兵庫県の斎藤元彦知事を告発した元県民局長の私的情報が県議らに漏洩した問題で、第三者委員会は5月27日、井ノ本知明・前総務部長の関与を認定し、「知事や元副知事の指示のもとに行われた可能性が高い」とする報告書を公表した。これを受けて会見に応じた斎藤知事は相もかわらず……。 *** 「一つのご指摘としてあると思うが、私は漏洩に関する指示は一切していない」 斎藤知事は28日の会見で、第三者委の報告についてこのようにコメントした。 これまでも斎藤知事は、百条委員会から知事のパワハラなどについて「一定の事実が含まれていた」と認定され、告発文書への県の対応を「全体を通して大きな問題があった」と指摘されても、「一つの見解が示された」と意に返さない回答だった。 3月19日に最終報告が提出された前回の第三者委は、告発文書に記載された言動の多くを「パワハラに当たる」と認定し、告発者を特定させたことは公益通報者保護法に違反すると結論づけた。その際に斎藤知事は「公益通報の論点は司法の専門家でも意見が分かれている」などと持論を展開した上で、「適切だった」と反論している。 何を指摘されても「真摯に受け止める」などと言いつつも、頑なに自分の非を認めないのが斎藤知事のスタイルと言っていいだろう。上記の通り、斎藤知事の態度は今回も同様だったが、腹心の部下たちが反旗を翻したことは大きい。知事自身の処分について「給与のカットを含めて考えていく」方針だという。 そもそもは昨年3月、元県民局長が斎藤知事を告発する文書を報道機関に送付したことから始まった。文書を入手した斎藤知事は「徹底的に調べてくれ」と副知事(当時)らに文書作成者の特定を命じる。作成者が元県民局長であることが判明すると、彼のパソコン等を押収。その中にあったごく私的文書を県議たちに触れ回っていたのが井ノ本前総務部長と報じられていた。もちろん井ノ本前総務部長は否定していた。
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第三者委員会。その報告書を「受け入れない」とは。自分に都合の悪い結論は無視するそんな身勝手が通用すると思っているのか。自浄能力のない当事者に任せて済む段階はとうに過ぎています。あとは法で裁くしかない。にもかかわらず、「正しいことを言う者が損をして、上手く誤魔化した者が得をする」――そんな歪んだ社会を、いつまで放置するつもりか。これは地方の問題にとどまらない。公正や信頼という民主主義の根幹を踏みにじる行為です。 県も、捜査機関も、そして社会も、ここで曖昧にしてはいけない。事実をねじ曲げたまま逃げ切らせるわけにはいかない。
今になってやっと刑事告発の話が出てきたなんて遅すぎます。一体どれだけの日数が経ってしまったのでしょう。 自殺者まで出ているのにね。一刻も早く知事職を辞めさせなければ有権者の常識までが疑われるんじゃないですか? 知事が自分で自分の減給処分を決めるなんて茶番を許してはなりません。 彼が知事から外れることこそ唯一の県政立て直しの絶対必要条件でしょう。
斉藤氏は、第三者委員会の聴取で答えた事が全く伝わっていないと言っているみたいですが、第三者委員会が嘘八百を信用していない証でしょう、側近4人衆の内、2人から反旗を喰らっているので、立場がかなりヤバくなっているのでは?兵庫県民や市民団体から刑事告発されて、国家権力が徹底的に捜査してくれる事に期待します
告発はありそうだけど時間もかかりそうだよね。仮にその流れで辞職、2回目の知事選挙とかになるのであれば、2回分の選挙費用と、ここまで停滞している兵庫県の県政による不利益等等で県民からの損害賠償請求も出して欲しいところ。
自らが招いた問題を解決すべく県の公金を使い第三者委員会が出した結論にひとつの指摘や、ひとつの考え方などと軽く受け流すようなことがまかり通るなら、どの自治体の県知事、市町村長なども自己保身のために同じ事が出来る事例になってしまうのではないかな。
この件は発生した時期を追わないと。この問題はこの文書が怪文書として扱われたときのことだろう。あの頃は反斎藤派は知事を追い落とすため百条委員会を設置しょうとしていた。一方、斎藤支持派は何としても百条委員会の設置を阻止しょうとしていた頃だ。そのため、この文書のいかがわしさを証明するため議会議長、自民、立憲の代表者に文書を送って怪文書だと認めてもらい、百条委員会の設置を阻止しょうとしたが認められず、百条委員会が設置され、その後、議会から不信任を突き付けられ、これらの責任を全部背負って知事は退職した。その後兵庫県民は再び斎藤さんを選んだ。あの頃のことを「情報漏洩」として騒ぐこと自体おかしいのでは。
斉藤氏が今1番恐れてるのは、情報漏洩での刑事告発だろうね。 既にある程度証言も出て来たし、捜査権のある警察の取り調べを受けたら、余計な罪は被りたくないので更に詳細を話すと思います。 斉藤氏が好んで使う言葉でもある、司法の判断に委ねましょう。
実行犯の部長が停職3か月で、指示役の県知事が給与カットで済まされるはずがない。 井ノ本総務部長の3か月停職処分の理由は「知事・副知事から指示を受けての情報漏洩」なのに、斎藤知事は指示していたことを認めていないのは摩訶不思議。斎藤知事は停職処分の決裁権限者で、一方では「支持を受けて情報漏洩した部長」を処分して、他方では自分が指示したことを否定している。立花氏への情報漏洩を被疑者不明のまま県として刑事告発したんだから、被疑者が確定している県議への情報漏洩を刑事告発しないのはおかしい。兵庫県として情報漏洩の実行犯の井ノ本部長と情報漏洩を指示した斎藤知事を刑事告発しないと整合性が取れない。 もう誰かが刑事告訴して斎藤元彦が逮捕されることはないものか。
刑事責任を負う前にやる事があるだろうと思う。 起きたことに対して知事の減給だけで済まそうなどとこの期に及んでもなお見苦しい態度を続ける斎藤知事には心底嫌悪感を覚える。 知事がやるべき事はもはや県政を前に進めることではなく自身が辞職し県政の混乱に終止符を打つことです。
初めから、もっと早い段階でやるべきだったのだけど、ここまで来てしまったので、今からでも刑事告発すべきです。立花氏への情報漏洩した人も分かっていません。 知事やその側近だけでなく、人事課、総務部長も、停職処分で済ませるなど、おかしいです。 知事が指示したのなら、知事は辞任どころか、慰謝料払うべきです。知事は信用できないけど、本当に指示してないのなら、井ノ本氏は免職だし、井ノ本が遺族への慰謝料を払うべき。 追い詰められて、元県民局長は亡くなってます。亡くなる直前ではないけど、社会的に抹殺されようとしている、と言って、抗議すると言って亡くなっています。罪の重さを理解して償うべきです。
引用: https://news.yahoo.co.jp/articles/b1c5aea06680229849257ba9ee1cb057d7eed553
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