自民党の小泉進次郎農水相(44)が26日、テレビ東京系「WBS」(月~木曜後10・00、土曜後11・00)に生出演し、コメ生産者へのメッセージを発した。 5月12~18日に販売されたコメの平均価格がこの日、発表された。5キロあたり4285円で、前週を17円上回る過去最高値を更新。高止まりの現状が続いている。小泉氏は現状のコメ価格を「異常な高値」と評しているが、気になるのは「作れば作るほど赤字」と言われてきたコメ農家への配慮だ。 小泉氏は「今回平均4285円のところに2000円の備蓄米を、しかも令和4年、3年のものですから、これを2000円で入れていく」と説明しつつ、「4285円という高止まりを続けると、消費者のコメ離れが深刻になりかねない」と懸念した。 その上で、「そこは生産者の方も望むことではないので、今回特に生産者の皆さんにご理解いただきたいのは、2000円の備蓄米を入れることで、1回マーケットを落ち着かせないと」と、安価なコメを投入する理由を説明。「これから消費者と生産者が一致したところで、適正な価格は?と言ったところで、冷静な話し合いができない。こういったところに1回、水を差さなければいけない」とし、「生産者の皆さんには、そんな思いもご理解いただけるように、丁寧な説明を続けていきたい」と述べた。
コメント 10件
備蓄米は玄米ですよ。 1袋30kgの袋から、1個1tのフレコンまでありますし、小売店には玄米の保管整備や精米設備が無いから、集荷業者が保管、卸が精米、袋詰めして販売出来るようにしているけど、そこはどうするのか教えてほしいですね。 送料は国が払うけど、他は企業がボランティアでしろということでいいのかな。
テレビ番組でも前大臣の頃は備蓄米放出についてJA等の利益のことについて徹底追及するところは少なかったのを不思議に思っていました。テレビ局ですらそんな状態なので政党に対する影響力は非常に大きいのではないかと予想しているのですが、そのような中で小泉さんが短期間でここまで行動されたことは素直にすごいと感じています。議論の受け答えなどを見ていると個人としてはツッコミどころも多い方なのでしょうが、それでもここまでの動きは「配慮」「忖度」などで積極的に動けなかった方々と比べても評価できるものではないでしょうか。個人的には、通常の流通網で間に入るJAさんなどの利益なども見直して、作り手と消費者とを含めた三方にとって良い価格形成をする議論を進めるきっかけになってくれないものかと願ってやみません。
WBSの生出演をリアルタイムで観ていました。 ここ数日のインパクトのある行動力を見聞きして期待していましたが、コメンテーターからの質疑応答を見ていて非常に失望しました。 全く会話が成り立っておらず、小泉大臣のままでは、今後の日本の農政には全く期待できないと私は感じました。 備蓄米の2,000円での販売はおそらく問題なく実現するでしょう。 参議院選挙対策の為もあり、政府も全力でバックアップするでしょうし。 小さな目先のことに拘らず、何故、将来の日本の為に行動できないのでしょうか? このままでは日本は本当に終わってしまいます。
4年、3年前の古古古米なら当時の政府はかなり安く買い上げた米だ。JA、.卸業者通さずに販売する価格なら、5kg2000円で売るのは誰が大臣でも可能だろう。 それに5年過ぎた備蓄米は飼料米として家畜用に転用するが、その直前の米だ。 問題は備蓄米を一掃した後の米の価格と新米の価格だ。これを国民は目を凝らして注視するべきだと思う。
たぶん今の価格って高くない自然な価格なんだと思う。そもそも贅沢品だったのを食卓に届けていたのがこれまでの農政。それを継続するか否かを問われていて「継続する」を選んだ。 それを決めたらこのスピード。しかも別のニュースで小売で2160円って言ってた。小売にほぼタダで手伝わせる気なんだろう。いろんな意味でとてもじゃないけど真似できない実行力。 ところで官僚型農政を打破したとかなんとか言っているコメントがあったけど、このスピードこそ官僚型農政なんだけどな。今まで農水族議員がいたからできなかっただけのこと。何を言ってるんだろうと思う。着任早々の小泉大臣だけでできるわけないだろうと思う。
普通に評価できます。 小泉氏は就任1週間足らずで政策転換を打ち出し、現場の農家や小売と直接意見交換を重ねています。 この「スピード感」と「現場重視」は、「従来の官僚主導型農政」に対する明確なアンチテーゼです。 前任のコメを買ったことがない前農水相の失敗は、まさに「従来の官僚主導型農政」の限界と弊害を象徴しています。 この背景には、長年にわたり農水官僚と自民党農林族が、農家の競争力強化や需給調整よりも、「既得権益」や業界団体の顔色をうかがう政策運営を続けてきた構造的問題があります。 小泉進次郎農水相が「現場重視」「透明性」「消費者と生産者の共存」を掲げて方針転換を図っているのは、まさに旧来型農政の総括と刷新の必要性を物語っています。 江藤氏の事例は、政策決定過程の硬直化と現場軽視がいかに深刻な社会的コストをもたらすか、すでに明らかでしょう。
古米、古古米でも家計が助かるなら、米飯の食卓を維持するには必要です 平均価格の問題なので、備蓄米で美味しさの多少の疑問が有ろうと価格を下げるには必要なものでしょう 農協のストック、売り惜しみを考えればこれで結果出れば御の字ですね。
農家さんの経営を心配する声もあるけど、上手く経営している農家さんだっているし、農家が貧しいなんて、イメージ持ち過ぎだよねって思う。 サラリーマンって、社会保険料、所得税、住民税は天引きで誤魔化しようがない。 農家さんは、自己申告だからね。 私費を経費に回すこともできる。 そして農協や国からの支援もある。 補助金も貰えるんでしょ? 民間のサラリーマンは、賃金上がったら、物価も上がって、、今は米も高騰して贅沢品になってしまって、3食は手が出ないんです。
能力的には疑問符がつく方だが発信力を考えた時に適任者の1人になるのだろうか・・選挙までは仕方ないが選挙終わったら農協や財務省に忖度せずに生産者の事も消費者の事も考えて適正価格に持っていける力も知識もある大臣を据えて欲しい。
農家が今の米の価格が正常だと思っているならそれで良いでしょう、ただその値段では中々お米を買うことが出来ない人が多くいるのが現状。 小泉氏の備蓄米の安売りはいっときの対抗策、ずっと行えるものでは無い、ならば政府は輸入米の解禁でしか対抗出来なくなる。 そうなると国産米は贅沢品になりますます米離れを起こすだろう。
引用: https://news.yahoo.co.jp/articles/df89977493804a96f1c3ab9a2f5d39cf641cf15d
コメント