小泉農水相は26日、随意契約で備蓄米30万トンを放出する方針を明言しました。 米の価格は下がるのでしょうか、そして販売店はどのように受け止めているのでしょうか。 福岡市西区で米穀店を営む西嶋幸弘さん。 ◆姪浜小田部米穀店 西嶋幸弘さん 「いま全体で4トンぐらい全体的にはあるが、これは半月くらいで無くなってしまうので、普通であればここすべて玄米で埋まっている。全然ない方です。けっこうひっ迫しています」 厳しい経営状況の中、いま西嶋さんが思うのが…。 ◆姪浜小田部米穀店 西嶋幸弘さん 「なぜ2000円なのか、そこまでちゃんとテレビ越しに見る方にクリーンに伝えてほしいという思いはある」 西嶋さんが発した「2000円」という言葉、実は23日…。 ◆小泉 農水相 「前向きなスタートをするには、今のこの異常な高騰はまず冷まさなきゃいけない。そういった思いで今回2000円、こういった形をとらせていただいた」 小泉大臣は、業者を選んで契約する随意契約で放出する備蓄米に経費を乗せ、店頭価格が2000円台となるよう売り渡す方針を明言しました。 備蓄米はこれまで競争入札で最も高い価格を提示した業者に売り渡されていました。 これまでに放出された備蓄米は合わせて約31万トンで、そのうち約95％をJA全農が落札しています。 また1回目と2回目で放出された備蓄米のうち、4月27日までに小売業者に渡った備蓄米はわずか7％ほどにとどまっています。 一方、今回の随意契約ではあらかじめ政府が任意で業者を決定し、小売店などと直接契約します。 対象は大手の小売業者を想定していて、地方に運ぶ輸送費を国が負担することで2000円という価格を実現するとしています。 ◆街の人 「安くなるのは確かにうれしい。小泉さん頑張ってほしいです。期待しています」 「うれしいですよね。やはり値下がりは少しでも早く期待しているんですけど」 街では“小泉効果”をはやくも期待する声があがる一方で…。 「2000円ってムリなんじゃないの」 「本当にできるのかなっていうところです。やっぱり口だけみたいなことにならなければいいなって感じです」 と実現を疑問視する声も聴かれました。
コメント 10件
低温保管技術を使った倉庫で保管されていた米なら、古古古米でも食味の低下は最小限らしいですね。 新潟県産コシヒカリを使った実験で、低温で3年間保存した米は新米とあまり変わらない食味値だったそうです。（食味値88→77） というか、多少味が落ちた米だったとしてもこの異常な価格高騰の中で文句言う人なんていないと思いますので、とにかく1日も早く消費者の手に渡るといいですね。
農家です。最近良くある産直の店に出荷してますが店舗の取り分が売上の3割ほどです。生産者さんが自ら持って来て値段を付けてるとアナウンスをななしているが決して納得した値を付けれてる訳では無いし正直言って3はキツい。市場なら競り値の10%が手数料、そこから流通の分だけ売価は上がるが販売価格は上がらないから競り値がどうしても低くなる。 日本人は見た目が綺麗で安い物しか買わないから輸入品で十分だと思うし海外の方なら食の安全についての意識も高いから評価してくれる。米も野菜もこの先安くはならないと思う。
流通価格を下げるのは、手段であって目的ではない。現状、米価が想定以上に高くなっているので、国民負担を減らすために安価な古米を市場に投入する。それによって、一部であっても安い米が買えるようになる。品質を気にする余裕がある人は高価なコメを買えばいいし、安い米がありがたい人は備蓄米を買えばいい。 あと、備蓄米放出で末端のコメ不足が解消されたら、市場価格が下がる可能性はあります。高く仕入れたコメだから安く売れないというのは嘘。価格は需要と供給で決まるので、需要が減れば価格は下がる。当たり前のことです。
農水省や政治家が従来の制度破りしてまで安くすることをせずに入札したから安くならなかったが、備蓄米を安く出しても問題ない予算編成にすれば備蓄米だけを安くすることは可能だろう でも、今年収穫される米はすでにJAや他の集荷業者が高値で買い取る約束しちゃった後だから、、備蓄米最大100万トンが安くなるだけで、需要のうち残り500〜600万トンは安くならないと思う
この米が減価償却されて安くなった噂の古古古米ですね、2021年産の備蓄米とはどんな味なのか、この米でもスーパーに並んだらあっという間に無くなるでしょう、あの手この手で買い占める輩も現れるだろう、そもそも前回の放出された備蓄米はほとんどJAが買い占めて市場にまだ7パーセントほどしか流通して無いのが大問題ですね、
ネガティブ意見言っても仕方ない。何かしらのアクション起こさないと、農政は変わらないし、生産者も儲からない、生産量も増えない。非難してる人は現状維持で良いのだろう。ポジティブに改革のチャンス、生産者も意識変革のチャンスと受け止めないと。いつの時代もそうだが、何らかの揺り動きが起こらないと世の中変わらない。コロナで変わった仕組みもたくさんある。自分は農業やってますが、ピンチはチャンスと思って今も期待してますよ。
古古米の放出米なら2200円ぐらいで良いが今年の収穫米なら3500円以上に成らないと米農家は続けられなくなるだろうな！ 農家の負担軽減に農機具のレンタル事業や季節アルバイトの募集等の手助けが必要では？
スーパーで2,000円の米と4,000円の米が売ってあります 消費者はどちらを買いますか？ 当然、2,000円の米が売れて、4,000円の米は売れない 4,000円の米が売れないと、精米した米は期限があるので値下げして販売するか廃棄するかになる スーパーは損する4,000円の米は仕入れずに2,000円の米を多く仕入れる 卸業者も在庫で抱えていては、収入が減る事になる 在庫を保存しているだけでコストが増えるだけになるので安く販売する 事になる 備蓄米を無制限に放出すると言ったので、2,000円台の米の販売が続けば高値で取り引きされている米の値段は下がる
安いと言うのは助かるけど、古古古米に5キロ２０００台の価値あるのだろか・・・ 以前、常温と低温で保管されていた古古米を貰ってそれぞれ食べたことがあるが、常温の方は臭うし味も悪く、低温の方は常温に比べ臭いは少ないもののやはり味はかなり落ちていた・・・ 低温で備蓄されていたとは言え古古古米、果たして売れるのだろうか・・・
3年前の米を5kg3500円〜で売ったらそりゃ儲けすぎですよ 令和4年産なら本来なら動物の飼料にいくようなレベルなはず どんなに管理を徹底していたとしても3年も経てば味は落ちるでしょうし むしろ味落ちないから3年前の米を当時の買い取り価格の倍以上で売ってもいいのか？って話ですけどね 農水省は明らかにおかしなことしてましたよ 普通なら考えられない 初めから買い取った価格のまま抽選で備蓄米を流通させていたら今ほどの高騰は防げていたかもしれませんしね 日本の月平均のお米の消費量は60万トン以上なので小泉大臣がどんなに頑張って備蓄米を安く放出しても全国平均価格を押し下げるだけの量はありません 正直、一時的な輸入拡大以外米価を下げる方法はないと思います かといって迂闊に輸入枠を増やすと今度は農家に多大な影響を与えることになるので 難しい舵取りが求められますね
引用: https://news.yahoo.co.jp/articles/8d5b20ac40ef9aacf6c62fa69d77784635c8ac60
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