社会的に注目を集める「退職代行サービス」。ゴールデンウィーク明けには、新卒社員などから多くの依頼が殺到したと報じられた。「仕事をすぐ辞める“責任感のない若者”」――そんな印象で語られがちな退職代行だが、ハラスメントやメンタル不調で追い詰められた人には文字どおり命綱になるケースもある。 退職代行業者の宣伝的な情報発信を除くと、利用者自身の声は意外と少ない。本連載では、退職代行サービスで会社を辞めてから一定期間が経過した当事者に取材。なぜ退職代行を利用するに至ったのか、その後の人生やキャリアをどのように切り拓いているのか掘り下げる。 ■入社3カ月目で退職代行を利用 「職場を急に辞めるなんて考えられないと思っていました。他の人に迷惑をかけないように引き継ぎをしたいし、最後は挨拶をしたい。でも、退職代行を使わないとどうしようもない状況ってあるんですよね……」 このように語るのは、25歳の瑠奈さんだ。2024年3月に人文学系の大学院を修了した後、大手企業のグループ会社に営業職として就職。約2カ月の研修期間を終え、担当顧客の引き継ぎを始めた入社3カ月目に退職代行を利用して会社を辞めた。現在は出版社で週5のフルタイムでアルバイトをしている。 ジャケットを羽織って取材に応じる瑠奈さんは、質問に対してこちらの目を見ながら回答する。その様子からはしっかりとした社会人という印象を受けた。 なぜ瑠奈さんは新卒3カ月目で退職代行を利用したのか、彼女の歩みを追った。 本連載では、取材にご協力いただける方を募集しています(首都圏にお住まいの場合は対面またはオンライン、首都圏以外の方はオンラインでの取材となります。また仮名での掲載、顔写真撮影なしでも可能で、プライバシーには配慮いたします)。ご協力いただける方はこちらのフォームからご応募ください。 瑠奈さんは、子どもの頃から責任感が強かったそうだ。小学生1年生から習っていたピアノは「向かない」と思いながらも小学6年生まで続け、辞めるときには先生に自らその理由を伝えた。 また、向いていることへの継続力があり、小学1年生のときに習い始めたヒップホップダンスは社会人になった今でも続けている。「自分で決めたことはやり抜こうと思う性格でした」と振り返る。 一方で、納得できない学校の規則に従うことや周りと同じことをするのは苦手だったという。
コメント 10件
人文学系の大学院卒で営業ですか。合ってなかっただけだと思います。3ヶ月なんて社内の人顔と名前もよくわからない。お客さんとの信頼関係なんてゼロ。社内の人間関係が嫌になると言うなら、客も選ぶ様になります。客はもっと我儘ですよ。結局は、合ってない職業にテキトーに進むと続かないって事です。何に興味があってなにがやりたいか日頃からよく考えてないと難しいですね。
新卒で入社して1〜2か月程度なら、引き継ぎなんて気にせず退職したほうがいい。 そのほうが、いろんな意味で双方にとってプラスになる。 会社選びの問題だと思います。 自分の特性に合っていない会社で働いても、ストレスばかりが溜まります。 大企業で自由な社風のところなんて、そう多くはありません。特に、歴史のある古い会社ではなおさら。 まずは自分自身をしっかり分析しては。 そのうえで職場を探さなければ、同じ失敗を繰り返すと思います。 自由な働き方を望むなら、ベンチャー企業などを選ぶのも一つの手でしょう。
会社と上司がハズレ ガチャなのでハズレを引くことはあります 本当は周りに相談、とか選択肢もあるけど、新卒は決められた時間をそこで過ごすだけで精一杯だと想います 誰もサポートしなかったことも辛かったかな 周りの人は見て知ってたはず いまはフルタイムで働いておられるとのこと、良かったです 職歴積むのは大切です
まあ、人間関係で悩むのは、正直これからどの会社で働こうと起こり得ることなので、それだけを理由に辞めるのは勿体ない気もするが、この会社に関しては、飲み会への頻繁な参加(強要とまでいえるかは記事からは読み取れないが、新人だし、半ば強制なのかな?)、その場でのハラスメント的言動からして、無理もないかなという気はする
この記事を読んでいると、対象の女性像について疑問を抱かざるおえない。 子供の頃は自分をしっかり持っていて、それを実行できるように描かれているのに、大学を卒業する頃から何をしたらいいかわからない人になってる。それで、就活開始が遅れて、出版社に入れず、どうするか迷って母の助言で大学院、その後にも何がしたいかわからず、なんとなく営業職に就いたら思ってたのと違った。 ということですかね。 社会を知らない、大学に入ってから成長してないって事ですね。出版社に入りたいなら、入るための努力をしなきゃです。
自分も全く別ジャンルの国立大院卒ですが、同じように軽い気持ちで新卒の営業職にいきました。 結果は全く出ずに速攻戦力外の事務作業中心になり、2年で配置換えでしたね。 配置換えなかったらやめてただろうなー。 btocで売れている営業見てると院卒やら大卒よりも叩き上げで人生波瀾万丈な人の方が多い印象ですね。 客ってほんとに意味わからんやつの方が多いくらいだから、そう言うのと付き合う経験があるかないかの差はでかいんじゃないかなと。
ブラック企業がこの世に存在するのは 働く人達が他の会社を知らずに比較出来ずにブラック企業を自覚していないからです。 私の働いた名古屋の同族老舗書店もそれでした。因みに世襲息子が社員に暴力ふるい覚醒剤で逮捕されて倒産しました。 ブラック企業は低賃金・長時間労働の滅私奉公が大好きですがこの方の会社の様に「訳わからない意味のない研修」も大好きです。 一目も早く手を切るべきです。
大手企業のグループ会社の営業職 新人女性社員をそこに配属させる目的は、取引先の懐柔でしょうね。 記事からもコンパニオン扱いされていることが読み取れる。体型とか、誰かと付き合えとか。それがその会社にとって「必要な女性社員像」なのでしょう。忙しい男性社員の嫁候補。 何の営業か知りませんが、営業系やるなら保険とか女性が多いですよ。年下なのに母ちゃんみたいなこと言ってくる人もいますね。
確かに記事の内容からするとパワハラ・セクハラもあったようですが、自分の身は自分で守らないと…となっても、自分の行動には自分で責任持たないと…って発想には至らないんですよね? 自責と他責を都合良く使い分けている感じ!…まぁ若いから致し方ないのかも知れません。 ただ、今後の事を考えると自責と他責を都合良く使い分ける生き方ってのは、価値観のバックボーン(文字通り背骨)形成にはマイナスだと思います。 真実は一つ!ではありません。 真実も正義も人の数と同じくらいある! その時その時でそれを使い分けていると、背骨がしっかりしてない訳ですから回りからの影響を受けやすくなる! 回りから退職代行使うなんて卑怯だよ!って言われた時、自分のやった事は間違ってなかった!って自信を持って言えない。 結局、そういう人とは居心地が悪いからまた逃げる…そうやってだんだん人間関係や自分の可能性を狭めて行く可能性も…
誰しもほとんどの仕事は合わないですよ。 合わないながらもお金のために耐えて、我慢して、段々理解して、同僚・上司や顧客との繋がりが点から線に、そして面へと広がり、わかることが増え、次第に後輩や部下もでき、そうしてやっと面白みが分かってくる。 好きなこと、やり甲斐を感じること、人のためになることを仕事に、なんて学生さんの妄想です。 それに独身で自分のことだけ考えていれば良い新卒なら、最初の苦難に耐えられる耐性もまだないから辞めてしまうのも仕方ないけど、中年になって家族を持つと、仕事の苦しさより、職を失う恐怖の方が100倍も大きい。 こういう話を聞くと、この人は将来大丈夫なのかな?辞め癖ついてずっと底辺で辛酸を舐める人生にならないかな?と心配になります。
引用: https://news.yahoo.co.jp/articles/e6fea90ed6f68508afeb9d38155c08431c9f9c15
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