにしています。
どの様なスポーツでも目標とするものや方針が異なるチームがあるから移れば良いんじゃないのかな。そういった前向きな移籍なら良いと思います。 厳しいもあって良いし、楽しさを求めるチームもあって良いと思います。合いそうなところを探してみてはどうだろう。 厳しい環境に耐えられる高みを目指す子供ならそういうチームも良いと思うし、楽しさをとにかく求める子供ならそういうチームを探せば良いと思う。その間のゲームなので勝ちは目標とするけどそれなりに楽しさもあるチームだってあるはず。色んな価値観があって色んなチームがあるから良いのではないですかね。
スポーツメンタルトレーナーとして活動しています。 保護者の口出しで萎縮する選手が増えています。保護者だけではなく指導者の過度な叱責も一緒です。 特に少年野球は野球の楽しさを育てる年代です。どんなに口出ししても活躍しません。 どんなに叱責しても勝てません。 子ども達が楽しいからもっと練習したいと 仕向けるような指導が必要です。 指導者は大変かつ難しい指導法ですが 大学野球で実践して結果もでました。 やる価値はあると思います。 少しでもタイトルの様に野球を辞める子が減りますように。
親があまりにも熱くなるとやってる子からしたら迷惑でしかないと思うところは多々あると思います。プロ選手でも過去に強引にやらされたり親との真夜中までの特訓やビンタされるなどのスパルタ教育があると言う話を聞くと「これって虐待じゃね？」と思う人は多いはず。プロになる為にはやっぱり厳しい練習は不可欠だと思いますが、度が過ぎた事はするべきではないと改めて思います。自分も学生時代に前述の様な事があったのが嫌で辞めた人も居る。
これ別にスポーツに限った話じゃない気がしますけどね。 テストの点が悪かったらなんでこんな簡単な問題出来ないんだと怒る 体育で足が遅かったら怒る 勉強をしないと怒る 机が綺麗じゃ無ければ怒る 何かにつけて怒る親は沢山いますよ。スポーツだと密室では無くしかも他人の前だからそれらよりも目立つかもしれないけど。個人的には怒ってる暇あるなら動画見せて、一緒にエラーの原因探したり、テストの点が悪いなら、一緒に勉強付き合ってあげた方がよっぽど建設的だとは思います。
野球は嫌いではないですが、過度な野球ファンのおかげで野球が好きになれません。 野球好きのお父さんのおかげで野球漬けにさせられる子供がいるのは可哀想に思う反面、そういった人達のおかげで、日本の野球文化、そしてそれを取り巻くスポーツ関連の経済が回っている現実もあるんでしょうね。
胸が痛いな。私は幸いにサッカーだったのであんまり父兄の声は聞こえなくて気にならなかったし、後で言われてもどこのなんのプレーだ？って感じでたいして気にもしなかったけど、野球はよく聞こえるよね。後々も何回の何アウトランナーなんの場面とか明確だしね。子供は逃げ場がなくてかわいそう。 サッカーと野球で迷った時にまさにベンチや保護者の野次が嫌で野球チームには絶対入りたくないと思った。
40年ほど前、小学校のクラブチームでサッカーをしていました。自分は補欠でベンチから大きな声で毎試合応援していたんですが、試合に負けているとレギュラーの保護者から「補欠のくせにもっとしっかり応援しろよ！」「あんた達何の為にいるの！しっかり応援する為にいるんでしょ！」と言われ今でも心に傷が残っています。
スポーツでも大切なのは友情、努力、勝利だけど、ほとんどアマチュアはどこかで自分の競技力の限界を感じるもの 勝てなかった時全てが無駄だったなんてことにならない競技との向き合い方が大切
引用: https://news.yahoo.co.jp/articles/3d5c1f82954b24304df12c649ef41f3753eecac7
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