兵庫県の斎藤元彦知事は、28日午後に定例会見を開きました。斎藤知事を巡っては、知事の疑惑を告発した元県民局長の“私的情報”について、第三者委員会が知事の“側近”だった井ノ本知明元総務部長による漏洩行為を認定。その上で「斎藤知事と副知事の指示のもと行った可能性が高い」と結論付けていました。 斎藤知事は28日午後の会見で、「個人情報が漏洩したことについては、県民の皆さんにご心配をおかけしたことなどをおわびしたい。責任を感じているので自らの処分をする。具体的には給与カットを考えている。条例改正が必要なので、早ければ6月議会にも改正案の提出を考えているが、どのような内容・スケジュールか詳細を検討している」と述べました。 一方で"漏洩"に関して自身の指示があったことについては改めて否定しました。「(第三者委員会からの)指摘は真摯に受け止めたい。私自身は漏洩は指示していないという認識に変わりはない」と発言。また記者から「根回しや、誤解を与えるような発言はなかったか」と問われると「ありません」と答えました。 第三者委員会の報告書によれば、井ノ本氏は県議3人に対し、私的情報の一部を紙に印刷して見せ、一部を口頭で述べるなどしたとしています。当初、井ノ本氏は私的情報の漏洩を全面的に否定していましたが、その後の聞き取り調査で、「県議に対し、私的情報を情報共有の意図で口頭で伝えたことはあるが、具体的な資料は開示していない」とした上で、「斎藤知事及び片山元副知事の指示によるものである」と話したということです。 また、他の職員も委員会の聴取に対し、去年4月上旬に知事から「私的情報があったことも含めて、根回しというか、議会の執行部に調べておいたらいいんじゃないかという趣旨と理解できる発言があった」と話したということです。 一方、斎藤知事は「処理に関して何か指示をしたことはない」と否定し、元総務部長の判断であると主張。片山元副知事は「知事から直接の指示を受けたことはない」としつつ、他の職員から私的情報を議会と共有するよう知事から指示があった旨を聞いたとして「根回しをするよう指示したが、具体的内容は指示していない」と話したということです。 第三者委員会は、井ノ本氏の漏洩行為は「知事及び元副知事の指示のもとに行われた可能性が高い」と結論付ける一方、「口頭でその概要を抽象的表現で述べるとともに、紙に打ち出された資料の一部を提示するにとどまった」としています。 第三者委員会は27日の会見で、「一般的な情報共有すら否定する知事の証言は不自然」と指摘した上で、元裁判官でもある工藤涼二委員長は「中立公平な第三者委員会として判断した。最大のステークホルダーは県民であり、知事ではない。出てきた証拠に基づいて判断した」と語っていました。
コメント 10件
漏洩問題は法的なものなので、自分でその責任の多寡を決めるのでなく、法に照らして決められるものと思います。道義的責任があると思われるなら、前に進めたい気持ちはあるのでしようが、県勢は滞っていると言われていて、知事に係る案件ばかりが議論され、また、時間が割かれている現状を踏まえ、県勢を前に進めると言う意味から早急に辞職されるのが相応しいのではないでしょうか。
斎藤知事は何があろうとも自分の考えを曲げないでしょう、自分が行政を取り仕切る事が兵庫県民のためであるという考えに寸分のズレもありません。 が、戦争に突入した、また、戦時下の日本にはそのような人達が多く、日本は悲惨な敗戦を迎えました。 日本の軍国主義者、ドイツのナチス、絶対に自分が正しいという狭い考え方が人間を暴走させる過去を私たちは十分に知っています。 今の日本では相手の考え、立場を尊重して調和を図れる人間が組織の長になるべきだと思います。
指示したかって問われるとしてないと答えますよね。指示ではなく、圧力です。その場の雰囲気を読み取らないと行けない3人の雰囲気です。 3人中、2人に強い権力があり、指示してなくても聞き取って実行しないと行けない立場の方の仕事ではないでしょうか?法律違反より自分たちの立場を優先する権力者の感覚の人が上司な訳ですよ。
パワハラを始めとした自身にまつわる数々の疑惑について公益通報した元県民局長を不法に処分。さらに通報内容の信憑性を落とすべく、元県民局長の私的情報の漏洩を自ら指示していたとしたら、知事どころか人間の風上にも置けない下劣極まりない行為だ。 報道機関からの再三の指摘に「真摯に受け止める」を繰り返し、ほとぼりが冷めるのをただただ待つだけのこの人間に、県政を前進させる事など決して出来ない。給与カットではなく、早々に職を辞して頂きたい。 規模や環境こそ違えど、アメリカのトランプ大統領の支持者と兵庫県の斉藤知事の支持者は「盲目的に不正確な情報を信じる」という点で一致するポイントが数多ある。 テレビ、インターネット、新聞、ラジオなど、玉石混合の情報が溢れる現代だからこそ、正しい情報を自身で見極める訓練をしなければ、第二第三の斉藤知事が生まれかねない。今回の一連の騒動が今後の良き教訓になることを祈る。
立花さんの手柄ですよね。選挙違反に情報保護共に立花さんの手柄としか言いようがないですね。2馬力選挙を認めず、参院選で兵庫から立候補するのに、応援に行かないなど発言したので、堂々とリークされましたね。なので、今度の選挙は大々的に応援した方がいいんじゃないかな。
そもそもさ、そんなに問題のある知事なら再選されてだいぶ時間がたっているのでハラスメント気質が隠せないやん?それこそマスコミは報道したいんだけど、彼の言動にその兆候すら見えないから過去の「どうでもいい」ボヤ的事案をガソリンかけて大火事にしているとしか思えないんだけどね。 そもそもさ、百条委員会を結審すらしていなくて不信任案出して知事を辞めさせて、ちゃんと正規の手続きをして知事に(どんな形であれ)復帰したんでしょ?知事選が終わった翌日にしれっと百条委員会を続けるって正気の沙汰とは思えないんだけど。斎藤さんは(どんな形であれ)筋を通した。だったら百条委員会も一旦最初からすれば良かったしそもそも百条委員会→第三者委員会を通して斎藤さんに責任を追及すればよかったじゃない。 そういえば白川智子さんに関して百条委員会でも第三者委員会でも取り上げないね。昔なら隠し通せたことが今じゃ隠せない。説明ヨロ。
録音があるわけではないから、第三者委員会としは可能性と言うしかないが、複数人の具体的な証言があるので、常識的には間違いないだろうな。裁判でもあれば恐らく合理的に考えて知事の指示、になるのでは? ま、他県の者なので関係無いっちゃないけど、自分の中では兵庫県と兵庫県民に対するイメージめっちゃ悪くなってる。住みたくない県1番。
元総務部長は斎藤知事に切り捨てられた形ですかね。 知事以外の三人、しかも元側近であり知事側の人間だった三人が知事から指示があったとの認識であるならば、三人全員が示し合わせて知事を陥れようとしているでも無い限り知事から指示があったと考えるのが妥当です。 ですが知事は認めるわけにはいかない、だから元側近が独断でやったことだとして切り捨てたように見えます。そんな調子で保身のために切り捨てていった先に、一体誰が残るのでしょうか。
「指示はしていない認識」って何だ?そのようなことは言ったけれどもそれは指示ではありませんってことか?思考がすごいな。自己愛の強い人が職場にいると周りの方が疲弊していく。その典型。こういう人は最後まで絶対に非を認めないよね。県民が判断を下すしかない。
法的拘束力のない第三者委員会の報告だが、その第三者委員会の調査自体が本当に公正ななものなのかを誰も問わない。斎藤知事が辞職に追い込まれ再選挙で勝利した時、多くの国民が斎藤バッシングをしていたオールドメディアや県議会側が嘘だったと知ったはず。それを、絶対に認めさせたくない反斎藤側は、またしても斎藤知事を辞めさせるための工作をメディアと共に永遠と図っている。亡くなった局長が作成したクーデターの中身より、斎藤知事を引きずり降ろすことに血眼になってる。斎藤知事が今やらなければならないのは、潔白を証明するための次の一手を出すことだろう。
引用: https://news.yahoo.co.jp/articles/10a6b76fd0567f414f525318411ad95595e23988
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