小泉進次郎農相が23日、フジテレビ系の情報番組「サン!シャイン」(月~金曜午前8時14分)に生出演。テレビ朝日に続くハシゴで午前9時3分から約10分にわたり、5キロ2000円台の価格を中心に持論を展開した。 スペシャルキャスターでお笑いコンビ、メイプル超合金のカズレーザーが「2000円台が適正価格と考えていくと、今後もこの値段で市場が回るのが適正か。そうなると小規模農家は経営が厳しくなり、より米作りから離れていかないか。減反よりは増産とおっしゃられているのは矛盾ではないか」という趣旨の問いの直後だった。 「矛盾していません」と言い切った。「これは2000円台でずっとというよりも、問題なのは異常な高騰がずっと続くことによって、本来ならお米を選択してくれた消費者、生活者がお米から離れていく」と指摘した。 さらに、「大手のスーパーの中には関税を払ってでも米国からカリフォルニア米を直接買って、それを国産米よりも安く店頭に並べることによってコメを提供しているところがあります。これをずっと続けていけば、結果として国産米離れが起きます。まずはこの異常な高騰に水を差さなければいけない。そのための国の役割として2000円台で備蓄米を流していく」とした。 今後について、「あらゆる資材や物流コストも含めて、デフレからインフレ型の経済になって、一定の価格転嫁が進んで、農家の皆さんの生産コストが上がっているのも事実。今後その適正価格に落ち着かせていくためには、まずこの異常な高騰を1回、抑えなければいけない。世の中の価格からすると平均4200円と言っていますけど、調整しているのは2000円台。1年前は2000円台で当たり前に並んでいたというところをもう一回感じて頂く中で、これからの適正価格はいくらなのかも議論をしながら、農家の皆さんにも安心していただけるようにしたいと思います」と、あくまで価格を下げることを最優先課題としていた。
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生産者の持続可能性を考えた「本質的な適正価格」は現場では3000円〜3500円程度と言われています。 これは消費者が求める価格ではなく、農家をやってもいいと言う人が新たに現れる価格と言い換えられるかもしれません。 今後、物価高や人件費が高騰すればさらに高くする必要があるでしょう。 消費者の求める価格(市場価格)と生産を持続できる価格をしっかりと意識して議論して、このバランスをどうやってとるかだと思います。
価格のコントロールを誰も何もしない野放図なだけが現況では。 一袋のコメが消費者に届く迄の流通も複雑だし、何回の卸売を経なければ届かないのがおかしくないか。 かつての食管法よろしく、国が、生産した農家さんを優遇しても良いくらいだ。価格は適正にしろ、その変わり差額等経済面は強力にした支えするぞとか、農機購入をサポートとか手は有るでしょう。流通に大胆なメスを入れないとダメでは。先ず減反を放棄する事から始めないとカズレーザーさんも小泉さんもない。
備蓄米は、無制限にありません。数量も市場の数10%しかないのですから一時的には、下がりますがいままでの備蓄米のほとんどはJAが購入しもっています。備蓄米が底をついた時は、輸入米にたよるしかありません。瞬間的に2000円台は、あるかもしれませんが元の3000円にものるのではと思います。
この問題の本質は、先進国の中で[30年手取りが増えてない]という事です。 給料増えてないのに、インフレしている事実が発端です。その原因はどこか?を究明しないと、と思います。 単に、米の価格を下げて良しとはなりません。 長期で見た場合いわゆる利権、旧体制の慣例、その上で国民のお金への教育不足、コレらの仕組みを解決していくのが求められていると思います。 そう言った意味では、今の日本人の決定力やスピードが他の先進国に遅れをとっているのは事実かなと。
備蓄米に限った話なのか今後にも影響する話なのか、どっち。今までの安い価格じゃ農家さんは赤字って言ってるよね。備蓄米出荷も国が損するのは考えものだし、生産者、流通業者の意見をもっと引き出さないとダメだな。店頭価格を先に国が決めるのは良くない。
地盤、看板、カバンを親から引き継いて、 それほど苦労せず国会議員になったおぼっちゃま育ちの進次郎氏に色々な立場の人のことを考えて政策を進めることなど期待してはいけない。自民党を見回してみれば、ほとんどが二世議員であることに気づくはずである。 これはどうだろうか、 せめて親の選挙区と同一選挙区からの立候補については規制すべきではないだろうか。自民党では政治家の世襲が当たり前になっているが、政治家の息子が、また政治家になっていくことが本当に良いことなのだろうか。 このような現実に問題意識を持つことが大切な時期に来てるのではないか。
米農家は概算金60キロ玄米、精米54キロで2万円、が損益分岐点だと思う。 精米5キロ換算で1850円、これがどうすれば店頭価格2000円台になるのか聞きたい。 店頭価格2000円台の時代は概算金13000円前後、これは農家が赤字になり、廃業続出。 だったら、輸入米しかない。 高い国産米、安い輸入米、どちらを取るかは消費者次第。 ちなみに、今の米の高騰価格は消費者が市場原理で作ったもの、高くても売れるから値段は高くなる、当然の結果。 消費者を守って農家を潰すか、農家を守って消費者からヒンシュク買うか、二者択一。
消費者目線で今の価格高騰を抑え込もうとする対策はある程度評価出来るかと思う。一方で農家の後継者不足や農地が宅地に変わっていく現状に歯止めをかけないと自給率はまだまだ下がってしまう。
とにかく… 消費者の選択肢を増やす事が大切。 例えば、同じ牛肉でもピンキリ。 安い輸入牛とブランド和牛雌牛なんて 価格が数十倍違う。 流石に米にそこまで価格差は求めないけど 年収億超えの人間と、アルバイト生活者が 同じような「国産コシヒカリ」を食ってる事が問題なんだよ。 その為には米農家が作る米に様々な付加価値を付けて、差を出す事が大切。
今まで上げ続けてきての急沸と違い安定していた値段でのことであり、機械や肥料などが値上り゙している事を考えるとある程度の価格は必要でそれがなければ農家の人は耐えることは難しいと思われる。2000円代ではきついでしょう。
引用: https://news.yahoo.co.jp/articles/e0f8f72ec5e10efa1765ba95eea6601b29df8e94
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