元フジテレビアナウンサーで弁護士の菊間千乃氏は27日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演し、なかなか消費者のもとに届かない政府備蓄米を、過去3回の一般競争入札から随意契約に変更して放出する方針を示した小泉進次郎農相を評価した。 進次郎氏は26日、随意契約による政府備蓄米の新たな売り渡しの内容を正式に発表。「これまでと同じやり方をしていては国民のみなさまの期待に応えられない。政治決断で、随意契約で売り渡すことを決めた」として、2021年産、2022年産を合わせて30万トンを放出し、店頭での販売価格は5キロ2160円を想定していると述べた。また、早ければ、6月上旬に店頭に並ぶとした。 農水省によると、26日に行われた随意契約の業者向けオンライン説明会には、約320社が参加。また進次郎氏は26日夜の民放番組生出演で、同日の随意契約による購入申し込みが、7社で計5万8000トン分に達したと明らかにした。これは、放出予定の30万トンの2割近い量。 番組では、備蓄米放出をめぐる26日の動きを取り上げた。菊間氏は「令和のコメ騒動みたいな問題が起きた時に、なぜ(備蓄米の)買い戻しを撤廃できないのかとか、競争入札じゃないやり方はできないのかとみんなが言っていた中で、大臣が替わると、こうも替わるというのは正直、驚き。非常にスピーディーだと思う」と、進次郎氏の進め方を評価した。 今回、随意契約で政府備蓄米の2000円台での放出に踏み切ったことについて「小泉大臣も、非常事態とおっしゃっている。非常事態の中での2000円ということだと思う」とした上で「古古米と古古古米ということで、2000円ということ。お米全体がその金額になるわけではないけれど、消費者にとってはいろんな選択肢が増えることはいいことだと思う」とも述べた。 今回の措置を踏まえ「お米が手に入りやすい環境になることで、全体的に(コメの価格が)落ち着いて価格が適正なところに戻るきっかけになるのではないかと思う」とも主張した。
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テレビや雑誌側が評価してはいけない案件だと思うけど。あくまでも特例による随意契約で安く売るだけであって今後もずっと続くわけではない。大臣云々というより今後国民が米の消費量を増やせるのか減り続けるのかで農業側の運営方向が変わる。米の不足を無くしたいのであれば、農家が生産量を増やせば儲かるという仕組みを作り出せる環境を作らないと。このままだと生産量はずっと減るね。
減反政策は廃止にして、農業の自由化、企業参入させて農業の大規模化して米の大量生産で米を安く買えるように農業の改革をする時代がきた。減反政策で米を作る量を減らして、農家の仕事を減らして、米を高くして農家を守れは筋違い。働かず者食うべからずではないが、米を沢山作って沢山働いた者が報われる社会でなければならない。
最大の課題で問題である、主食のコメの価格高騰で生活苦を解消するための、小泉さんの手法は評価されるべきだと思います。 石破さんが随契で備蓄米放出を指示し、前任はリジェクトしたのを小泉さんになって推進できています。 勿論、長期的にコメ問題の解決は必要ですが、喫緊の課題を解決できる能力が無いと抜本的な問題の解決は出来ないと思います。
菊間さんの評価は正当だと思います。あくまでコメは民間で流通している商材ですが、国民の必需品でもあります。異常な高騰、供給不足の時に、政府が介入し、購買力の低い層に配慮した「選択肢としての安いコメ」を提示することは、何も間違っていない。 高いものを買える人はそのまま高い物を買えば良い。高いコメは困る人達に向けた備蓄米放出なのだから。 そして市場の在庫が増えれば、ぼったくってる人達も、在庫を回して行く為に、古米になる前に捌くために、ある程度は値を下げるでしょう。小泉氏のやり方はそういうきっかけになり得る。
前任がひどすぎるから相対的によく見えてるだけで、まだ現時点ではなんとも言えないですね。 まずは直近の供給、価格の低下及び安定化でまず赤点ギリ回避。 減反政策による失態の回復、米農家倒産拡大防止、今後の米流通の安定化まで出来れば米関連については最低限ですかね。
米が消費者の買いやすい価格になるのは良いですが、大臣が変わったら急に180度方向が変わるって、何かおかしいと感じないですか? 私には米を故意に高騰させて国民の不平不満が充分高まったのを見計らってから外見に人気のある進次郎氏を前面に立て、一気に米価格を下げて自民党の人気回復を狙ったものと見ています。 つまり最初から自民党の選挙に向けた工作ではないかと感じます。 なので進次郎氏のやっている事はほぼ本人の考えではなく、裏で自民党幹部の指示があると思う。 もし自民党幹部でなければ、他の組織の指示で動いているか? どちらにしろ進次郎氏は本人の意思や考えで動いていない、とは思っています。
この状況下であれば他に方法がないだろう。進次郎云々でなく、今までの頑迷な農水省の政策を避難すべきで、誰が大臣でも同じことはできる。江藤は農水族の議員であり、わざと何もしなかっただけだよ。 問題は備蓄米が尽きたときだ。市場に任せれば価格は高止まりだよ。そこで何ができるかを注目すべきなんだ。
小泉氏がJAを解体してくれそう、牙城を崩してくれそうなどの声が増えてきているが、確かにJA利権は存在し、甘い蜜に群がる農林族もいるでしょう。 一方、JAが機能しなくなったらやっていけない農家もたくさんあると思う。売れ残りのお米をJAに買い取ってもらって赤字を免れている農家なんて相当いるはず。 一番必要なのはJA解体ではなく、JA構造改革だと思う。
この米騒動の時が農家を守るチャンスだったんだけどな。米を安くすれば国民は喜ぶが2000円で米を売られ、この価格が正しい米の値段だよねと思われたら農家の先は無いよ。米は農協に買い叩かれ、経費は上がり拡大した輸入米。 沢山ある旧耕地が宝の山に成る政策にしないと日本の農業は終わる。
【小泉進次郎新農水大臣のお手柄】米の値段を速攻で下げる▲それも5キロを2,000円ぐらいに。それを実現する為に随意契約 入札をする事を。テレビの番組で石破茂総理が小泉大臣に指示をしたと発言していたが。それが正解であれば上司の指示通りに迅速に動いただけの事なのか?※波打ち際の価格解消は出来ても本丸は消費者 流通業者 生産者がスムーズに循環すべく生産量 適正価格設定などを議論する事である。それを小泉農水大臣がどの様に巡航速度で走れる様に調整するのか?
引用: https://news.yahoo.co.jp/articles/851c01983558f59cfd1481a8a3a05d23adf572cd
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