国民民主党の榛葉賀津也幹事長は30日の定例会見で、玉木雄一郎代表が、今後放出が予定される「古古古米」となる2021年の政府備蓄米を「動物のえさ米になるようなもの」と発言し批判を受けていることについて問われ、「玉木は農業の専門家だ。この言葉だけを切り取って問題視したことで、玉木が本当に訴えたかったこの国のコメ農業、生産や流通の安定性をどうするんだという本質論はどこかにいってしまった」と訴えた。 「(えさ米発言という)切り取りだけを見て、全文を拝見されずに(批判を)おっしゃっている方が多いやに見える」と指摘。「言葉の選択は気をつけないといけないが、備蓄期間が過ぎたら家畜用のえさとして放出するのは事実。総理大臣も農水大臣も『えさ米』という言葉を使っている。本当にひどい発言なら、委員会が紛糾するはずだが、委員や農水省の方は何も問題視していない」とも述べた。 当初は、玉木氏の訴えたかったことについて説明していた榛葉氏だったが、会見終盤、ベテラン記者から「理屈の前に、この言葉で気持ちを害した人がいるんだったら、ごめんなさいと。榛葉さん、玉木さんでおわびをした方がいいのではないか。思いやりが足りなかった、というのがないと、まずいのではないか」と指摘を受けると「おっしゃるとおりです」と態度を「軟化」させた。 その上で「あらためて誤解を生む発言、私の脇が甘かった発言について、私から心からおわびを申し上げたい」と述べ、謝罪した。自身が26日の福岡市の街頭演説で「博多の女性はきれいだね。男性は、まぁまぁだね」と発言し批判を受けたことにも、合わせて触れた形になった。 その上で、玉木氏の発言について「フードバンクやこども食堂でも、コメは極端に集まりにくくなっている。その中で、コメだけは安心して食べられる日本でないといけない。玉木にも(記者からの)叱咤(しった)を伝えたいし、私からもおわび申し上げる」と繰り返し、口にした。 玉木氏は28日の衆院農林水産委員会で小泉進次郎農相との質疑で、2021年産の備蓄米について「あと1年たったら動物のえさ米になるようなもの。1年たったら動物のえさになるようなものを『安く売りますよ』と言っても、そりゃ、安く出ますよ」と指摘。「一般の感覚は、ササニシキやコシヒカリ(などのブランド米)をリーズナブルな値段で買いたい。えさ米になるようなものを『安く出てきました』と言っても、本当のニーズではない」と述べ、進次郎氏が進める安価な備蓄米放出がコメ価格全体の安定化につながるのかという趣旨の問題提起をしたが、「えさ米」発言に批判が相次ぎ、釈明に追われる事態となっている。
コメント 10件
経済的事情で今回の備蓄米を買う消費者が玉木代表の発言を見聞きしたら、たとえ切り取りであっても「自分たちが食べているご飯は動物の餌なのか」と、不快な思いをするケースがたくさんあるのではないでしょうか。 委員会が彼の発言によって紛糾しなかったのは、出席者の感性が代表と同程度だっただけの話で、それをして問題発言ではなかったと幹事長が言い張るのは強引だと思います。
玉木氏が農業の専門家であるのなら余計に自分の発言が国民だけではなく農業関係者にも影響を与えた事がなぜ判らないのだろうか。そして、党幹事長ですら「好ましくない発言だった」と認めているのに、玉木氏は長々と弁解をするのではなく、国民や農業関係者への謝罪をすぐに行うべきではないのかな。それにしても、党代表と幹事長は最近世間を騒がしているのが目立つ。総理大臣を目指すとか与党入りを熱望するのは構わないが、もっと慎重さと自分たちの足元を見る事の方が重要なのではないのかな。
勢いがある時ほど失言したりして足元を掬われることになるので気を付けていただきたいですね、期待している政党なので。 しかし支持率の低下はこの程度の失言ではなくて、ガソリーヌ志桜里をはじめとした公認候補だと思いますよ。 特にガソリーヌ志桜里は党の公式見解とは違う発言を早速していたり、議員になったら制御できるのかと既に思ってしまいます。 今からでも遅くないので公認から外すべきですよ、当選同期で玉木さんは仲がいいのでしょうけれど。
発言といい、候補者といい、国民民主は、あと少しだったのに残念なことをしたと思う。 仮に切り取られて報道されていたとしても、切り取られる様な言葉を発しては絶対にいけない、そういう時期に来ていた自覚はなかったのだろうか。 おそらく今までなら見向きもされてこなかったことが、党勢の拡大と選挙が近づいたことがあるかもしれないが、案外マスコミから泳がされてきていただけで、愈々水揚げされ出したのかもしれないな、という印象もありますね。
発言や山尾問題や ちょっと最近どうしたの?と 思ってしまう事が多いですね 森さんのような期待できる若手も おられますから それを率いる御二方は 今一度気を引き締めて頂きたいです あと山尾に関しては 不倫やガソリンなど説明責任を 果たさずに政界や有権者に 後ろ砂をかけて去った人物です これを公認するという事自体が 私個人的には相当残念な気持ちに なってしまいますね いくら参議院比例の制度で 受かる可能性が低いといえど 下位でも受かる可能性がある以上 推薦すべきではないですね 禊ぎは全く果たされていないです
まぁ、正直言い方は捉え側の感性があるので難しいとは思いますが、自分もあはじめに聞いた時には「えっ?」となりましたが、話しの本筋から言ってもそりゃあ安く出せるよなという意図で話されたのでしょう。 国民民主は参議院選挙の候補者擁立の件で分が悪くなっているのもあり、他党からも引きずり下ろすためにワザとことを大きくしようとする意図も感じられます。 しかし、国民は賢いと感じました。 玉木代表の不倫の際には無罪放免のような対応だったのに対し、候補書擁立の件では支持が下がっています。キチンと見て、判断をしているなと思いました。
「コメだけは安心して食べられる日本でないといけない」=だから国民民主党としてどのように改善をしていくのか?政権党の施策に難癖をつけるだけでなく国民民主党としてどのようにして自党が思う改善策を実現出来るようにするのか?口先での批判や難癖は一般人でもできる、批判や難癖をつけるなら弱小政党と言えどもシッカリと解決策を示して現状の問題点を提起すべきではないか。
エサではなく、せめて飼料と言ってもらいたかった。 古くなると、美味しさが減っていくのは仕方ないこと。 そして、あまりにも古いと、人間ではなく、家畜に食べてもらうしかないこと、そんなことはほとんどの国民も理解している。 それでも、これだけ米が高騰して庶民の手に入りにくい状況で、政府がなんとかしょうと努力しているのを、「どうせエサになる米」とはあんまりではないか。 そこの伝え方、言葉のチョイス、玉木氏の発言には思いやりがない。
期間が過ぎれば餌米になるのも、味が落ちるのもみんな百も承知なのよ そのうえで貧乏だから安いなら買おうかって人は大勢いるのよ なのに最近小泉さんが目立ってて焦ってるのは理解できるけど なんか取り合えずちゃちゃ入れてやろうっていう軽いノリで ニヤニヤしながらあえて動物の餌になると強調して きちんと管理されたお米なのにあたかも不味くて食い物にならないような米を 売ろうとしてると印象操作をしたんでしょ この悪意に国民は気づかないと思ったのだろうか
榛葉賀津也幹事長が立憲と組んで選挙に出る・・・これだけでも国民主が保守ではないということの証拠だが今の日本国民は減税党と増税党という部分だけを見て投票するしかない。国民主の立候補者は各業界の組合からの代表者の塊みたいな状態である以上山尾についても拒否はできないのではないか?選挙に勝つにはそれだけの票田と金が要るということだろう。 参議院選は増税党か減税党かだけを見て投票したほうがいい。選挙後立憲は自公連立体制をとる可能性が高いがその結果立憲は消えていくことになる。 今国民主を見限るのは国民にとって自死と同じだとおもう。
引用: https://news.yahoo.co.jp/articles/795714ffe3f4dfe14d7ec68aa3796dd423b131f4
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