小泉進次郎農相は22日、日本テレビ系「news every」(月~金曜午後3時50分)に生出演。高騰が続くコメの適正価格をめぐり、政府備蓄米についてこれまでの競争入札ではなく随意契約への見直しを検討していることに触れながら「(随意契約で)安く卸して、『価格破壊』みたいな形を一定程度起こさないと、世の中の空気は変わらないと思う」と述べ、「価格破壊」というパワーワードを使いながら、安値実現のプランをぶち上げた。 石破茂首相が21日の党首討論で、高騰するコメの価格を、今後5キロ当たり3000円台を目指す方針を明らかにしたことを踏まえ、この日の放送でキャスターを務めたモデルでタレント桐谷美玲から「3000円台は、3000円から3999円まで幅がある。(政府が目指す金額は)3000円台の前半か後半か、いくらくらいを想定しているのですか」と問われた進次郎氏。「3000円台は相当幅が広い。約1000円の幅になるが、この中で、3999円を達成したら言ったことをやった、とはならない。国民のみなさんの感覚とまったく違う」と強調した。 高止まっているコメの適正な価格はいくらかと問われると「いくらが安心かは、消費者1人1人でも違うと思う。ただ、いくらか以上に安心してお米が買えない、コメは高い、品薄という世の中の空気を大きく変えていかないといけない。一定の政治責任を伴うが、大胆なことをやっていかないと世の中の不安を払拭(ふっしょく)できない」と強調。「そのための値付けを、そう遠くないうちに『この値段で随意契約をやりたい』ということをお話しできると思う」と明かした。 コメの価格を下げるためとして放出された政府備蓄米だが、これまで3回行われた競争入札という方式が、価格が下がらない一因との指摘があり、自民党の小野寺五典政調会長も「国がもうけてどうする」と批判している。「入札から随意契約にすると、価格を抑えられる?」と問われた進次郎氏は「それで構いません」と明言し「今までの発想だと、備蓄米は国の財産だから少しでも高く売らないといけないというふうになってしまう。それを真逆にしないといけない。安く卸して、『価格破壊』みたいな形を一定程度起こさないと、世の中の空気は変わらないと思う」と訴えた。 当初、5月28日に予定された4度目の備蓄米放出は、随意契約の詳細な設計のためいったん中止すると、21日の記者会見で明かしている。進次郎氏は「今日中に財務省と農水省の調整をまとめ、この数日、そう遠くないうちに詳細な制度設計を発表できれば。今、その勢いでやっている」とアピール。随意契約による備蓄米放出の手続き内容を、近日中に発表する意向も表明。「ありがたいことに、ある民間の方から、随意契約への協力の申し出が出ている。そういうことも通じ、いままでより安く早く届けていきたい」とも明かした。
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石破は「米は5キロ3千円台でなければならない」と言ったが、そんな価格では高過ぎる。地域差やブランドに依る部分もあるが、こんな高値になる前は普通に10キロ3千円台で買えており、5キロなら2千円台前半まで落とさなければ本当の意味で価格が戻ったとは言えない。 不十分な目標が設定されて、それが達成できれば事足れりというのではダメ。皆で声を上げてきちんとしたゴールを設定させる必要がある。
スピードも要求されます。5月28日に契約されたとしても既存ルートだと精米.配送されてスーパーに並ぶまでに一か月以上かかります。 従来ルートは飛ばして直接小売りで精米するようにすべき。 従来ルートは値上げを待ってる保管中の玄米が多量にあればそれを放出するための精米時間が必要だし。ここは分業しましようね!
与党の政治家がやる気を出せば、米価を動かすくらいわけないのです。しかし色々なしがらみを持つのもまた政治家なので、市場原理がどうこうと言い訳してやろうとしなかっただけ。 小泉氏は良い意味で前大臣よりJAとの関りが薄いのでしょう。 確かに米価が下がりすぎたら農家にとって死活問題ですが、備蓄米の放出で下がった米価は備蓄米を止めれば上がります。 調整は後でいくらでもできるのだから、まずは米価が下がるまで備蓄米を出し続ける。下がりすぎれば備蓄米の量を調節すればいい。
備蓄米の買戻し条件を撤廃して、海外から米を大量輸入し米を余らせれば確かに価格破壊が起きて米価格3000円くらいになるのではないでしょうか? その結果、当初の予想通り10年ほどで農家は半減し、農業に適した土地で大規模化した農家しか残らないのでしょう。 そうなると、自給率が低下し輸入米は5キロ3000円程度、国産米は生産量が減って高級品となり4000円程度で販売されるようになるんじゃないですかね… いや…結局自給率が下がると輸入相手国が足元みて米の値段上げる可能性が高いので輸入米ですら4000円という時代が来る可能性がありますか… そもそも、小泉さんは10年先のことなど考えていない可能性もありますが…
政府がコントロールできるのはせいぜい備蓄米まで。それも無限に出すなどと息巻いていますが残った弾は70万トン、それも古古米以下の古い米。通常の状態ではとても食べられる代物ではないでしょう。 今年度産の新米は精米5kgあたり、農家の出荷値で2600円相当になる予想。 一瞬平均価格を3000円台に落としてやりました感を出すのでしょうか? いや、備蓄米が仮に2000円で売られたとしても平均価格をそこまで押し下げることはできないでしょう。 そもそも備蓄米を放出することで、「溜め込んでいる米」を吐き出させることが目的だったはず。 「溜め込んでいる米」など元から無かったとしたら?虎の子の備蓄米を出した後の二の矢が果たしてありますかね? コメントがお祭り騒ぎですがせめて1ヶ月ほど様子を見てから騒げば良いのに。そんなに単純だから政治家や官僚に食い物にされているのがわからないのでしょうか?
よく言われるコメをめぐるトライアングル、即ち農水省ーJA全農ー農水族議員。このトライアングルでコメをめぐる慣行は作られてきた。問題はこのトライアングルに生産者は入っていないことである。これに異を唱える生産者は、独自に販売手法、販売ルートを確立している農家もあり、この方々は大きな利益を得ている生産者農家もある。この例から見ると如何に利益が生産者以外に取られているかが伺える。これら独自に築き上げた生産者はその過程でJAから肥料等が得られなかったなどと苦労もあったと述べている。また、農水省、JAから「コメを安く売らないでくれ」と言われているがとのことも聞く。 小泉新農水大臣が、このトライアングルにどれだけ切り込めるか、または、骨抜きにされるかよく見ておきたい。
一番やばい価格破壊は外国のコメが入りまくってきて日本のコメ農家が激減する事やろうねコメ農家の破壊までいきそうで怖い、味噌・納豆・醤油・あんこの原料となる大豆がそうで日本のコメもそういう運命たどらないか不安、日本の納豆醤油とか言ってるが原材料が外国なんだもんね悲しくなってくるがコメまでともなると和食和食って言ってるが結局外国産の物ばっかじゃんって事になるんだよね、何かほんまにコメ農家まで破壊しそうな感じして怖いんだけど親父さんの件もあるしね。
減反政策を維持したいが為のただの目くらまし。 個人的には別に古い備蓄米を食べさせてもらいたい訳ではない 直ちに減反を止めて単純に作付け面積を増やせば、秋には日本米の美味しい新米が食べられる。 食料自給率や主食の米の供給力は安全保障と密接に関わる 食管を新たな形で復活させれば、備蓄米のどうでもいい議論などしなくて済む
価格破壊はいいのだろうが、生産者や消費者にとって納得できる妥当な相場ができる制度設計でなければならないだろうよ。 米価の長期に安定的な供給を目指すべき制度にすべきだろうが、選挙対策での目先だけに制度設計ではダメだろうよ。 いきなり短期間制度公開とか深慮に欠ける選挙対策でなければいいが。 進次郎氏の買い物袋の有料化とかもあったしな。抽象的曖昧な表現が多いしな。どうせ農林水産省に丸投げ制度では一時的な解決しかならないだろうからな。 人気ものを担ぎ挙げて支持率を上げるようではダメだろうしな。 米価対策特別大臣だろうよ。農業全般の今未来を制度にするだけの器量はないだろうよ。農林水産部会にいたのだろうが、無いも変っていないからな。 政治の世襲は悪だ。名誉職でも家業でもない。
政府が適正価格を設定し、小売販売店に卸せば安く消費者は買える 流通もスムーズに進み、玄米だろうが精米だろうが安ければ良し! これからも小売店スーパー米屋が直仕入れで農協すっ飛ばしてもらいたいね
引用: https://news.yahoo.co.jp/articles/8dabb08b83f70e78078ef015e6d20367979f428d
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