女優の今田美桜（28）がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「あんぱん」（月～土曜前8・00、土曜は1週間振り返り）は30日、第45話が放送された。話題のシーンを振り返る。 ＜※以下、ネタバレ有＞ 「ドクターX～外科医・大門未知子～」シリーズなどのヒット作を放ち続ける中園ミホ氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算112作目。国民的アニメ「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかし氏と妻・暢さんをモデルに、激動の時代を生き抜いた夫婦を描く。 第45話は、乾パン作りを断ったため、朝田パンは陸軍に逆らったという噂が広がってしまう。朝田釜次（吉田鋼太郎）は屋村草吉（阿部サダヲ）に乾パンを焼いてほしいと頭を下げる。翌日、何故か朝田家に乾パンの材料が運ばれ、憲兵はすぐに乾パンを作るよう命令。釜次らが戸惑うと、そこへ草吉が現れ…という展開。 朝田パンはあんぱんが売れ残り。国防婦人会の餅田民江（池津祥子）は朝田羽多子（江口のりこ）に「悪いようにはせんき」と笑みを向けた。 釜次は草吉を問い詰め、ついには土下座した。 釜次「頼む！うちんくの家族のために、乾パン焼いてくれ。この通りじゃ。名誉が欲しいがやない。金が欲しいがでもない。羽多子さんやあの子らが不憫ながじゃ…。この狭い町に暮らしゆうき、このままじゃ…。おまんも、10年もここにおったら分かるじゃろ」「もっと前やったら、ああ、嫌なら出ていけって追い払って、清々したけんどねや。おまんとは、そう簡単に切れる腐れ縁やない」 草吉「へそ曲がりなもんでね。言わなくていいと言われたら、話したくなった」 小麦粉、上白糖、黒ゴマ、塩と乾パンの材料が搬入される。羽多子は民江が強引に話を進めたものだと気づいた。 草吉は釜次を制し、憲兵に「すぐに取り掛かります」。製造方法に目をやると「昔のままだ」とつぶやき、手際よく乾パンを焼き上げた。若松のぶ（今田美桜）たちに「おまえらも、ちゃんと覚えろよ」――。 未明。草吉は大事な壺を取り出し、麦わら帽子をかぶって朝田家を後に。目を覚まし、遠ざかる草吉を追い掛けようとしたのぶを、釜次が引き止める。「行かせちゃれ」「これ以上、あいつを苦しめたら、いかんがじゃ」――。 SNS上には「ヤムおんちゃん、コレで退場？」「ヤムさんの過去を知る日は来るのかなぁ…」「釜次さん、ヤムおじさんの一番の理解者になったね。ヤムおじさんの再登場を」「昔のままって…ヤムさん、乾パンを作ったことあるのね」「ヤムさんの漢気に涙腺緩み」「ヤムさんがどんな思いで乾パンを作ったか、釜じい以外は知らないとはいえ、乾パンの焼き上がりの喜びようがしんどい。あんなに拒否していたヤムさんの心を他の誰も気にかけていなかった」などの声が続出。草吉はどこへ向かったのか。 6月2日から第10週「生きろ」に入る。
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乾パンの作り方を「お前らもちゃんと覚えろよ」と言う草吉さんの声には、どこか寂しさが滲んでいるように感じました。羽多子さんやのぶさん、メイコさんが作り方を覚えた時は、草吉さんが皆との別れを覚悟していたからこそ、その悲しみが伝わってきたのだと思います。 「俺一人じゃねえよ」という草吉さんの言葉には、乾パンを通して羽多子さんに、自分のすべての気持ちを託そうとする想いが込められているようでした。朝、去っていく彼の背中を見送りながら、この地での草吉さんの思い出が走馬灯のように駆け巡っているのではないか――そんな思いが、私の胸にも静かに流れ込んできました。
釜次さんだけが知るヤムさんの乾パンを焼きたくない理由、それはやはり戦争で大切な仲間を失い生死を彷徨うような地獄を見て来たからなのでしょうね。 「アンパンマン」の中でのジャムおじさんとバタコさんは特別な存在で物語のキーマンとして皆んなを助けていますが、人間のように見えて実は妖精なのですね。 ヤムさんが冒頭で書いていた手紙は乾パンのレシピのようですね。 また、戦争が終わったら戻って来てくれると信じています。
ぶっきらぼうに見えてヤムさんは誰よりも優しい。出征が決まり祝福を受ける豪ちゃんに逃げろといい、のぶの結婚が決まり湧き立つ朝田家の中で一人嵩を心配し、千尋にも金言を授けた。国防婦人会の同調圧力と対比のように描かれていたけど、ついに自由を奪われ風のように消えてしまった。だけど釜じいにだけ語った過去が謎のまま残ってるから必ず再登場はあるでしょう。何よりヤムさん大好きだからまだ見させてほしい！
ヤムおじさんがどんな思いで乾パンを焼いたのかと思うと詳しい過去はわからなくても泣けてしまいますね。昔と変わらない乾パンの作り方を知っていたヤムおじさんと理由を聞いただろう釜じいの表情だけで伝わってくるものがありました。どうすることが一番いいんだろうと昨日から考えていましたが、田舎の小さい町に暮らす浅田家にとっては国に従うしかなく、ヤムおじさんが浅田家を出て行ってしまったのが悔やまれます。戦争を経験した方が、中学生の頃１日中、防空壕を掘らされて食べられるのは、おじや1杯だけでいつもお腹を空かせていたと聞いたことがあり、戦争は勝っても負けても損失でしかなく、1部の人の利益の為でしかない愚かなことだとヤムおじさんが代弁してくれていただけに退場が残念です。戦争が終わってまた晴れやかな、まんまる笑顔を再び見られるといいのですが…。
あんぱんを２カ月観てましたが初めてに近い引っ張り方されましたね。ヤム過去は釜じいだけが知って御免与を去るのですね、切ない週だったなぁ。 ヤムさん釜じいの対話に迫力ありましたね、更に釜じいの人間味が痛い程に伝わりました。
ヤムおじさんの最後の置き土産の乾パン。こうなる事は予想できましたが浅田家を助けた後どこへともなく去っていくヤムおじさんにウルっとしました。 あの小さな乾パンが実際にはどれだけ兵隊に届いたのだろう。届いたとしても大の男たちがあれで腹を満たす事もなく、空腹のまま故郷を思って沢山亡くなったと思うと辛くなった。ヤムおじさんの次の登場を待ちたい。
実際一番優しいと思うのがやむおんちゃん。 愛国心を持ったのぶの言動がどうしても気持ち悪く感じてしまう。時代って言ってしまったらそれまでだけど、あと空気読むというのが感じられない。 やむおんちゃんがどうして銀座のパン屋の事を話したくないのかカンパンを焼きたくないのか、過去に何かあったんじゃないかって思わんのか？って思ってしまう。 でも、釜爺に過去の事を話してカンパンを作りまた旅に出た。旅を出るやむおんちゃんを止めない釜爺の顔、かなり辛い過去を聞いただろう。そう読み取れた今日の話だった。
感情移入もあり、ヤムさんが乾パンを焼かずに朝田家が混乱していく過程で、住む家や窯まで提供してもらって何を我儘言ってるんだと腹ただしい気持ちで観ていました。 ヤムさんの過去に何があったのか今後の展開が気になりますね。
ヤムさん行っちゃった…乾パンのレシピを見て昔のまんまだと言ってたから、過去の戦争に何らかの形で関わっていたんだ プレミアトークで戦後も出ると言ってたから、再登場待ち望んでます
亡くなった母親が戦時中の威張り腐っていた憲兵と町内の婦人会の同調圧力が嫌だったと言っていたのを思い出す話でしたね 戦争が終わって空襲の恐怖と憲兵や婦人会から解放されて嬉しかったと言っていました本当に嫌な時代だったんだと思います この当時の婦人会はPTAや部活での親の負担に変わっただけでこの辺は相変わらずなんでしょうね
引用: https://news.yahoo.co.jp/articles/d8721159deee2fb14eb3696c209f32bdc0c21c41
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