国民民主党の榛葉賀津也幹事長が2025年5月26日に行った演説中の発言をめぐり、賛否の声が上がっている。 ■「公の場で受け狙いの発言をしてはいけない」「窮屈な世の中は嫌だ」 榛葉氏の発言はJR博多駅前で行った街頭演説で出た。SNSでも演説の様子が拡散されており、榛葉氏は集まった聴衆に向け「わーっと見るとね、やっぱ博多の女性はきれいだね、コレ。で、男性はまぁまぁだね」と軽妙な調子で語っていた。 人の容姿をジャッジするような発言は、例え褒め言葉であっても、時に「セクシャルハラスメント」と受け止められることがある。 SNSでは、「政治の街頭演説で女性の容姿についてふれて持ち上げた気になってる点がヤバい」「おじさんは、ぜったいに公の場で受け狙いの発言をしてはいけない。と、江藤前農相が教えてくれたばかりなのに。学習能力がないのか」など、軽率な発言だとして批判する声が相次いだ。 さらに、国民民主党は夏の参院選の公認内定予定候補をめぐる批判もあるなど、慎重になるべきタイミングだったとの指摘もある。 一方で、「どこの党とか関係なく、これくらいの発言が許されないような窮屈な世の中は嫌だ」「榛葉さんのあの感じ好きなんですけどね」など、過敏になりすぎているのではとの声もある。 政界関係者や著名人らからの反応もまちまちだ。 立憲民主党の石川大我参院議員は、「この『芸風』には呆れを通り越し、悲しい思いだ」と投稿。 「ー『他意はない。へたな"つかみ"だった』と釈明しているーとのことだが、『他意はない』という言葉の意味は、『言葉どおりの意味合いで裏の意図はない』だ」と指摘した。 国民民主党の日隈慈・大津市議会議員は、Xで「失言? で更迭されるケースもある中で、他人の発言を咎める以上、自分も咎められる覚悟はやはり必要だと思います」と投稿。「僕自身も言葉にはより一層気をつけていきたいと感じています」と思いをつづった。 日本維新の会の衆院埼玉14区選挙区支部長・加来たけよし氏は、「そない、目くじら立てる内容かねぇ。べっぴんさん、べっぴんさん、一つ飛ばしてべっぴんさんが言えなくなる日も近い」と首をひねった。 なお、榛葉氏は同日に行われた取材で発言の真意を問われ、「他意はないです。下手なつかみで、すいませんでした。以後気をつけます」などと反省を述べていたという。
コメント 10件
この発言で何が問題なのか分からない。 スピーチや話しの初めにその場を和ませたい時やかしこまらないで聞いて欲しい時などにフランクな話しをしますよね。 真剣に訴えてる場面ばかりではなくて、ユーモアや笑いを含めることは大事だと思います。
「博多の女性はきれいだね」を問題視しているのか?それとも「男性はまぁまぁだね」を問題視しているのか?正直、これを問題視する理由が分からない。 前者だったら、「博多美人」以外にも「秋田美人」とか問題視することになる。少なくとも相手を貶している訳でもないのにね。 後者だとしても男性が言っているなら自虐みたいなものでしょう。 ただ政治家に「受け狙いの発言をしてはいけない」というのは同意。
昭和からのTV番組で地方紹介動画などで博多O人なや京都美Oなど一般化して紹介されていた世代として、単語的に使ってしまうが、あえて濁してるルッキズムで答えてるのです、そりゃないよ。と思いたい。
おじさんからすると、褒めてるだけなのに文句言われる生きにくい世の中だとは思う。 でもこれまでが、「褒められてる側」の人にとって生きにくい世の中だったんだよね。 一方的に言われる側と違って、発言する側は内容を自分で選べるんだから、発言には気を付けたいし、そこへの反応はちゃんと受け止めなきゃね。 この人は、こういう失言はあるけど、言い訳、逆ギレではなく反省するだけマシだとは思う。
榛葉さんは昭和の感覚からアップデートされていないのでしょう。 現代は、性別に関わる問題やこれらを並列して評価することに、非常にセンシティブであり、仮に誉め言葉であったとしても、公の場面で使用する事を控えるのが、危機管理上、大変重要とされています。 仮に公的な場面で、『国民民主党の女性(山尾志桜里さん、丹野みどりさんなど)はきれいだが、男性(玉木さんや榛葉さん、古川さんなど)はまあまあだね』と取材記者が論評した場合、性別に関わらず、良い印象を持たれる方は少ないでしょう。 幹事長レベルの方でさえ、この程度の想像力が欠落している訳であり、まさに、国民民主党は時代に取り残されている存在なのでしょう。
問題がどこにあるか、と感じる諸氏が意外に多い。 古い価値観がアップデートできてない方がまだまだいるようで一安心だ。 一応問題として定義されるのは”他者の外見をイジってはいけません”という新しい世代の決まり事だろうね。 私としてもあまりここに関しては問題を感じないのです。 貶してるわけではないからね。あくまで「まぁまぁ」なので。 但し、苦言を呈さないわけではない。 政治家は芸人では無い。 講演だろうと演説だろうと、ウケ狙いの発言はする必要ない。 これが私の主張だ。 ついぞ最近クビが飛ばされたあの二世議員大臣もウケ狙いだったと嘯いていたが、そもそも君らの仕事にそんなものを誰も求めていないのだよ。
政治家が言うから問題なのか、発言自体が良くないのか、どちらが問題なのだろう。 例えばこれを竹野内豊や大沢たかおが言ったら、問題にならないよね。 男性はまあまあの真意は分からないが不愉快になるほどでもないし、政治家は何も言えなくなるね
この手の常套句はもうウケないだろうが、かといって新しいネタを考案するコストもかけたくないみたいな、「怠慢」「サボり」を感じるんだがな。 芸人じゃないんだからと言われるかもしれんが、演説するのだから方向性としては同じだろう。セクハラ云々より、おもんないネタをボツにしなかったというのが最大の問題。
個人的にはこれくらいのリップサービス騒ぐほどじゃないと思うのだが。 しかも褒めてたわけだし。 けなしてた石原元都知事や麻生元総理より遥かに良いじゃないか。 なんて窮屈な世の中なんだと思う。
確かにどうでもいい発言である。ギャグって今でも使うのかは知らんが、昔の応援演説では先ずはそう言ってから演説してたものだが。 しかしながら、動画を見てみるとお隣の立候補者か?明らかに大丈夫かって反応だった。 国民民主党は「女性」この文言を使う時には気を付け無いと幾らだって批判の対象になる事を常に考えていかないと、幾らでも揚げ足を取られる。 榛葉氏もそれぐらい分かりそうなものだが。
引用: https://news.yahoo.co.jp/articles/44fabee980357b0ff2e0b9a79817e628602ba133
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